会社で新卒の面接に何度か参加させてもらってかつて専門学校生だったボクにどういうアドバイスをするだろうか?
みたいなことをふと思うことがあったので洗い出してみた。
専門学校に通っていた時のボクに今現在曲がりなりにもプログラム書いて給料もらってるボクがどう助言するか?ということで書いてるんだけども
プログラマを目指してる就活生や今の職業をやめて専門学校や大学に入り直してリトライしたい人の参考になればいいなくらいの気持ちで書いた。
そして多分そういう人はほとんどこのブログに辿り着くことはないだろうことも想定の範疇だ、就活生頑張れ。
勉強会に参加しろ
- 専門学校という閉じた環境でベストとされるやり方以外も学んでおくことで知識の幅が広がる
- 世の中にどれくらい素晴らしくて恐ろしいプログラマやソフトウェアエンジニアがいるのかなどを早期に知ることで自分の強みや弱みに向き合える…かもしれない
- 自分になにがあって何が足りないのかってのは学校の中にいるとわかりにくいので外に出るべき
- 学校のカリキュラム通りにやってると生徒同士での差がつきにくい、自分の強みや弱みというのは外部に出ることで鮮明になったように感じる。
- 勉強会に参加するようになってから自分がどういう分野の技術に興味を持っているのかなどを自覚するようになったので当時特徴なんて特にねえよ!と嘆いてた過去のボクに是非ともおすすめしたい。
- ボクは近視眼的な思考に凝り固まりやすいので色んな人の話が聞ける場をもっと作っておけば就職時の選択肢が自分が考えているよりも大きく広がる
- 手当たり次第に受けるとかそういうこととはまた別でこういう方向性もありなんだ!みたいな考えになった。
勉強会で発表しろ
- どんなつまらないことでもいいので発表すべき
- これは面接なんかでも生きてくる技術だと今にして思う。
- どういうことが足りないのか?というのは発表する側にならないと意外とわからなかったりする
- 誰にどう伝えるのか、どうやれば伝わるのかというのは自己PRや履歴書の各項目を書く際にも有効な気がする
- どんなつまらないことでもいいので発表すべき
自分とは異なる年齢層の勉強会に参加しろ
- これは最初の勉強会に参加しろと若干かぶるのだけど学生だけだとどうしても知識の幅が狭かったりする
- 狭いというよりは実務レベルでのバッドノウハウなどはやはり仕事でやっているからこそという部分があったりする
- 異なる年齢の集まる勉強会に参加することで大人に対して無用な緊張感を持つのを軽減することが出来る…少なくとも今のボクはそうなったので過去のボクもそうなる素養があるはず。
- あと就活するときに人脈があると就活の効率が飛躍的に楽になる。
- どういう会社か、どういうことをやってるのかなどの働いてる人の生の声が聞けるのはメチャクチャでかい。
- あと紹介してくれてるとコネという下駄がはける場合がある(会社と紹介してくれた人によるが…)
- これは最初の勉強会に参加しろと若干かぶるのだけど学生だけだとどうしても知識の幅が狭かったりする
ぶっちゃけ年齢よりもやる気
- 大学中退して専門学校に行ったが大学を卒業してから専門学校に行っても特に問題なかったと思う。
- 中途半端に辞めるよりはやりきったほうが後悔は少なくてすむ
- とはいえあのタイミングで辞めたのはある意味で良かった、先生や専門学校の時の友達との縁は非常に自分にとって価値のあるものだったと思ってる。
- 1年早くても1年遅くてもダメだったと思うのでコレに関しては±0かなと思ってる。
- やる気があるのはみんな同じなのでどうそれを伝えるのか、どうすれば伝わるのかを常々考えておくべき。
- 私は○○だと考えているので☓☓です!みたいな定型文じゃなくて自分の言葉でこれだ!って言えるものを見つけておかないとその他大勢でFAになってしまう
- 大学中退して専門学校に行ったが大学を卒業してから専門学校に行っても特に問題なかったと思う。
やったこと・やれなかったことをブログでもなんでもいいのでまとめる
- 推測するな、計測しろの法則。
- 自分はなにをどれだけやったか、やれてないかの見える化
新卒就職できなくてもぶっちゃけどうとでもなる
- ニートから起業するやつもいる時代なんだからぶっちゃけ就職活動が上手く行かなければ実家に帰って来年も就活すればいい
- 今年中に決めないと!みたいな焦りがあると碌な就職が出来ないのでとりあえず就活すっかくらいのノリでいけ。
- なめてるわけじゃなくて重く受け止める必要がないということ、どうせどうしても気に食わないことがあれば転職すればいいんだし。
新聞奨学生だったけど自慢にならんのでPRするのやめろ
- 寝てないアピールくらいにしかならないのでブラック企業ほど評価するが一般的なところだと加点は少ないように感じた。
- しんどかったし、忍耐があるというふうに捉えてもらえるかもしれんがそれよりは技術力を磨いてその点をPR出来るようにするほうが正しい。
新卒の面接をしてると元々の性格も多少影響してるんだろうけども外部の勉強会に参加するような意識の高い学生は割りと緊張せずに自分の言葉で語ってきてる。
それに比べて当時のボクはどっかで聞いたことあるような台本を延々話してたなぁと痛感する。
当たり前だけどもそんな内容が面接官の印象に残るわけもなく、面接してる側も熱意はあるんだろうけども全然伝わらないなぁということになってしまい双方ともにおいしくない。非常にもったいないと毎回面接官やってて思う。
突飛な発言したり意識高い系の発言すればいいってわけじゃないけど朗読会じゃないんだから自分の言葉で自分の思いを語れるようには最低限なっておかないとまぁ時間の無駄だ。
だいたいこんな感じか。
新卒時の就活と転職時の就活だと後者のほうが圧倒的に気軽なのはなんでなんだろうなぁ…。
当たり前だがプログラマやソフトウェアエンジニアは常に学んでいかないと戦力外通告な世界なので昔取った杵柄で楽しようとか考えてるなら別の職についたほうが良い。