なんのこっちゃとなったかた、京アジャ・ビブリオバトルに参加しませんか?というお誘いでございます。 詳細は↓
ビブリオバトルとはなんぞや?という方もいると思う。 ぼく自身も名前をとあるライトノベルで知り、図書館にいった際にたまたま同時期に目にしたため覚えていたくらいだ。 ジャンルとしては非常にマイナーなものだと思う、読書好きな方などにとっては噴飯モノかも知れないが。 (ビブリオバトルというものを知るきっかけになったライトノベルがこちら↓)
ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌 (電撃文庫)
- 作者: 峰守ひろかず,三上延,おかだアンミツ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: 文庫
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とまれ、名前は知っているがどんなものかわからない…connpassみてるとどうやらROM専でもいいらしいということで参加してきた。 すでに過去何回かされているらしいが知名度が低いので今回京アジャとタイアップ?協力のもとビブリオバトルを開催した、という経緯のよう。
ビブリオバトルの公式サイトがあってこのレギュレーションに基本従っているのだそう。
結論:
ビブリオバトルめっちゃ楽しい。 これは定期的にやっていきたくなる面白さがある。
ビブリオバトル推し本紹介
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 作者: エリン・メイヤー,田岡恵,樋口武志
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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生活する地域や国、人種などなどコンテキストの違いはどうしたって存在していてそれを理解するためにどうするのか? ひいてはそれが他人を評価することに繋がるという点で紹介された推し本。
元々気になっていていつか読む本リストには登録されていたが優先順位が後回しになっていたので思い切ってその場でポチッとな!した。
- 作者: Roy Osherove,島田浩二
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/05/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今年読んだベスト推し本と言われて思いついたのがこれだった。 次点で「リモートチームでうまくいく」を上げるつもりだったがこれによって自分の中の考え方や価値観が大きく変わったと思っているので上げさせてもらった。 あとはてなブログに書いたらぷち炎上したといったらその場でブログを公開されて公開処刑されたうえでコメントまで表示されてうわああああああってなった。 うまく本の魅力が伝えられなかった(元々ROM専のつもりだった)ので次回があればその辺「なにがよいと感じたか」「どうしてそう感じたのか」あたりを理路整然と伝えられるようになりたい。 この辺は発表者とかの場数、経験値が不足しているように感じたのでやっていき。
- 作者: 井手直行
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: 単行本
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コンビニやスーパーでも見かけることが多いので知ってる人もいると思うが有名なよなよなエールのお話し。 2000年代初頭の地ビールブームからよなよなエールが世に出るまでに経験してきたチームビルディングのお話しがメイン。 ぼくたちとは異業種ながら抱えている問題や解決していく手法が興味をそそられる。
なお今回のビブリオバトルのチャンプ本でもある。
- 作者: ダグ・ローゼンバーグ,マット・ステファン
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: Kindle版
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少々古い本ではある、という前置きから始まったが個人的に非常に気になっている本。 良いお値段がする本ながら「DDDやOOPなどで最初の取っ掛かりで詰まったときの助けとなる1冊」という言葉に心が惹かれた。 設計やコーディングはやはり古い書籍のため若干のレガシーさは否めないそうだが、それまでの思想的な部分などは今でも最前線で活きるレベルの良さらしいので気になっている。
Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本
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実際にいま会社で読書会をしているとして紹介された推し本。 ライティングやカメラが主体になりがちな初心者向けUnity本においてゲームを作るというのはどういうことか?が書かれていて非常に良い、とのこと。
なお最新版はこちら
Unityの教科書 Unity 2017完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: 単行本
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なによりも驚いたのは実際にこの推し本を読んで開発したアプリを紹介されたこと。 やっていきの精神がすごい!
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一時期すごいWeb界隈などで話題になったDeepLearning本。 ノンプログラマーがゼロから作ることを目指して書かれた本…だそうだがノンプログラマーがこれ読んでDeepLearningを学ぶのはかなりハードルが高いんじゃないか?とのこと、デスヨネー。 行列や微分積分などの高等数学を思い出す必要はあるが機械学習とはなんぞや?を手元にあるPCで基礎から学ぶことが出来る1冊とのこと。 個人的にも気にはなってたけど「でもどうせ難しいのでしょう?」と斜に構えていたがそうでもないらしいので購入予定。
- 作者: デビッドストレイカー,David Straker,富沢昇
- 出版社/メーカー: エスアイビーアクセス
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 2回
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こちらも古い本ではあるがポストイットを使ってFOGに物事を分割して問題を本当に意味あるものへ分割していく手法を学べる…推し本。 個人的に今日紹介されたなかでどれがベストブックか選べと言われたら非常に悩ましいがこの本をぼくは推す。 それくらい気になった1冊、残念ながら昔の本であり在庫も少ないらしい。
- 作者: 崎田ミナ,福永伴子
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2017/01/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実はぼくも持っていて毎朝ではないが出来るだけやるように心がけている推し本。 Twitterで一時期すごい話題になったので画像をみれば「あーこれか!」となるひとも多いと思う。 ヨガというよりはストレッチの紹介が主にされているが徐々にこのストレッチが最終的にこのヨガのポーズに繋がる…みたいな話しがあったり ストレッチやヨガってそんなに頑張らなくてもいいんだぞ!みたいなゆるい雰囲気を出しているので継続しやすい感じがGood。 気分転換や眠気覚ましによいらしい。
場外乱闘編:
- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: 単行本
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- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/08
- メディア: 単行本
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つい最近「人類と小麦」みたいな画像まとめがTwitterで上げられていたので紹介するのをやめたというもの。 個人的には読み物として読んでみたい、面白そう。
℃りけい。 コミック 1-7巻セット (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: わだぺん。
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: コミック
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内容はいわゆる日常ものらしいがかなり濃い理系ネタが笑いどころに上げられているらしく中々チャレンジングな漫画。 あまり知っているひとがいないらしいがもっと広まってほしいとのことで紹介、なお完結済みらしい。
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/12/04
- メディア: Kindle版
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エラスティックリーダーシップがかぶったら紹介しようと思っていたやつ。 漫画紹介していいんだったらぼくはこれ紹介するつもりでしたって言おうとしたらブルージャイアント面白いよね!と先に言われてしまいくやしー!!!ってなったとかならなかったとか。 題材がジャズなんだけどもとにかく中弛みすることが本当にない、素晴らしい漫画。 マンガ大賞は絶対こっちのほうが受賞すべきだったとキモオタぶりを遺憾なく発揮しておいた。
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: コルク
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: Kindle版
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妹にブルージャイアントをオススメしたんですよ、という会話の流れから子供に株のことを覚えるのにいい教材として読ませているらしいと紹介。 ネタ的なものはいくつかネット上でバズったので知っているが実はきちんと読んでない。 今度読んでみたいと思います。
まとめ:
「ビブリオバトルは名前しか知らない、よくわからんイベント」、知り合いも id:daiksy さんしか知らないという状況だったが非常に楽しめた。 もともとROM専でみんなの発表を聞くだけにしようと思っていたが「俺の推し本はこれだ!」というアツい思いが溢れてしまった結果2番手で発表することになっていた。 どうしてこうなった…感が否めないが逆にそれが良かったのかもしれない。
ビブリオバトル終了後の雑談でも「王様達のヴァイキングと響けユーフォニアム!を読むとなんかこのままじゃダメだ!ってなってやっていきの精神が芽生える」といったところ笑いが起こったけどぼくのやる気バロメータが枯渇したときのカンフル剤は割りとマジで王様達のヴァイキングとユーフォニアムだったりします。
なんかこう「このままじゃダメだ、もっとうまくならないと!!!」みたいな焦燥感にかられて積みタスクや積ん読消化する意欲がモリモリ湧いてくるんですよね。
とまあこんな感じでビブリオバトルというか単に「俺の好きな推し本を喰らえ!!!」というアツい思いを投げたり投げられたりという感ではあったのですが 自分が興味を持たない、あるいは知ることが難しそうな推し本がいくつもあって楽しいだけじゃない、非常に有益な時間を過ごせました。
今回の件で積ん読がまたしても増えてしまったので次回ビブリオバトルに参加する際に「これが俺の今回の推し本だ!」って言えるように積ん読消化と新たな推し本を探していこうな!って気持ちになりました。
反省点としては推し本紹介するときにアフィリエイトリンクを渡しておくとお小遣いがチャリンチャリンするのでいいというのと、 紹介する推し本の紹介の仕方が下手過ぎた(元々説明が苦手)ので次回は推し本を軽くでいいのでパラパラ読んでおくのと「どこがいい」のかを簡潔に伝えられるよう少しトーク内容を考えたほうがいいかもしれない。
やっていくぞ!