発端
リモートワークを使う人の記事じゃなく、ボトルアップでリモートワークを導入した人の記事があるといいなぁ。
— ケイタ@羽川さんP (@fmty) 2015, 12月 8
@lucca0show @scrapbuild いくつかの条件をブログにかこうず!
— ケイタ@羽川さんP (@fmty) 2015, 12月 9
というTweetを見て↑って返したらブログを書くことになったでござるの巻。
まとめ
先に結論というかまとめ。
- 会社所有のアカウント情報問題が片付かないとリモートワークは無理。
- 特権階級は極力作らない。
- そもそも論は意味がないけど会社として採用するのに必要なコストパフォーマンスの検討は重要課題
- リモートワーク駄目っぽいので次は時短勤務推しでいってみる。
超絶重要課題!!!
三十路になってた、おめでとう俺。
そしてさよなら坊主、こんにちわ魔法使い。
#ジョブチェンジ
— るっか和尚 (@lucca0show) 2015, 12月 9
この記事書いてる間に0x1E
歳になってました、おめでとうおめでとう!
というわけで誕生日プレゼントのKampa!を貼っておきますね、ペタペタ。
15円からカンパ出来るので広い心でチャリンチャリンしてくれると泣いて喜びます!
いくつかの条件
前提
まずうちの会社の状態を説明しないとどうしていくつかの条件をクリア出来ないのか理解されないと思うので説明します。
- 開発者に支給される会社PCはMac mini
- それ以外の部署はWindowsのデスクトップPC
- スマートフォンアプリ開発はUnityをメインで使ってる(少なくとも今現在は)
- Unity Pro使ってる…らしい
- 一応気象災害などで出社が難しいときは自宅作業でもOKという社内ルールは存在する
- 一部の人だけ特殊な事情があるため常時リモートワークしてたりはします。
会社所有のアカウント情報
↑であげているようにうちはUnity Proを使って開発してるんだけどもこれがかなりネックになってたりします、というかこの問題が解決しないうちはうちの会社ではリモートワークは無理なんじゃないかと思ってます。
それくらいこの問題がリモートワークの参入障壁としてヘビーになってる。
どういうことかというと会社PCがMacBookAir/MacBookProな会社さんなら使ってる環境やアカウントがそのままなので問題なく作業が出来るんですがうちの会社はそうではないので難しいという話しです。
ボクはUnityのライセンス関係や管理方法に詳しくないのであくまで上司からの伝達でしか知らないんですけども
サーバサイドのエンジニアがリモートワークするのは正直なところ今すぐにでも行えるわけなのですが
スマートフォンアプリ開発をするフロントエンドエンジニアがリモートワークを行おうとした際に
このUnity Proのライセンスの扱いが難しいのです。
政治的、心情的な理由を除けば
「私物PCでUnity Proを使うための許諾管理機能や管理者がそれらをハンドリング可能な管理画面が用意されている」
がUnityから提供されていれば恐らく明日からでもリモートワークを行うことは可能だと思います。
というのも以前四半期ごとに行う査定面談の際にリモートワークがしたい旨を上司に伝えたところ、↑の問題が解決されないと難しいと言われたからです。
ボク個人としては働き方っていうのはもっと選択肢というかオプションが存在しているべきでその上でどれを選ぶのか?というのは社員の自由意思の元選択できるべきだと考えてます。
(新卒や新入社員でもいきなりリモートワークさせるのか?とか諸々の問題や制度的なものはあると思いますが選択出来る制度として存在しているべきという話しです。)
デザイナーさんだとPhotoShopやMaya、AfterEffectなどなどの2D/3D関連のツール、プランナーさんだとMicrosoft Office関連(うちはOffice使ってる、Google Appsは試したけど諸事情あって駄目だったとのこと)で似たような問題が発生するのかなと。
あと個人的には信じがたいし、最近は減ったと思うけども
自宅にPCがないという猛者もいたりなんかする。
その場合PCを買わせるのか、それとも買ってあげるのか?みたいな問題も出てくる。
実際に今までに働いた会社に何人か存在した、PCやタブレット、スマートフォンを何台も所有しているボクとは住む世界が違う感ある。
特権階級問題
うちの会社は役員の思想として「出来るだけface2face出来る職場を目指しています。」
チャットやメール、クラウドなシステムを駆使することでリモートワークをすることが可能な世の中にはなったけどもやっぱり顔を突き合わせることっていうのは重要だよね!というのがそれなのです。
正直なところボクの思想とは若干食い違いが発生する部分もあるのですがこれに関してはボクも理解しているため会社としてその姿勢を打ち立てている以上異論があるわけじゃないです。
会社所有のアカウント情報の問題で指摘されている分野の社員はリモートワークするのが(弊社では!)難しいのですが
「その人たちにはリモートワークを諦めてもらって、ボクだちだけで運用しよう!」とは行かないわけです。これは当然の流れだと思います。
これが社員数が4桁とか5桁とかいってるような会社だと逆に大丈夫なのかもしれないですが
(特に外資系はこのイメージ強いですがテレアポとそれ以外みたいなケースでもいける気はします)
うちの会社は社員数が急激に増えたとは言え、せいぜい50名(2年前のX'masに東京きたときはボクを含めてこの1/10名だった)いるかいないかくらいだと思いますので
一部の社員だけが使えてしまうという特権階級が出来てしまうと不公平感
が出てしまいます。
特権階級を持つに値する理由があればまだ納得もいくと思いますが部署間で使用できるできないだとこの不満を解消するのは難しいのかなと。
(そうしなくては業務に差し障りがある場合は別、例えば緊急メンテに入らないといけないような状況になる、もしくはそういう場合が想定されるとか)
もちろん例外もあって
- 親が要介護認定で自宅から離れられない or 親の介護が必要でその自宅が会社から遠い(東京に出るのに新幹線が必要なレベル)とか
- お子さんが生まれて間もないなどの理由(育児するためや妻の育児をサポートするためなど)
- 持病で自宅←→会社間、もしくは会社で働くのが困難な条件が存在する
- うちの場合だと足の怪我で出社するための歩行が困難(雨天時に危険とか諸々)な方がいてその方は週の何割かを自宅作業していたみたいです(又聞きだけど)
みたいな誰が聞いても「それなら仕方ない」となるだけの大義名分があればうちの会社でもリモートワークを行っている人はいるみたいです。
そもそも論
確認したことがないので完全推測ですけどもリモートワーク推進派が恐らくボクしかいない説。(もしかしたら他にも数人くらいはいるかも。)
リモートワークができたら楽だなーという層はいるかもしれないですが、じゃあそのために何かしらの行動をしよう!みたいなモチベーションを持っている人があまりいなさそうなんですよね。
需要がボク一人ならボク一人のためにリモートワークが出来るように全社的に取り組むのはコストパフォーマンスが悪いと上層部が考えても仕方ないかなと思います。
もし本当にそうならボクのためだけにするのはちょっと無理筋かなとボク自身も思います。
だってボクがリモートワークやりたい理由って
- 通勤のコストが無駄
- 自転車通勤してるけどその往復2時間でもっといろんなことを学習時間に当てたい。
- 海外に語学留学したい、でも転職したいわけでも休職したいわけでもない。
- 超絶わがまま論。うるせえやりたいもんはやりてえんだよ!
- ちょっと田舎、そこそこ都会で暮らしたい。
- 超絶わがまま論2。京都と東京は経験したので鎌倉とか理想。もしくは九州方面行くとか沖縄行くとか北海道や東北、中越あたりも良い気がする。
- 短期的なら台湾や香港あたりでも可。
- 超絶わがまま論2。京都と東京は経験したので鎌倉とか理想。もしくは九州方面行くとか沖縄行くとか北海道や東北、中越あたりも良い気がする。
というどれもボク自身のわがままでしかない理由なのでそのためだけに全社的に制度変えるだけの熱量があるとはボクも思わない。
このわがままを踏まえてそこに副次的なメリットを会社として見出したとかなら別だけど。
比較的わがままが多い優秀なエンジニアの会社の福祉として投資するとかな!
リモートワークの参入障壁の結論
その他にもセキュリティーをどう担保するかなどの問題はあると思いますが一番の障壁となっていると感じているのは↑の3つになるのかなと考えられます。
リモートワークが駄目なら時短勤務をすればいいじゃない!
ものすごくたまたまだったんですがボクは以前から体調がおかしいこともあってかかりつけ医に紹介してもらった大学病院で今日検査をしてもらってました。
検査が終わり、若干のトラブルが発生したものの会社になんとか出社したのが15時だったわけです。
重役出勤どころの話しではないわけですがここでは割愛します。
ちなみにトラブルはこれ↓
ヤバい、ミスった。
これ逆方向やんけ。
— るっか和尚 (@lucca0show) 2015, 12月 9
しかも急行っていうオチ付き。
— るっか和尚 (@lucca0show) 2015, 12月 9
うーん、トラブルっていうか自爆なだけなんだ。すまない。
閑話休題、閑話休題。
大事なことなので二回言いました、大事なのでついでに太字で強調しておきました。
それでですね、何が言いたいかというと今日の作業なんですがすごい集中してタスクの消化ができたんですね。
うちの会社は10時19時なので15時から定時の19時までだと4時間しかない、しかも事前に遅れるということで申請していたのが午前休だったため1時間の遅刻状態なわけです。(↑がなければ多分遅刻状態にならなかった説)
なので遅刻状態を加味して20時を定時としようと思って仕事をしていたら本当にあっと言う間に時間が過ぎていて
しかも今日中にやることとしてTODO設定していたタスクの消化ボーダーラインをなんとかクリアすることが出来ました。パチパチパチ!
何故そうなったのか?に関しては多分こうなのかな?という考えはあるんですがそれが正しいのかわからないですし継続した場合にどうなるのかわからないので時短勤務してる、もしくはしていた人に聞いてみたいです。
時短勤務以外いいのかも知れない、たまたま今日昼から出社だったのだけど仕事したった充実感ある状態で定時迎えたし。
— るっか和尚 (@lucca0show) 2015, 12月 9
問題は満足感は時短勤務のほうがあるけど業務的にはもうちょっと進めておきたいみたいな感じになりそうだなってことか。
— るっか和尚 (@lucca0show) 2015, 12月 9
若干追い立てられる感はあるかもしれないんですが、意外と業務的には回りそうだなというのが個人的な感想です。
そもそも8時間という時間は人を縛り付ける制約としては長すぎるのではないかと思った次第。
案外6時間くらいが「ダラっとして仕事してる時間 + 集中して作業してる時間」の足し算のバランスが取れているのかもしれない。
つまり残り2時間は蛇足なわけだ。
というわけで次回の査定面談のときはリモートワーク難しいなら時短勤務を選択できるようにしてほしいと提案してみようと思う。
最近GMが結婚したりデザイナーさんにお子さん生まれたりしてるので採用される余地は十分にあると思う。
あとはどれだけボクの熱意でゴリ押し出来るかどうかが問題だ。
少なくとも役員会の議題としてはあげてくれてるみたい(少なくともリモートワークの件は。)なので時短勤務も最低でも検討だけはしてくれるだろう。
それでも駄目なら諦めるしかない、どうしてもやりたいなら転職するしかないだろうな。
(今の会社、かなり気に入ってるので転職する気はサラサラないが。)
うひょー、このブログ書いてたら1時間くらい経ってしまった。
@fmty 氏においてはこれを踏まえたエントリを期待しているとお伝えしておきます。