Rails Developer Meetup 2017

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ハッシュタグは #railsdm

過去何度か大阪会場で参加しているrailsdmに久しぶりに参加してきました。 2017年最後の〆に相応しい豪華登壇者のかたがたと濃ゆい内容から初心者に刺さる内容まで多岐に渡っていたのではないかなーと思ってます。 ちなみにぼくはRails初心者なので割りと得るものがあったなーという感じです。 特に一番最初の「レールの伸ばし方」 by 前島 真一@willnetさんのやつとか。

感想:

通常こういうイベントは東京で開催されると他地域では参加できなくて指をくわえるしかないのですが railsdmは過去何度か参加させてもらったのですが大阪サテライト会場にGoogle Hangoutで中継されるので非常に助かっております。 会場を提供していただいているAimingさんには毎度感謝の念しかありません、ありがたや。

今回特にすごいな!と思ったのはセッションの中身…ではなくて運営スタッフによるタイムスケジュール管理の完璧さです。 ほぼ遅延することなく、予定時間通りに進行して古強者感をヒシヒシと感じていました。 もちろんセッションの中身も良かったですよ!

個人的MVP:

個人的に本日の登壇者のかたからMVPを選ぶとしたら誰かな〜と帰りに考えていたので発表しておきます。

セッション部門:

株式会社ソニックガーデン 伊藤 淳一 氏のRails ♥ SQL

受賞理由: 賛否両論ありそうな議題の提案と対応の仕方、実務に近いコードをどう対応するかが想像出来る余地を残しつつ議論出来る余地もあってメモ取るよりもコードみながら頭のなかで「ぼくならこうするああする」「これはどう対応するんだ?」と主に思考方面にCPUを割り振ってました。 Twitter上の反応などもみていると賛否両論あったり別角度からの意見もあって初心者なぼくには「そんなアプローチがあったのか!」と目から鱗な思いでした。 コードをみるだけではわからないが実務でありがちなことということ。 そして何よりも本日最も得るものが大きく多かったと感じたため勝手にMVPを送らせていただきますドンドンパフパフ〜♪

LT部門:

セッション部門は割りとハッキリ「今日の一番はこれだな!」と感じたんですがLTはめちゃくちゃ難しかった。 どうしてもLTという特性上時間に限りがあるので濃縮圧縮された情報になってしまうので突出して良い!と感じにくい土壌があったので非常に悩ましい。

悩んだ末に↓を選びました。

株式会社Gunosy 榎本 敏丸 氏の「Railsでまだ消耗しているの?」 ─僕らがRailsで戦い続ける理由─

受賞理由: ぼくは今までPHPerで最近、というか今年になってからRailsのイベントに参加するようになったりRailsで簡単なアプリを自分で作ってみたりしている。 そういう意味で「何故ぼくらはRailsを使うという判断をしたのか?」という根源的な問いを突き詰めていたこのLTは個人的に一番刺さったかなと思ったから。 他のLTも甲乙つけがたいものが沢山あって非常に悩んだのだけど「一番印象に残ったLTはなにか?」と言われたらこのLTかなと感じたので選ばせていただきました。 特にお気に入りなのが「Railsって遅いよね?」というネガティブフィードバックに対して「処理系の速さと開発の速さは別」という切り返しがスマートでカッコいいな!と感じました。 確かに処理系の速さを求めるところでRailsを選択するのはそもそもその俎上に上げるやつがどうかしてるのであってRailsどうこうの問題ではないし、なによりも開発の速さこそRailsが誇る持ち味の1つなんだから比較対象がそもそもずれてるな!と気づきました。 ISUCONでRails選択せずにGo選択したりNodeJS使うという選択をするのは正しい判断であって、Railsを頑なに使うのはただの思考停止だなといろいろ考えてしまったので特に印象に残っているのかも。

ネガティブフィードバック:

とまあ良いことばかり書いているんですが95%くらいはいいことだったんですがとはいえ改善してくれると嬉しいなーというフィードバックもあるのでそれも紹介しておきます。 個人的には解消は難しいと思ってるものばかり。

  • 東京会場の騒音(環境音?)がノイズだった
    • ものすごくうるさいわけではないが(一部消防車の音など例外あり)ちょいちょい登壇者の声のボリュームが小さいと聞き取れないことがあったのが残念
    • ただ窓を閉じると空気が薄い…みたいな話もあったので空気は大事、騒音よりも大事だぞ!って思ってるので改善されたら嬉しいくらいのものです。渋谷らしいし仕方ない。
  • Google Hangoutの音声品質があまりよくない?
    • リモート中継枠のためだと思うんですがrailsdmで毎回いってる気がするが音声品質悪いので聞き取りにくい
    • 最初は機材の問題かと思っていたがどうもソフトウェア側の問題なきがする、Google頑張れ。
  • 東京会場と大阪会場の会場の雰囲気に温度差がある
    • 会場のストリームも資料の配信とは別で流して欲しい、でも映されたくないとかで絶対問題になる現実的解答でない。
    • 大阪会場で拍手がまばらだったりとか質疑応答がしにくい空気感を感じることがあるので何かしらの善処はしてくれると嬉しい
  • アンケートが各セッション&LT毎だったので書いたあとでTwitterで「アンケートはこちら!」というのを見かけると「あれ?これ書いたっけ?」みたいな感じで不安になる
    • うまい方法を思いつかないのだけど記入済みのものはなにかしらのチェックされてるされてない的なものが欲しい
  • 懇親会(大阪会場)あるって思ってなかったので別の予定いれてしまった
    • 懇親会あるのってどこか情報あったかなー?なかったとしたら次回からは懇親会あるかもよくらいの情報はのせてほしいなって。
    • せっかくのRailsエンジニアの方々との交流する機会を逸してしまったのマジもったいなかった。

以上! どのセッション&LTも楽しかったし学びがあって良かったです。 2018年のやつは…参加したいができるんだろうか? とりあえず全32セッションは狂気の沙汰だなと思ってます、運営スタッフ大変そう(こなみかん