Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 舘岡守,今井智明,永淵恭子,間瀬哲也,三浦悟,柳瀬任章
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回は実際に写経というか手を動かしながらやったわけではなくて 網羅的にどういう機能がありそれらを触りながら覚える前に一通り目を通して理解するのが目的だったため 実際にインスタンスを立ててゴニョゴニョしたりはしていない。
元々目次を読んだ段階で期待はしていたが大まかなAWSの機能などを知ることが出来たので目的としては達成できた気がする。 ただ予想を超えるような驚きはなかった。 せいぜいが「AWSというサービスはまさしく金の弾丸で殴るサービスを地で行くのだな」と感じたことくらいだろうか。
その代わりAWSという巨人に乗っかれるのでその分のお布施だと考えれば安くないがべらぼうに高いわけでもないのかなという印象だ。
中身に関してはAWSに詳しくないもののおおよそ漠然とどういうことができるのか?が把握できるようなものに仕上がっていると思う。
実際のブラウザ上でどこを操作するのか?やaws-cli
を使用する際のコマンド入力の内容やそこで表示された項目の説明など必要十分な情報と密度が兼ね備えている。
というわけで実践はしていないけど入門用としては十分な内容になっていることと思う。 ぼくの使いみちとしては個人開発でサーバーサイドをRailsで行おうと考えていて、そのインフラ部分をAWSで構成しようと思っている。 そのときに必要な機能を使いたいときに辞書のようにペラペラ捲って確認する書籍として手元においておこうかなという感じだろうか。
AWSを業務で一部のみしか使っていない、AWSは知っているが使ったことがない人向けの書籍だと思われる。 業務でバリバリに使っている場合はもっと詳細に書かれた書籍かAWSに詳しいかたのブログを読んだほうがいいんじゃないかと思う。