遅めの夏休みをいただいたので前々から行きたかった故宮博物院展に行ってきた。
やっぱり中国は蓄積してきたものの長さと国力が凄まじいですね。
個人的に良かったのは山水画の赤壁図巻と刺繍で表現された絵画がお気に入り。
日本の山水画とは異なる感じがしますが、情景が彷彿とされる絵ばかりでマジマジと見入ってしまいました。
刺繍はもうなんていうか伝えたいことはいくらでもあるんだけど多分見てもらったほうが早いのでもし今週末お暇なら見に行くといいんじゃないかな!
故宮博物院で有名というと翠玉白菜だと思うんですが展示期間を過ぎていたため見れませんでした…知ってたけどね。
翠玉白菜は台湾に行ったときの楽しみにとっておきたいと思います。
(ただ個人的にはああいう俗っぽいのよりもドヤ顔ロンリネスな技巧派な刺繍だったり透かし彫りのほうが好みなんですけども)
あーあと焼き物はやはりすごいですね。
お宝探偵団とかで中島某先生が「みてください、ここの部分がすごいんですよ!」とか言ってたのが脳内再生されました。
(あと展示品の説明がお宝探偵団のナレーションで再生された……)
光のあたり具合なんかもあるんでしょうが、素人目にみて明らかに既成品やちょっと値の張る程度の焼き物とは異なるものを感じました。
あれはテレビや写真だけでは伝わらないと思うので見て感じてほしいなぁ。
白磁や青磁に詳しくないけどありゃすげえわ。
その草葉の陰で何人職人が泣いたのやら。
不満点があるとすれば……土産物コーナーの物販がなんていうかコレじゃない感満載で結局故宮博物院展とは全く関係ないもの買って帰っちゃいました。
もうちょいなんかあっただろ、あれ。