以前のエントリでもちょっと触れたがタイトルのコンサート自体はどうだったのか欠片も触れずにうがあああああっと勢いだけで件の内容を書いてしまったので反省して別枠にて記す。
前提
- 響け!ユーフォニアムを知っている(アニメ、原作どちらでも可、出来ればアニメが望ましい)
あると良いとされる知識
- 冷徹の鬼灯を知っている
- のだめカンタービレを知っている
ダウナー状態だったので取った写真は↓だけ。
ざっくりとした感想
定期演奏会と題しているんだからきっと第2回もあると非常に期待している。
次回の公演がいつなのかわからないが今度は恐らく京都公演で聞くことになると思うので
東京公演聞いた人と違いについて語ってみたい。
とにかく、楽しかったし次回もあるものと楽しみにしてます。
関係者各位〜(人∀・)タノム
雑感リスト
まずはざっくりと強く記憶に焼き付いてることを箇条書き(順不同)で上げていこうと思う。
ちなみに色々書いているが基本的には満足した上でこう感じたとか、こう思ったという程度の雑感。
特に何かを批判したりあげつらう意図はないです。
もったいない
チケットを購入するタイミングが結構遅かったので2階席の端になってしまった、良い公演だったので勿体なかった。
迫力不足
2階の端っこだからなのか環境設備的なものか、はたまた楽団の技術レベルの問題なのかはさっぱりわからないのだが
たまに聞きに行くクラシックのコンサートと違って音圧とでもいえばいいのか
お腹のそこに響くようなビリビリした音の波のようなものを感じられず少々迫力不足に感じた。
1階席にいた人でそんなことなかったよ!って声があれば多分場所の問題。
フニクリ・フニクラ
フニクリ・フニクラいい曲だよね、ぼくも数あるユーフォの曲の中でもかなり好きな曲の上位に食い込んできます。
ところがフニクリ・フニクラの演奏を聞いたときに脳内で「鬼〜のぱんつは良いパンツ、強いぞ〜強いぞ〜」という冷徹の鬼灯に出てきた唄が茄子ボイスで再生されてしまった。
原曲は非常に格好いい曲なのに脳内が大変残念なことになってしまったのでフニクリ・フニクラにあんな歌詞をつけた作詞家(作曲家?)は猛省して欲しい。
っていうかなんで鬼のパンツの唄なんて作ったのか小一時間問い詰めたい、絶対もっとかっこいい曲に出来たやろ!
難易度が高いらしい
ぼくは音楽が詳しいわけでは全く無いのだけどそれでも演奏の最中、ところどころ「あ、今ここの音が外れたな」とかわかってしまった。
今回の演奏を担当された大和田雅洋指揮者曰く、ユーフォの原曲はかなり難易度が高いらしいのでそのせいかなと。
(三日月の舞以外でもちょこちょこ見受けられたので全体的に難曲なのかもしれない。)
そして半年に一回くらいでクラシックのコンサートを聞いていたのだけどもプロの凄さを垣間見た気がした。
プロはやはりすごい
6、7年前に一度だけかなり無理をしてニューヨークフィルハーモニーの公演を聞いたことがあったのだが
そのときはCD音源のように一部のズレもない演奏を聞いて
「なんかよくわからんが迫力があってすごかった、でもチケット代クソ高かったな」
という感想しかなかったのを今更めちゃくちゃ後悔している。
当時一番安いC席で1.4万円くらい(1.5万はいかなかったはず)、一番高いのが3万円くらいだったと記憶。ぼくはもちろんC席だったが。
(同じ頃に東京フィルハーモニーのチケットが4、5000円くらいだったと思うので如何に高額かわかるだろうと思う。それになによりも怖いのがこのレベルの公演になると上のランクから完売していくのだ、一度ウィーン・フィルハーモニーのチケットをみたらSS席とかいうものがあって即座に完売になりお金持ちっているところにはいるんだなと思ったものだ。)
あとクラシックに詳しくないので原曲に対する理解度が低かったのもあると思う、仮に音が外れてても気づかなかったんじゃなかろうか。
逆にユーフォの曲はOSTを仕事中にBGM代わりに聞いていたり、家でもたびたびかけていたりしたので理解度が高い状態だったとは思う(演奏出来るとかそういうレベルでは全くないが)
ともあれ、わかりやすいところだとユーフォとトランペットの合奏のように素人でも「あ、外れた…」とか「高音でてないな…」となるような箇所が散逸された。
むしろ途中あれだけズレてしまったのを軌道修正したことに驚いたくらいだ。
演奏者にとっては悪夢のようなことだろうとは思いつつも、そういったことがわかるということにちょっとした嬉しさというか間違い探しを探すような面白みを感じていた。
性格が悪いのは言われなくても知っている。
音に酔う
アニメのユーフォ1期を見たことがある人はわかるのだが滝先生が来る前の「暴れん坊将軍のテーマ」と「海兵隊」を思い出して欲しい。
アニメでは「なんですかこれ…?」と吹奏楽部じゃないぼくですらも胃が痛くなって、冷や汗が出るような絶対零度の台詞で演奏を中断していたけれど
これを吹奏楽団が1曲丸々通すという悲劇を目の当たりにしてしまい、思わず「あぁ、のだめカンタービレにこんなシーンあったなぁ。千秋もマルレオケの初回公演はこんな気持だったのかな。確かにコレは音に酔うという形容が実によく当てはまる…」とか考えてしまいました。
あとで調べたら音に酔うはマルレ時代じゃなかった、まだ音大生時代のときだったがどうにも言い得て妙だなと変なところで感心してしまったので訂正せずに押し通します。
下手くそ
↑の件の絡みなのだが、わざと下手くその真似をすることで調子が狂ったりしないものなのだろうか?と演奏中ずっと気になってしょうがなかった。
声優の寿美菜子(田中あすか役)さんが「私たちの場合わざと下手に歌って〜」というようなことを言っていたがぼくには出来そうもない技術でなんというかどうやって実現しているのだろうか?と演奏の酷さ(わざととはいえ!)からついつい考えることで逃避してしまった。
チューバくんかわいい
最初壇上にいたチューバくんがいて会場中の目線を独り占めしてた酷い。可愛いけどあざとい。
アニメのキャラがどこにいるか探してしまう
演奏中に「トランペットがあそこだから麗奈があそこで、あすか先輩があそこにいるということはその隣が久美子なわけで…あぁあそこはOPのサックス吹いてた女子が〜」とかアニメ映像と実際の演奏の位置を見ながら妄想するのが捗った、楽しい。
拍手しそうになる
演奏者の移動が毎曲ごとに発生するためクラシックのコンサートよりも待ち時間が長く(といっても普通であれば気にならないくらい短いのだと思う)つい拍手しそうになる。
近くの客の臭いがちょっとつらい
会場近くにある銀杏並木のどこかで銀杏の実を踏んづけたのか異様に銀杏臭かった。
途中の15分休憩後に帰ってきたらそうでもなかったのでどこかで落としてきたかなにかしたんだろう。
ちょっとつらかったとだけ書いておく。
キラキラ星がコンサートホールで聴けるのはユーフォ定期公演だけ!
もしかするとピアノを習ってる子供向けの発表会とかならあるのかもしれないけど
プロ・アマ問わず大人の演奏者の公演会でキラキラ星の合奏を聞く機会は恐らくこの公演以外ないんじゃないかな。
アツかった
そもそも当日の気温が暑かった。
その上で会場内も多少クーラーがかかっていたとはいえ暑かったのでフェイスタオル持っていけばよかったとちょっと思ったりなんかした。
テンポ速くない?
気の所為なのかそうでないのか定かでないのだが、どうにも全体的な演奏のテンポがユーフォのOSTよりも若干速いように感じた。
機械のように正確にやれ!とかは思わないんだけどもこの曲のこの部分はもっと溜めてたと思うんだけど割りとさっさと終わらせちゃった?という気がしたので妙に気になった。
どっちがいいとか悪いとかはぼくには判断付かないし、そこに関する評価は特にないかな。
プログラム完売!
開場前に物販コーナー行ってなかったので公演後にプログラムとトートバッグを買いにいったらプログラムだけ売り切れてた。
仕方ないのでトートバッグとファイル(楽譜とか挟めるやつ)を購入したが
元々そのままでプログラムを持ち歩きたくないからトートバッグ買ったのであってその段階で買う必要が一切なくなってしまっていたことにあとで気づいた。
それならポロシャツかパーカー買えばよかった感ある。
1部と2部でそれぞれプログラム(というかグッズ全般?)の数が調整されていたらしく2部があるからまだ大丈夫だろーとか軽く考えていたのは失敗だった。
気づかなかった
友人に「髪の毛が伸びていたので気づかなかった」と言われたが恐らくそれだけではないはず。
確かに髪の毛も引っ越しの準備やらなんやらで忙しく切りに行けてないため伸びていたが
それよりも今現在自分史上最重量を更新してしまっているので多分以前あったときと人相とか顎周りの肉付きの良さがダンチだったはず。
…次回会うときまでに痩せておきます。
TRUEは長身
視力のあまりよくないぼくが遠くから観測した感じ、長身なモデル体型っぽくみえて赤のドレスがよく似合ってた。
あと赤い衣装がエロス。
サンフェス曲がやっぱりいい!
アニメのサンフェスで演奏される3曲(the fairest of the Fair March、フニクリ・フニクラ、ライディーン)がカッチョ良い。
ユーフォのOSTの中でもお気に入りの楽曲なのでめっちゃテンション上がってうずうずした。
手拍子
一期OPのDREAM SOLISTERを演奏していたときサビのところのリズムに合わせて手拍子したくて仕方なかった。
やはり…
多分だけど私の記憶が確かならばDREAM SOLISTERの演奏はmovie ver.だった!
…と思います、間違ってたら恥ずかしい////
リズム
前の人が両手の指を叩き合わせてリズムを取ってたけどその気持がめっちゃわかってアレ。
ぼくは靴の中で足の指を上げ下げしてリズム取ってました。
ホール
今回の定期演奏会の京都公演は京都・宇治市文化センター(作中に登場)で行ったとのことだが
次回は是非とも京都コンサートホールでどうか1つお願いします!!!
痛車
最早、恒例行事感あるけどもやはりというべきかコンサートホールの駐車場にとっても目立つユーフォの痛車が複数台あり、異彩を放っていた。
写真を撮りたかったが持ち主が誰かわからなかったり、そもそもそのときお腹の調子が悪かったりしたので撮らずに退散した。
痛車を見かけることはもう珍しくなくなったように思うけど(気の所為?)痛車の中に乗ったことはないので一度乗ってみたいなと思いましたまる
幻聴
至る所で緑輝(サファイア)川島の声が聴こえるような気がした。
完全に気のせいだがなんか謎のそういう雰囲気めいたものがある。
相変わらずいいキャラしてる。
立華編
会場内のそこかしこ…とまでは言わないけどもちらほらと立華編もTVでやってほしいという声が聴こえてきて個人的には劇場版上下編でやってくれって思いました。
まとめてないまとめ
ユーフォ2期のアニメも佳境に入ってラストスパートまで一直線だ!みたいな感じで盛り上がってきたので毎週毎週がめちゃんこ楽しみです。
原作読破済みですでにおおよその結末がわかっていたとしても毎週毎週どう心をえぐってくるんだろうかとワクワクハラハラしながら楽しみにしてます!
あぁあとこれは前々から思っていたんだけども今回の公演を聞いてやっぱり楽器ができるっていいなと改めて思った。
スポーツはどうしても寿命みたいなものが付きまとってしまう、如何に生涯スポーツだといっても過去と同じには出来ないのはわかりきった話だろう。
ところが楽器は(ぼくが知る限りにおいて)そのようなことはなく、一生モノの技術であり趣味になり得るものなのだと感心した。
今すぐというわけにはいかないが近い将来ヤマハなどが運営している音楽教室でアルトサックスかバリトンサックスを習ってみたいな。
まずはやっぱりキラキラ星を吹けるように練習しないといけないですかね。