自己紹介

今週のお題「自己紹介」

ハンドルネーム:

ハンドルネームがだいたい「なんて読むかわからない」シリーズの何番煎じかわからない感じの人。 なお「ルッカフォート」と読む、ちなみに造語だ。

ハンドルネームの元ネタはランドリオール(おがきちか著)という漫画。 主人公ではなく主人公の親父が好きだったのとたまたまネトゲでアカウント名を何にするか決めろ!って言われて困ったときに近くにあった&そのときすごい好きだったのでそのまま採用。 スペルがわからなくて困ったのだがイタリアにルッカ地方(lucca)というのがあったのでそれにfortを追加してそのまま登録した。 お菓子のアルフォートと似てるけど別に好きじゃない、ぼくはきのこ派なんだすまないなのび太

趣味:

漫画・ゲーム・アニメ。 好きなアニメは神秘の世界エルハザード無限のリヴァイアスBPS(バトルプログラマーシラセ)、氷菓僕だけがいない街舟を編むユーリ!!! on ICEとかそんな感じ。 萌え系アニメや日常系アニメは苦手傾向が強い。例外もあるけど。

ゲームはディスガイアとかスパロボとかJRPGとか。 特にクロノトリガーとかクロノクロスバハムートラグーンあたりは何度やっても良い。 おっさんなのでチョイスが古いが許せ、あとDQ派ではなくFF派なんだすまんな。

漫画は好きなの多すぎるので特にこれ!というのを3つだけ。 プラネテス惑星のさみだれ、王様たちのヴァイキング。

スポーツだとフットサルとサイクリング、次点で硬式テニス? 長友が現在所属しているインテルが好き、次点でマンチェスター・シティー。 サイクリングはひとりで気ままにいくのが良い。 硬式テニスはまたやり始めたいと思ってる、どっかスクール探そうかな。

最近は家だと読書が捗らないのでカフェ巡りしながら読書に向いている喫茶店やカフェを探してる。 行き着いた先が鴨川デルタにサーモスの水筒に珈琲いれていくなんだけどな。 ラノベも読むし、それ以外の自己啓発系も読む(好んで読むのはほぼない)。 当然だがWebエンジニアなので技術書も読む。 ただ基本ミステリ小説か歴史小説が多い。

書いているもの:

基本的にはただの戯言をあげているだけ。 一応読書履歴としての側面もあるけどあまりはてなブログはそれに適したフォーマットでないとは常々感じているので読書履歴に関しては別の媒体を探してる。 あとは転職・退職エントリ書いたりするとPV稼げるけどそこにしか注目いかないのはつまらないなあと最近思ってる。 やってるゲームのレポートとかをあげるようにしようかどうか迷ってる。

以前までは技術的な投稿をあげようかと思っていたがあまり書かないので勉強会参加した報告だけになってしまって微妙い。

以上、自己紹介終わり。

隣の会社訪問さんしてきた

転職活動の関係で東京に行くことになったのでせっかくなので以前から行こうと思ってたけど行けていなかった友人知人がいる会社を訪問させてもらおうと雑に↓な感じの内容を投げたところあら不思議

とお三方全員からOKをいただいたので会社訪問してきた、やったぜ!!!

…正直なところ1社くらいは「急すぎるから無理だよ><;」ってなると思っていたら全員からOKもらって焦った。 おかげで非常にタイトなスケジュールであまりゆっくりできなかったw もし次回があるならきちんと時間配分して回ろうと思う。

あ、手土産は京都駅で買った生八ツ橋です。 絶対人数分用意できないなって思ったので数は適当に選ばせてもらった。

株式会社mercari

まず午前中はフリマアプリでは独壇場とか言われてるらしいメルカリさんにいってきた。 場所は六本木の六本木ヒルズ。 どうでもいいけどいつも六本木は入り口わからなかったりで迷うのでもっとわかりやすくしろ感ある。

社内の撮影は「基本画面とか写り込まなければOK!うちは性善説でみんなの良心を信じてるからね!」とのこと。カッコいいじゃねえか。

ということで遠慮なく撮影。

メルカリる

Mercari’s office.

メルカリのお土産はシールとボールペン!

ひろーい!

ここでお弁当とかもらえるらしい、裏山

メルカリさんは社内がすごい静かでみんなもくもくと仕事をしている感じが印象に残ってる。 id:mhidaka とはぼくの転職状況だったりとかスタンディングデスクはいいぞ!とか高級椅子ほしいよねーとかそういう話をした。 あ、あとはGo言語はGoogle神が作った箱庭なんだけどそれがいい!みたいな話しをしたりした。 ドリンク飲み放題だったり、MeetUp用にビールが常備されててすごかったw …下戸なのでビール飲めないのがちと残念だったけどな。

とりあえず開発することに専念できそうな環境が整っているし、エンジニアだけじゃなくて働きやすさが追求されてるような印象を受けた。 お昼も社内でお弁当もらえたり、飲み物飲み放題だし、お賃金高いし(想像)もっとお前らお金を社会に還元しろよ感がすごかった。

そういえば手土産の生八ツ橋を目の前で食べたのは id:mhidaka だけだった件について。

株式会社pixiv

毎週開催しているというPixivランチに潜入させてもらった。 こちらはようてんさん(@youten_redo)と無職コンビで乱入させてもらった。 正確にはようてんさんは無職じゃなくて有給消化中らしいけど。

Pixiv サンダー

潜入した

エヴァカラーっぽい机と漫画いっぱいなの裏山。

椎名高志御大の絵馬があるのはさすがに想定外。漫☆画太郎もあったけどあっちはモザイクかけなあといけないので自重。

pixivさんはメルカリさんと一転して全く異なる文化でワイワイガヤガヤという楽しい喧騒に満ちた空間だった。 こんそめさんが「サークルみたいでしょ?」といっていたが部活とか大学のサークルや同人サークルみたいな感じの空気感だった。 pixivランチでいただいたお弁当が美味しかったです!

同じ机にいたエンジニアの方と話す機会があったので自己紹介したりされたりして街中で道を尋ねられたときの地図の話しで盛り上がったり、AndroidやVRな話しをしたりと割りと四方八方に話題が乱れ飛んでいて面白かった。 これでお酒が入ってないというのが恐ろしい…。 社内でインターネット上のアカウント名が普通に通じるあたりがさすが!って感じだったりとか誰に聞いても画像や動画などの開発を個人でしてます!みたいな話しがポンポン飛び交っててレベルの高さを実感しました。

ランチ後にある社内LT兼報告会のようなものにも参加させてもらい福岡オフィスがどんな感じであるとか今後どういう方向性を目指すのかみたいな話しを聞かせてもらった、部外者なのに!

その後こんそめさんに社内を案内してもらい増床したというオフィスも見学させてもらった。 いい意味でオタクらしい雑多な空気感が醸造されている感じで実にぼく好みだったね!

Wantedly株式会社

最後は転職活動でも大いにお世話になっているウォンテッドリーさん。 実は写真を撮り忘れてしまったので1枚しか存在していない、せっかく遊びに行ったのに!

Wantedlyさんにも行ったんだけど写真撮り忘れてこれしかない、残念…南無

お土産あげたと思ったらお土産をいただいていた…なにをいってるのか(ry

ウォンテッドリーさんはメルカリさんほど静かなわけでもなく、かといってpixivさんみたいな騒がしさがあるわけでもないというちょうどその中間だった。 ところで呼び出しが電話とかでなくiPadでいまどき!みたいな感じだったんですがそこに住友さんの名前がなくて担当者呼び出しできなくてちょっと困ったので次回は登録しておいてもらえると助かりますw

ウォンテッドリーさんでは「メルカリさんいってたんですよね、どうでした?」とか「実はウォンテッドリーは…」みたいな裏話っぽいことから技術書典2お疲れ様でした!みたいな話しをしたり、高級住宅街のど真ん中だから高そうだよねーとかお土産にいただいた技術書典2の出品作の説明だったりとか聞いてました。

かなりいろいろなところがオープンな会社なんだなーと感じたのが印象に残ってますね、ぼくの勝手な想像だともっとクローズなところがあるのだろうと思ってたけどそんなことないみたいな話だった。 あとスタートアップやベンチャーの会社さんってだいたいサンフランシスコっぽいいかにもIT!みたいなインテリアにすることが多いんだけどもその中でウォンテッドリーさんはまるでアメリカの家具屋っぽい雰囲気という一風変わったインテリアで配置されていたのがモダンでかっこよかったですね!

まとめ

ってな感じで三者三様ならぬ三社三様な会社文化に触れられて実に堪能出来ました。 どの会社も自分たちのサービスを発展・進化させるためにどうするのか?をとことん突き詰めているなあと言葉の端々から伝わってきました。 それぞれのアプローチは異なるもののみている方向性、進もうとしてる向きというかエネルギーのようなものには奇妙な共通点のようなものを感じました。 その分エンジニアに求められるもののレベルも当然高くなるけどもその分会社が与えるものもレベルの高いものを与えるような環境になっているという良い意味での循環を感じました。

ということで隣の会社訪問さんでした。 この他にもお会いしたい方や訪問したい会社さんもいっぱいあったのですが突発なのとなにぶんあまり時間がなかったので 「うち来てよ!」とか「遊びに来てもいいよ!」とかって会社さんがあれば教えてくだせえ。

夜は短し歩けよ乙女を観てきた

kurokaminootome.com

原作の森見登美彦が好きなので観てきた。 実は同日にGhost in the Shellも観たのだけどぼくとしてはこちらのほうが楽しめた。

最近?人気の星野源さんが主役の先輩の声優ということで当初声優としてどうなんだろうか?と思っていた。 大学生的モラトリアムを拗らせた感じのキャラクターと星野源というキャラクターは比較的あっているようにも思えたがそれと声優としての演技は別物だと考えていたので この点だけは少しだけ不安を感じていた。

だがしかし、実際に映画を観てみると意外と気にならずに映画に没頭できた。 これは黒髪の乙女の声優の花澤香菜さんの演技とも相まっている部分がなきにしもあらずではあるが当初不安を抱いていたほど棒読みでなかった。 むしろ、意外とマッチしていて楽しめた。

個人的にはパンツ番長の声優がお笑い芸人のロバート秋山さんだということを忘れていたのだが最後のスタッフロールをみて思い出してあまりにも自然だったので感心したくらいだ。

久しく原作のほうを読んでいないのでところどころ「あれ?こんな流れだったかな?」とかちらほらと忘れている部分があったが逆にそれが功を奏したのか純粋に楽しめたように思う。 四畳半神話大系有頂天家族のアニメをみたことがある人にはクスリとくるシーンなどもあるのではなかろうか。

森見登美彦は実に京都的な魅力を表現するのがうまいと常々思っていたが映像になると「あ、ここはあそこではないか!」「ここいいよね!」と京都らしい魅力がふんだんに盛り込まれていて良い。 それに加えて軽妙洒脱な語り口、奇想天外なキャラクターや設定、そしてそれらをまとめても違和感を感じさせないストーリー構成。

贔屓目もあるのだろうとは思うが非常に良い映画を堪能させてもらえた。 もし気になってる方は足を運ぶ価値があると思う。

森見登美彦のモラトリアム的な表現(というか拗らせている大学生感)が苦手だというひとはちょっとつらいかもしれないが個人的にはオススメしたい。 実写でいいので「聖なる怠け者の冒険」も映画化してほしいものである。

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」

はてなのお題が記憶に残る「ひとり飯」とのことだったのでふと思い出したのが実家の近くにある中華屋の話しを書いておこうと思う。

ぼくがひとり飯で思い出すといえば実家の近くに昔からある中華屋だろう。 20年以上前からあり、近くにそこそこ大きな大学があることから今のところ潰れる気配はない。 いついってもそこそこ埋まっているし、なにより「安い・早い・うまい」と三拍子揃った町の定食屋としての地位を確立している。

ぼくは今でこそ地元の京都に戻っているが東京で生活していた頃は帰省のたびに行く店の1つとして愛用していた。

決して特別美味しいわけではないし高級感溢れるわけでもない。 安いとは言ったが激安!ということもない。 料理が出てくる早さに関してはすごいものはあると思う、この辺は大学生を相手にしているからだろうと思う。ほとんど料理で待たされたという記憶がない。

いわゆるお袋の味…とは違うのだが小さな頃から食べ慣れた地元の味という感じだ。 ぼくはここの皿うどんが特に好きなのだがこれを食べると地元に帰ってきたのだなとしみじみとする。 そしてそれはひとり飯でしか味わえない充足感なのだ。

家族や友人とわいわいと食卓を囲むのとは違う、しみじみと地元の味を噛みしめる、そんな素晴らしい時間を提供してくれる。 ある意味では母親の料理を食べるよりも地元を意識させてくれるソウルフードと言えるのかもしれない。 京都は東京や大阪などの大都市に比べて時間の流れがゆっくりと流れていく。

変わらないようでいて、少しずつ変わっていく。 そんな時間の流れを感じながら食事を楽しめるのもひとり飯の醍醐味なのかなとふと思った次第である。

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やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

まだ読んでいる途中だが面白いので途中経過を書いておく。

特に面白いと感じたのは以下の2点。

  • 「情熱」と「熱心さ・熱中度」は異なるという考え方
    • 著者がいうには「情熱」と表現するのは間違いかもしれないとある、恐らくその考えは正しい
  • 同じ才能を持った人間を評価する場合に殆どの人間は「努力」ではなく「才能」を評価する傾向にある
    • 同一人物のプロフィールをスタートアップ経営者や投資家に紹介する際に「努力」して現在の能力を手に入れたケースと「才能」によって現在の能力を得たことを説明した場合能力値が全く同じであったとしてもほとんどの人が後者を選択したという話しが面白かった。

まだ序盤しか読んでいないのだがやり抜く力を可視化するための採点表があるなどあって面白い。 またやり抜く力と才能には関連性があるとぼくは考えていたし、著者やその関係者もそう考えていたが実際にはそのような関連性はなかったということが証明されていると言う話だった。

才能がある人間のほうが成功体験が強烈なのでやり抜く力が強いと思っていたが本著ではやり抜く力 = 粘り強さ + 情熱であると説明されている。

成功した人間は誰しもが才能ではなく努力によって成功を納めている…というのは情報が氾濫している現在では当たり前のように語られていると思う。 とはいえ、「頭ではわかっていても理解は出来ない」の典型例だとも感じている。 本著ではその内容に一歩踏み込んだ形となっている。

まだ読んでいる最中だがどうすれば粘り強くなるのか、どうすれば情熱を高い位置で維持できるのかなどのHowToの部分に関しては恐らく今後語られると思うので非常に楽しんで読ませてもらっている。

2017/04/13追記

ようやくのことで読了した。 メモを取った数と文字数が恐らく過去最高になった。

結論からいってしまうと「やり抜く力」を強化する方法に関する内容はかなり曖昧な書き方がされている。 これはまだきちんとした科学的検証を経ていないからだと思うがこれを期待して本著を読むと裏切られたように感じるかもしれない。

ただそれをもって本著を無価値であると断じるのは些か早計だとぼくは思う。 本著は全体を大きく3つのパートにわけて説明をしている。

その中でぼくが特に響いたものを書き出すと↓のようになる。 (以前書いたものと重複していると思うので後々修正するかもしれないし、しないかもしれない。)

  • P.43 同じ能力なら「努力家」よりも「天才」を評価してしまう
  • P.70 才能努力=スキル、スキル努力=達成
    • 達人になるための達成を得るためには努力が2度必要になるという方程式が成り立つ(と著者は結論づけている)
  • P.78 「才能とスキルは別物だとハッキリ認識する必要がある」
    • これは才能があってもスキルがない、あるいはスキルはあるが才能がないなどのケースをきちんと認識するということ。
  • P.80 「ものすごく頑張る」のは「やり抜く力」とは違う
  • P.85 「情熱」≠「夢中・熱中」、情熱は「1つのことにじっくりと長い間取り組む姿勢」であり、精神的な「熱心さ」ではない
  • P.87 「君には人生哲学がありますか?」
    • 「あなたは人生で何をしたいのか?」という意味合いでの問い。これは考えたことがなかった、本著によると大目的がなければいくら中目的や小目的を立てても効果的でないと説明されている。
    • 今までのぼくはずっと中目的や小目的を立てていたことになる。
  • P.92 高い目標を掲げることで短期的には良い気分になれる。しかし長期的には達成できなかった失望感に苛まされることになる。
  • P.95 1.仕事の目標を25個紙に書き出す 2. もっとも重要な目標に5つ丸をつける 3. 丸をつけなかった目標を覚えておき絶対に関わらないようにする
    • このあたりの話しはDeepWorkにも出てきた。選択と集中を意識的に行えということだと理解している。
  • P.133 自分の弱点をはっきりと認識し、それを克服するための努力を繰り返し、何年も続けなければいけない
  • P.180 「意図的な練習」が出来るのは最大1時間で、そのあと必ず休憩を入れる。
    • これまたDeepWorkでも同じことが書かれていた。
  • P.322 「勤勉さ」は練習によって身につけられる
    • 方法は2つあり、自分自身の内側から伸ばす方法と他人や環境によって伸ばしてもらう方法。後者のほうが簡単であり、前者は難しい。
    • 具体的な方法に関しては本著のP.325に書かれている。
  • P.330 文化とは根本的には人々の集団に見られる共通の行動規範や価値観のことだ。言い換えれば、人々が明確な理由をもって「自分たちはこういうやり方でいこう!」という同意のもとに集まるところには独自の文化が存在する。そのような集団を「内集団」と呼ぶ。
    • 例えばサッカーの「レアルマドリード」の選手は自分はただのフットボール選手ではなく「レアルマドリード」だと思っている(実際はアメフトのチームだったがわかりにくいかもと思い変えた。チーム名は適宜自分の脳内で変換してほしい)
    • これは体感的にも非常に理解できる。良い会社で働いていたときぼくはWebエンジニアではなく会社の一部、あるいはそれそのものであるように意識していたように思う。

まとめ

いくつか衝撃的な考えだったり、自身も感じていたことや考えていたことの補強や明文化がされ学びがあった。 具体的に「やり抜く力」を鍛える方法を単純に求めて手に取ったが意外と良かったように思う。 いろいろなことを考えさせてくれるので会社などにおいてあってもいいかもしれない。

あと「粘り強さ」や「情熱」を測るグリッドシートは人事評価や入社対象のかたにやってもらうとどういう人物であるのか?やどういうことを考えているのかのヒントになるんじゃないかと思うので割りとよい指標なように感じた。

WEB+DB PRESS vol.97

読了した。

特に良かったのは以下の3つ。

  • 特集2 MySQL運用最前線
  • 特集3 マネジメント入門
  • PHP大規模開発入門PhpStorm徹底活用

特にMySQL運用運用最前線の第二章、第三章は非常に学びがある内容だった。 さすがは @yoku0825 さんが書き上げたものであると感心しきりだった。 特に第二章のInnoDB徹底活用は知りたいことが期待する以上の密度でわかりやすくまとまっていた。

マネジメント入門に関してはちょうど初めて本格的にマネジメントをし始めたときだったため、タイミング的にも非常に良かった。 惜しむらくはもう少し早く読んでいれば…とも思うが恐らくそうであったとしても結果自体は大きく変わらなかっただろうと思うので ある意味では反省と学びの点でもっともベストなタイミングだったのかもしれない。

PhpStorm徹底活用に関しては今までPhpStormを使っていながら知らなかった機能やショートカットなどを改めて知ることとなった。 使っていて困らないのなら知らなくても良いかと思っていたが思いの外便利そうな機能やショートカットがあることを知ったのでこういう振り返りを行える記事があるというのは助かるなあと思ったりなんかした。

今号は自分が知りたい内容が書かれていたり、タイミング的に知りたいことが書かれていたりと特に良かったという印象が強い。

集中と選択

現在、まさに就職活動中なのだがブログやWantedly上でリモートワークに興味があると書いているせいか、企業側からリモートワークじゃないと駄目ですか?などの質問をいただくことがある。 ぼく個人としては関西圏であれば特段リモートワークに強いこだわりはない。 関東やそれ以外の地域だと引っ越すのがダルい諸々の事情があり可能な限りリモートワークでお願いしたいと考えてはいる。 ただそれもいま現在は…という条件であって将来的に東京に来て欲しいとかは全然OKかなと考えている。

で、なんでこんなことを書いているかというとぼくの中でのリモートワークというものに対する整理をしておこうと考えたからだ。

リモートワークのメリットとはなにか?

これは非常に明確で働く場所に縛られないということだろう。 他にも通勤がない、働く時間の制約が緩いなどなどあるが結局のところ一番はこの働く場所という依存性の解決が一番大きいのではないかと思う。

リモートワークのデメリットとはなにか?

自発的にコミュニケーションを取れないと孤立する。 もしくは成果で判断せざるを得ないため、同じオフィスで働く以上の成果やアウトプットを求められる。 セルフコントロールの求められるレベルが高い(オフィスで働くよりも)

大きな点はこの3つかなと考えている。 これはフリーランスで働いていたという人やリモートワークが可能な会社で働いている人に共通して語られたことなので恐らくそれほど的外れな内容ではないのだろうと思う。 (これ以外にも重要な点があればマサカリWelcomeです!)

リモートワークをどう捉えているのか?

ぼくはリモートワークはあまり良いものだとは考えていない。 同じオフィスで働くほうがコミュニケーションコストは低いし、認識の齟齬なども起きにくいと考えている。 これがタイトルの集中の部分だ。 全ての問題が1点に集中するが故のノイズなどもあるが基本的な効率としてはオフィスに出勤して仕事をするほうが効率が高いのではないかと考えている。

恐らく最初からリモートワークを導入している、あるいは経営層のかなり上のほうがリモートワークを推奨していない限りにおいて 途中から導入して上手くいく企業は少ないのではないかと考えている。 あまり途中でリモートワークを導入してうまくいっているという話しは見かけない気がする。

ただそれでもぼくは思想的にはリモートワーク推進派だ。 それはリモートワークは選択肢だと考えているからだ。 これがタイトルの選択にあたる、言わずもがなだとは思うが。

リモートワークという手段が取れる企業に実際にぼくが就職したとしても恐らくは殆どの場合オフィスに出勤するだろうと思う。 (朝は自宅で作業して昼からオフィスで仕事する…みたいな感じにはなるかもしれないが) ぼくにとってオフィスというのは仕事に専念する場所であり、それだけに専念するというスイッチが入る場所であるからだ。 ただそうはいってもオフィスはノイズが多い。 例えば集中したいときに「電話がなる」「同僚などに声をかけられて思考が中断する」などなどこの辺りは体感的にもわかるのではないかと思う。 集団で働く以上どうしてもこのノイズは一定数入ってくる、仕方のないことだとは思うが歯がゆさも同時に感じることがある。

そういったときに以前からぼくは「精神と時の部屋が欲しい」と言ってきた。 似たようなことは多くの人が感じたことがあるだろうと思う、ただこの問題は基本的に解決することがあまりない。 集中するための部屋を用意してくれるような余力のある企業でないと難しいからだ。

ところがもしリモートワークが可能ならどうだろうか? どこか邪魔の入らないスペースに移動して作業に専念すればいいだけだ、瑣末事に心を煩わされることがない(とはいえないと思うが頻度は激減すると考えている)

この辺の感覚はDeepWorkでも少し触れていたので万国共通なのだろうと思う。 また仕事をする以外のさまざまなノイズを遠ざけられるというのも大きな要因かなと思っている、特に通勤電車とか。 仕事をする前に人混みのもみくちゃにされて精神を疲弊してそれだけで帰りたいと思わされる、そのような事態を避けることが出来る。 DeepWorkに集中することができる状態を維持することが出来るのではないかと考えている。

良いことばかりではないし、自分がリモートワークに向いているかどうかは正直なところ自信がない。 だがしかし、日本は災害大国だし将来的にもリモートワークはより普及していくと思う。 そこにはいろいろな試行錯誤があるだろうと思う。 オフィスで集中して働くことがなくなるとは思わない、ただ将来的にコミュニケーションとコラボレーションの技術躍進によってリモートワークはより進化していくとぼくは考えている。

つまるところリモートワークは手段であって、それが使えるという選択があることが重要なのだと考えている。 というような考えを持っているということを書き出しておくので面接のときにいちいち聞かれなくなるといいなーという気持ちでいっぱいです。

同じことを説明するのは非常に面倒だ。 別々の企業ならそれも仕方ないかなと思うけど1次面接、2次面接と進んだ際に同じ企業内で同じ説明しないといけないのは端的に言って面倒以外のなにものでもないし、自動化したいという気持ちに駆られることが多々ある。