信頼は仕事でしか得られない

副業先の人に「本業のチームがいまいち上手く回ってない感じがしてるんですけどなんでですかね?」みたいな話しを 1on1のようなものを開いてもらった際にこぼしたところ

「それはきみ、もしくはチームメンバーに対する信頼が築けていないからだ。そして信頼は仕事の中でしか生まれない」

というようなアドバイスをもらいました。

「うおお!なんか知らんがカッコいい!」となったんですが、この言葉が実はとある本の受け売りだということがその後、発覚しました。

そこで紹介してもらったのが以前ブログで感想を書いた「リモートチームでうまくいく」です。 元々気にはなっていたので即書店にいって購入、ついでに「納品をなくせばうまくいく」もあわせて購入しました。

その中で件の文脈が登場するのは 「飲みニケーション」で育むことが出来るのは「懇親」であって「信頼」ではない、というニュアンスでの登場の仕方をします。

もともとの話の流れとしては「リモートワークだと飲み会とか気軽に出来ないよね」という課題に対して 書籍内では「飲み会だけでは信頼関係は築けない。あと飲みニケーションに頼ったマネジメントは危険」と返しています。

これが実にぼくの中で得心がいって最近気に入っており、非常に良い言葉だと感じたのでタイトルに持ってきました。 実際にはそのままズバリな書き方はされていないので副業先の相談相手の言葉を選ぶセンスが良かったのだろうと思っています。

今ぼくが所属するチームではさまざまな課題が山積みになっています。 メンバーのことを人格的に嫌いというわけではないが、不信感や不満感をぼく自身が持っていて言語化出来ずに忸怩たる思いだったのですが これはつまり「ぼくがメンバーに対して信頼をしていない」ということなのだとわかりました。

確かに言われてみれば仕事上の関わりも薄く、技術的な話しや相談をすることも稀(プロダクト固有の知識や作法は別)だったり あまり件のメンバーが技術に対してポジティブというか積極的でなかったことなどから信頼をしていないのだと 改めて考え直してみたところ、実にしっくりときました。

今はまだメンバーとのこの信頼関係の改善は行えていないのですが、今の状態のままでいいとはぼく自身も考えていないので 少しづつ仕事を通して信頼関係を築いていこうと思っています。

相手が信頼しているかどうかはわからないですが、まずは自分が信頼関係を構築して信頼するところから始めようと思っています。

特にオチはないのでこれで終わりです。