おうさまのみみはロバのみみ

ネット上での木の洞

「インターンを雇って失敗した」について

件の社長?のエントリ

インターンを雇って失敗した話

先週話題になっていた某社のインターン採用して失敗した!という話しを一通りみて思うところがあったのでメモとして残しておこうと思う。
詳細というかまとめに関しては「インターン 雇う 失敗した」あたりのキーワードを入れてググればきっと素敵なまとめ()が見つかることだろう。

ぼくは件の社長こと佐野恭平氏という方を寡聞にして知らないので出来るだけニュートラルな状態で読もうと心がけたつもりだ。
この件かなり好意的に見てみれば
経営者としてインターンに期待したことやそれに対するインターン側のコミットメントが少なかったことなど
完全に経営者が悪いとは言えない点がなくはない。
とはいえぼくが最初に感じたのは

インターンを雇って失敗した話 | MTRL BLOG.TOKYO

色々ツッコミどころはあるんだけどまず何よりもこの人の下では働けないなと感じた。

2016/05/11 23:40
b.hatena.ne.jp

ということだし、またそれ以上でもそれ以下でもなかった。

実際にインターンと経営者では見ている視点や感じている事柄が異なるなんてことは多々あるだろうし
それはなにもインターンとか関係なく社員とだって起こり得るとは思う。
こういうことを書くのは正直いかがなものかとは思うが正直な気持ちなのだろうとかなり好意的に解釈してはいたのだ。

少なくともこのエントリを見るまでは…。

インターン側のエントリ

「インターン」ですがなにか?

インターンとして失敗例になってしまった話

恐らくは実際にインターンの子たちに書かせた文章ではないのだろうと思う。
もし仮に本人に書かせていたとしたら辞める事前に書かせていたのだろうか、それとも辞めてから書かせたのだろうか?
どちらにしてもヤバさしか感じない。
そしてどちらのエントリからも宗教のようなヤバさを感じる、まだ政治家の汚職の際に秘書が「全て私がやりました」と発言することのほうが清々しいとすら感じる。

批判は散々されているだろうし、ぼくも内心「何だこのクソ野郎はっ!」と思うところはあるが本題ではないので割愛する。

本題なのはこの社長の何が駄目だったのか?である。
ぼくが思うにこの社長は失敗する、ということにあまりに不寛容だったのではないかと思う。

学生というのは非常に貴重な時間だと社会に出てからつくづく痛感する。
それは何故かというと「失敗することが公に認められているからだ」
もちろん社会人にだって失敗はあるし、それらを責められることはあっても許されないということはないと思う (一部そういう職業やそういうタイミングというのは存在するが)
ただ学生はその失敗した経験をより多く、また広い範囲で積むことが出来る期間だと考えられないだろうか?

今回の件を通してボク自身のインターンという制度を通じて学生というものを再度見直すきっかけになった。

また件のエントリでこのようなくだりがある。

どれだけ現場を経験させても、会議に参加させても、一向に企画は出てこなかった。発言もなかった。出席していても参加していない会議。発言の機会は与え、発言しやすい空気を作り努力はしたけど、ブレストがろくにできたことは一度もない。

だがしかし考えて欲しい。
確かに現場を経験させることは重要だろう、会議に参加させるのも良い。
問題はここだ、「発言しやすい空気を作り努力はしたけど、ブレストがろくにできたことは一度もない。」

これってまさしくインターンの子らが努力はしたけど結果を出せなかったことと同じじゃないの?
そしてそれは発言しやすい空気を作る努力だけで終わっていたのではないの?だからブレストも出来なかったんじゃないの??
それに最後に「MTRLでインターンをすることで自分にとってのメリットを見出せる人に限り面接をしたいと思います。」とあるけどこの会社の強みってどこなの???
全てが他人任せのようにぼくには感じられるし、そのように受け取れる文章だとしか思えなかった。

反省したとあるけどもこれって何も反省できてないじゃないか、と。
変化に強い社会や会社にはある共通項があるらしい。
それは立場の弱い人間の意見をまずやらせてみることだという。

有名な言葉で「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ」というものがある。
まずインターンに変革させることを期待する前に自分たちが変えていこう!とするのが大事なのではないかと強く感じた。

そしてこのことを我が身に振り返って他人に問題を転嫁していないか改めて考えることが出来たのでその点だけはこのエントリに感謝を述べたい。

それはそれとしてエントリのいくつかを読ませてもらったがこの会社のライターというのはなんなのだろうか?
写真の画像を貼っつけて多少の文章をくっつけていればいいのならぼくのinstagramもメディアとして売り出せるのだがそんな薄っぺらさが今風の良さなのだろうか?

ぼくには全く理解できないが同じような髪型、顔などを集めてイケメンなどと自称しているのは傍から見ていて寒々しいものを感じる。
インターンのアウトプットも大概なのかもしれないが薄っぺらいエントリばかり並んでいて非常に理解に苦しむ。
もっと重厚な文章を書かれてはいかがか?…とりあえずぼくが読むことは金輪際ないだろうけども。