「ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略」 を読んだ。

TL;DR

表題の通りなので感想とかを書いていく。

全体の評価

まず全体の感想として、この本はこれから就職する人や転職を検討している人ほど手にとってほしいなと読んでいて素直に感じた。 インターネット上で公開されているよくある「転職したほうが給与が上がるバグ」は何故起こるのかについて論理的に解説しているところからこの本は始まる。

いわゆる「受験のゲーム戦略を理解していないものは努力の方向性を間違えている」に近いものがあると思っていて、そういった転職市場の力学を理解しているかどうかで「転職したほうがいいのか」「転職するにはどういう情報が必要か」「転職する前にやっておいたほうがいいことはなにか」をインプットすることができる。 この「転職するときに〜」は「就職するときに〜」に置き換えが可能だと思う。そういう意味で学生のうちに読んでおくとレバレッジが効くんじゃないかな。 フォーカスしているのがITエンジニア、つまりソフトウェアエンジニアの業界にフォーカスしているので全ての業種で通じるわけではないと思う。 ソフトウェアエンジニアの転職市場は売り手市場なので、この前提が崩れるとまた少し事情が変わってくる部分があると思う、ただまあしばらく(多分10年くらい)はこの状況は続くんじゃないかと思う、しらんけど。

今日書いたけど、学生が就活やインターンで悩んでいるようなことは社会人になっても悩むので、事前にインプットを仕入れているかどうかはかなり大きな差になると個人的には感じた。

luccafort.hatenablog.com

一方で、就職したらこの知識はレバレッジが効かないか?と言われるとそういうこともなく、普通に今後転職する際のどのような履歴書が書類選考に通るのか、採用者はどういった観点をみているのか、そのためにどういう準備を転職前にしておくといいのかについて書かれている。 時間が変わることで変化する部分もあると思うが、根底の市場における力学は簡単には変わらないので、1冊読むだけで数年、あるいは10年使える知識がインプットできるなら安いものではないかなと思う。

余談だけど、「おい、」シリーズを読んだ人にオススメ

たまたまだと思うんだけど、読んでいる際に以下のブログが話題になっていたので、これらの記事に共感や思いがある人は手にとってみてもいいんじゃないかと思う。 個人的な感想ですが、「おい、辞めるな」よりも「おい、辞めないなら頑張れ」のほうが好きです。

syu-m-5151.hatenablog.com

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個人的によかった章やコラム

個人的によかったコラムや章を紹介していく。

第1章 「儲かるプログラミング言語」に踊らされないで

まず、第1章の最後のコラムが良かった。 学生や未経験者からソフトウェアエンジニアを目指すときによく言われることの1つに「どの言語を学ぶといいですか?」というものがある。 どの言語を学ぶといいか?でいうと言語そのものよりもその言語がどう動くのか、何故アプリケーションはこのような作りになるのか、このアーキテクチャにすると何が嬉しくて、代わりに何を犠牲にしているのか、データとアルゴリズムの関係性はどうかということのほうが重要じゃないかな〜と思う。

コラムで書かれていた以下の一文が全てだな〜と思ったので気になった人はぜひ手にとって読んでみよう。あと気に入ったら買うといいぞ。会社の図書費とかで買える場合はそれを使うと実質無料。

給料が上がる技術を調べるのではなく、スキルの高いITエンジニアたちが、今何を学んでいるかに注目することをおすすめします。

第2章 6つの能力のレベル定義

このレベルの定義が正しい正しくないという話ではないんだけど、インターネット上だと「つよつよエンジニア」とかいう思考を放棄したような表現がよく使われているが、ぼくはこの表現がクソほど気に食わないのでこの章で定義されているレベル感は多少のブレはあるかもしれないけど大枠でいい線をいっているように感じました。 「つよつよエンジニアになりたい」と言ってる人たちが本当にそれを目指しているか、そのためにどういう能力を埋めていくといいかキャリアパスがわかりやすい図と一緒に解説されているので「つよつよエンジニアになりたい」という人がいたら是非読んでほしいと思う。 多分キャリアとか方向性とかレベル感や自分に足りない要素とかをざっくり俯瞰できるんじゃないかと思う。

第3章 受託開発・自社サービス・事業会社・SES・ITコンサルの違い

ぼくは基本、受託開発と自社サービス、事業会社での経験しかない。 ないんだけど、カジュアル面談とかイベントで「どういう業種にいけばいいですか?」などの質問されることがある。

これからは「ここの章を読め!その上でお前がいいと思ったところに話を聞きに行け!!」と言えるようになったので便利。あと自分の中でも事業会社と自社サービスはあまり区別できていなかったな〜という発見があった。どっちも自社サービスだと思ってたよガハハ。

第4章 年代別のキャリア戦略

4章は個人的に一読しておいたほうがいいと思っていて、自分もそうだし周りのエンジニアの人たちをみているとやはり各世代がインクリメントされるときというのは大きな転職のターニングポイントのイベントが発生しやすいように感じている。 ぼくはちょうど昨年40歳になったので、第4章の「40代〜:仕事の終わりを意識し、何を残すかを考え始める時期」というタイトルをみて「あ、そうか。そろそろ労働のゴールを意識し始める時期なのか」という意識していない自覚を促されたのでめっちゃ良かったです。 ここの章だけでも読んでおくといいんじゃないかと思う。

第8章 魅力的な職歴を書くためのポイント

ここも第8章 職務経歴書を書く、全部を読んでほしいと書こうと思っていたんだけど、特にこれがいいな〜と思ったのでここに書き残しておく。 初めて転職する人で、他人の職務経歴書を眺める人はそれほど多くないだろうと思う。 ありがちな問題として、ただ情報の羅列を書いてしまうことがある。ぼくもそう。

だけど、読む側の視点に立って考えるとその情報をインプットされたとしても、選考するのに必要な解像度としてはあまりにも荒い状態に陥ってしまう。 書かれているべき構成から書けない場合、どのようにするといいかを助言してもらえているので、転職する人は読んでおくといいんじゃないかと思う。 転職すると書いたけど、これは学生が提出する履歴書でも同様の問題が就活時に発生すると思っていて、これを意識するだけで書類選考率がちょっとは上がるんじゃないかと思う。 就活も転職も正直、くっそだるいのでみんな頑張れ。

第12章 転職後の最初の一歩

転職事情について書いた書籍で「退職エントリー」に言及しているのを始めてみた。 ぼくはお気持ち表明クソ野郎なのでよほど鬱憤が溜まっていなければ書くんだけど(書かないときは公開できないくらい鬱憤が溜まっているということの証左でもある)、書く場合の注意点や入社エントリーに関してもこれくらいに書くとよい……というサジェストがあるので書いたことがない人にとってわかりやすくていいんじゃないかと思う。

この章で発生した発見の1つに「クイックウィン」がある。 というのもかつて似たようなことをnoteの記事に書いていたんだけど「これに名前がついていたのか?!」っていう新鮮な驚きがあったんですよね。

note.com

世の中の大体の概念には名前がついていて便利ですね。

さいごに

元々この書籍をみたときに煽り文(というのかな?)に「年収800万円と1000万円を分ける壁!」みたいなことが書かれていた気がするんだけど「いやいやまずその給与を支払うだけの組織じゃないと能力があっても払えないってだけでしょ?」と軽い気持ちで目次を見たところ「これは思った以上に面白そうだぞ?」と思ったので紙書籍は会社のオフィスに、電子書籍は自分の端末に……という2冊購入したんだけどその価値はあったんじゃないかな〜って思ってるし、読みやすくわかりやすい文章で隙間時間にちょこちょこ読み進めるだけで「わかる〜」ってなりながら読み進められた。

著者である赤川さんとはインターネット上でちょいちょい交流してもらっているから手にとってみたというのが正直なところだが買ってよかったなと思っている。 就職とか転職って経験しないとわからないことがクソ死ぬほどあるので、事前に知っておくといざ「うおおおおお!もう我慢の限界だ、俺は転職するぞじょじょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」みたいにブチギレたとしても事前に知っていれば、準備できることもあるし、準備していなかったらそこで苦労して「やっておけばよかったね」っとなるのでみんなハッピーだろ、しらんけど。

終わり。みんなも読むといいぞ。

昨晩参加した #テックトレイン さん主催の #ニックトレイン で話しきれなかったことと補足やダラダラと考えていたこと

とある学生の方から「ゲーム系企業を目指していて、AIエンジニアになるか、ソフトウェアエンジニアになるか悩んでいる」と相談されたときに火力120みたいな豪速球を投げてしまったけど背景とか前提を伝え忘れていたので、多分誤解させてしまったなと終わってからモヤモヤしてしまったのでここでどういうことを考えていたかを記す。

techtrain.connpass.com

最初に伝えておくとイチ個人でしかなぼくの発言よりも圧倒的に「ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略 (KS科学一般書) 」を読んだほうがいい。 受験もそうだけど、就職・転職もある種のゲーム性があるので、ゲームのルールを理解して挑戦するかそうでないかで同じ現象や情報を見た時に感じ方、考え方が変わるのでおすすめです。 ぼくはちまちま読んでいたけどようやく最近読み終わりました。

ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略 (KS科学一般書) | 赤川朗 | 工学 | Kindleストア | Amazon

イベント中に話したことの受け取り方について

前提の前にアドバイスの受け取り方だけど、キャリアの話に答えはないとぼくは思っているのでそういう考えもあるんだなーくらいで受け取っておけば良い。 だってぼくも正解とか知らんし。

ぼくはわからないなりに「自分からはこう見える」という観点でアドバイスをさせてもらったので、それを持って自分を卑下する必要や怒りを感じる必要はないと思う。 ぼくのアドバイスを批判的だったと受け取った場合は「俺のこと何も知らない癖に偉そうにしやがって!!!」と怒っていいと思う。事実ぼくは君たちのことを何も知らないので。

ただそれは面接官とかも同じ状況なので、知らない人に自分を知ってもらう術というかどういう風に伝えると何も知らない人に伝わるのかを考えるきっかけ、将来似た事態に遭遇するときの練習と思っておくといいんじゃないかな。

前提のお話

まず前提として、参加された方は理想の職種やキャリアを目指して就職できることを目指している学生の方だと思っている。 その上で最初に伝えたいことは2026年現在で28卒,29卒で活動しているのはめちゃくちゃスタートダッシュにできているなってことです。 この段階ですでにすごい。 ぼくがいまみなさんと同じ学生だったとしても絶対にやっていなかったと思う。っていうか青田買いがすぎんか???採用市場の原理は一体どうなっとるんや?と正直思う面はある。 なので、あくまでよりイベントの効果を最大化するにはどうするといいか?という観点で書いています。

主語の具体性について

んで、アドバイスした方の話に戻るんだけどまず、ぼくが感じた印象としては「職種」を軸に話されていたのが気になった。 これは学生に限らないんだけど自分がやりたいことが明確な人はあまり職種を主語に置かないケースが多い。 あくまで個人的な経験に基づくので、実際にどうなのかはわからない。 わからないんだけど、何か熱烈にやりたいことがあったとき、最初に出てくる言葉は「こういうことがしたいんです!」だと思う。 話の流れやイベントの特性もあるのだと思うけど、「どうやったらなれるか?」という面にフォーカスをしていて、そこの深く掘り下げるところがあまり聞けなかったので「どういうことに熱意を傾けている人なのかイメージしにくい」と感じたのが正直なところだ。

これは悪いことではなくて、現時点ではなんとなくでも、なってみたい職種が見えているだけでも十分だと思う。そこをさらに掘り下げられるといいんじゃないかな〜って感じです。 一方で、年々新卒採用のハードルは上がっているようにぼくからは見えており、そこを飛び越えてくる優秀な新卒メンバーは職種ではなく、探求テーマ(これは安斎勇樹さんの話が詳しい)というか軸のようなものを中心として職種を考えているフシがある。

note.com

Amazon.co.jp: 冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法 eBook : 安斎勇樹: Kindleストア

究極的にいってしまえば「DO」ができるやつはいつの時代も強い

実は過去に弊社インターン生から「AIエンジニアになるか、ソフトウェアエンジニアになるか、技術広報になる悩んでいる」と似たような相談をされたことがある。 詳細は控えるが、彼の場合はやりたいことが多すぎて絞れないという話だったので「だったら全部やってみたらいいんじゃない?」というようなことと、「キャリアの軸となる強みを鍛えたほうが良いんじゃないか」ということを伝えたと思う。 結論から言ってしまうと彼はやりたいことを全てやりきってしまった。パワーがある……。 いろんな会社のインターンに応募し、ソフトウェアエンジニアやプロダクトマネージャー、AIエンジニアという様々な職種に応募しチャレンジしていた。 彼の受けたインターン先を全て知っているわけではないんだけど、当時やりたいと言っていた職種に関しては総なめしてそうだなと思ったので印象に残っている。多分あとにも先にもそんな異常行動をする人はあまり現れないのでこの印象が薄れることは少ないだろう。

ともあれ、今回のイベントでお話ししていた学生さんからはそういった明確なやりたいことが伝わらなかったので会話の中で「曖昧」という表現を使ってしまったのだと思う。 「曖昧」という言葉を使ったことでネガティブに受け取られてしまってそうだったので、補足しておくと「話を聞いたぼくは具体的なイメージが脳内で生成できなかった」というだけなので生成AIでいうところのコンテキストが足りてないだけって話しですね。コンテキストを足す時間や機会があればまた変わった印象を持ったと思います。 なので、言葉使いと言うかワーディングが良くなかったですね。

伝え方の技術も大事

やりたいことを明確に持てている場合は伝え方や表現、熱意の表し方を工夫すると今後の就活に役に立つと思います。 一方で、就活では何も知らない人たちに「自分が何を考え、どういう性格で、どうしてここにいるか」を短い時間でより深く、理解してもらえる必要があります。 第一印象が全てとは思いませんが、第一印象はその後の選考に大きく影響する変数の1つなのでここを改善できるとよりよいポジションにたてるんじゃないかと思います。 F1は詳しくないんですが、ポールポジションでいい位置につけるためにレーサーは競っているので、まあそれと同じようなものかな。 (華美に魅せろというわけではなく、同じものを見せるのでも見せ方を工夫してよくみえるようにしましょうって話しかな。 素材の味で俺は戦うぞ!って人は別に止めないけど、手に取ってもらえないとそもそも味を見られる前に選択肢から外れちゃうよ。そこを弾き返せるくらい強いブランドが自分にあるならその戦法でもいいと思う)

ともあれ、そういう意味では、ぼくに対する説明に具体性が欠けているか、補完するなにかをすぐに見せることができる準備が足りてなかったと言えるかもしれません。 まだ就活フェイズでもないのにそこまでするか?というのはあるんですが、全然就活とは関係なくこれをやっている人たちは(少数と言えど)存在するので、相対的にやっている人たちよりも出遅れる形になっちゃうともったいないな〜というのが本音です。 まぁこういうことができる人はごく一部なんですが、就活で本命企業から内定をもらえる人たちはこのごく一部の例外が多い印象です。 プロのサッカー選手や野球選手でも名前が知れ渡っている人でなければ代理人などに「PRをまとめて送ってください」とか言われるらしいので、生存競争が激しい業界で生き残るには他人に自分をPRする技術も武器の1つと考えておいたほうがいいのだと思います。

さまざまな視点・意見から核を抽出する

もう一つアドバイスとして「いろいろな人と話してほしい」と伝えたと思うんですが、本意が多分伝わっていない気がするので補足をします。 このいろいろな人というのは業界や業種、年齢性別に限らず様々な人の意見に耳を傾けてほしい、そして言われたことのメモを取ってほしいというものです。

メモの取り方に関してはメモの魔力という書籍があるのでそちらを読むと良いかと思います。 就活までにやっておくといいことの自己分析シートみたいなやつがあったはず。 現時点で、このシートを埋めておくとある程度、自分の強み弱みを俯瞰して見つめることができると思います。

Amazon.co.jp: メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book) eBook : 前田裕二: 本

閑話休題。 いろいろな人と会話するとあるときふと気づくことがあります。 AさんとBさんでは言っていることが真逆ではないか?、というようなものです。 これはどちらかの意見が正しく、どちらかの意見が間違っているというものではなく両方とも本人にとっては正解になります。 違うのはAさん、Bさんの成功体験が異なります。 例えば、Aさんのご実家が実業家でお金持ちだった場合とBさんのご実家があまり裕福でなかった場合ではスタート地点や交友関係などが異なります。 これらの変数が異なる状況で各自最適解を実行した結果「自分はこうすると良い結果にたどり着けた」と教えてくれているだけです、なので両方とも正解であり誤りであるということになります。 それはそう。

例えば前述した「軸を大事にしたほうがいいんじゃないか?」という意見はぼくの「職種はどうとでも変更できるが、軸がブレると手段や手法もブレてキャリア迷子になりやすい」という感覚があるからです。 弁護士や医師のような国家資格の取得しないといけない場合は別として、ぼくの努力と熱意、あとはそれを組織が受け入れるキャパシティがあるならばキャリアチェンジは比較的難易度が低いとこれまでの経験から考えていることがこの発想の根底にあります。 一方で、そうではないと考える人もいるでしょう。職種によって生涯年収が変わってくる。だったら最初から高所得の職種に進むべきだ!という意見もあると思いますし、それ以外の意見もあると思います。

こういった様々な観点から得た意見のうち、自分に取り込めるものはなにか。 そこから学び得るものはどこかを抽出する作業というのが重要なんじゃないかと思います。 逆に強い言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうのはちょっと危ないかも。詐欺とかに気をつけたほうがいいと思います。ぼくも気をつけたい。

何を選んだかではなく、なぜ選んだかではないか

このように、変数が違ったとしてもどのように考えたか、その背景にはどんなものがあるかを知っていれば推測や仮説を立てることができます。 あるいはそれぞれの視点における共通項を見つけられるかもしれません。 重要なのは自分が何を取捨選択しているかを自覚していることじゃないかと思います。

後悔しない人生、という言葉がありますが、ぼくはあれが本当に嫌いで、後悔をしても歩んでいける人生でありたいと思います。 だって後悔しないなんてこと現実にあり得るわけないじゃないですか。だったらせめて後悔してもそれをバネに生きていけるような人生のほうが身の丈にあっているなと思いますし、選ばなかった道を悔やむよりは、選んだ道を誇れるほうが屈託がない人生なんじゃないかとぼくは思っているので、そうありたいな〜と思っています。 とはいえ後悔は当然するし、この考えはぼく自身のものなので、みなさんが異なる答えを出したとしてもそれは尊重されるべきだと思います。

というようなことをお伝えしたいな〜と思っていたけど多分うまく言葉にできていなかったので参考にしてください。 あと多分ここで書かれたようなクソ駄文はインターネットの至るところにあると思うので、誰がどういうふうに感じて、どのように考えていたのかを知るのは1つの参考になるんじゃないかと思います。

大西さんとわたしと株式会社はてな

2026年2月15日(日)にアップリンク京都で開催された「劇場版 Onishi Half Century Conference 同時上映 新春大LT大会」に参加してきました。

onishi-movie.connpass.com

自分の立ち位置と開催まで

一応立ち位置としては運営側だったんだけど、実質やったのは登壇者の声掛けとか集客とかあとは当日の入場の案内とかくらいでほぼほぼぱすたけさんにお任せになっていた。 記憶が定かでないんだけど多分昨年11月に開催したKyoto.jsのあとの飲み会で「なんかアップリンク京都借りれるらしいんだよね!あそこでLT大会したくない?」みたいな雑な感じで盛り上がって、「よっしゃやるぞ!」ってなった気がする。

kyotojs.connpass.com

イベント当日

前述したようにやったこととしてはそんなに多くなくて、当日会場で「connpassのQRコードみせてくれ〜!」っていってスキャンしてたくらい。 イベントが開始してからはほぼただの参加者みたいになってました。

そうそう、表題は劇場版 Onishi Half Century ConferenceのLTテーマ 「大西さんとわたし」をインスパイアしています。 大西さんとの最古のコミュニケーションは多分2016年(よく考えるともう10年前か……)に東京から京都に戻ってきたんだけど、確かそれくらいのときにはてなさんに「働きたいッシュ!」って何の媒体経由か忘れたけど応募した覚えがある。 残念ながら当時、書類選考で落ちてしまったんだけど、以前きのこカンファレンスで発表していた人事を担当されていた時期的には連絡してくれてたのが id:onishi さんだったはず。 (確かこのとき「いまのままだとはてなで働くレベルに達していないからもっとインプットとアウトプットを頑張っていかないと!」みたいに奮起していたような記憶がある。結果として、それが今の自分につながっているので面白いですね)

なので、多分認識できている最古の記憶がここで、その後はてなさんが開催している勉強会とかで大西さんと会話したり、現職マネーフォワードに入社してからボードゲームを開催したり、きのこカンファレンスの基調講演を(突然ブログで)リクエストしたりと交流するようになっていった。 大西さんはよくモブっていってるけど、全然そんなことなくて「大西さんがモブならわしはカスや……」って思ってます。 まあ本人の自認はさておき、ぼくにとっては偉大な先人の一人ですし、同じ京都に住むエンジニアとして「働く場」や「遊び場」を作ってくれているとても大事な人だなって思ってます。 大西さんやはてなさんがなかったらぼくの人生はまた変わったものになったんじゃないかと思う。

ぼくははてな社員だったこともないのに、こんな身近な感覚になれる大西さんの人徳というか人柄というのかは真似できないなと改めて思いました。 自分が50歳になったとして、ミニシアターとはいえ人がこんなに集まってくれるとは欠片も思えねぇ……。

ともあれ、大西さん。50歳のお誕生日おめでとうございました!!! 次回、50年後と言わず10年後くらいでお願いします!……50年後に集まるのはつらいw

onishi.hatenablog.com

on Cloudswift 4を使って1年くらい経過した

表題の通りで昨年か2年ほど前に買ったんだけど最近自分の中で再評価し直す機会があったのでここにログとして残しておく。色は黒だったと思うが定かではない。

www.on.com

こういう日常使いするものはあまりログを残さず、壊れてしまって「あれ?なんて製品名だったっけ?」となることがある。 そのシリーズが生産中止になったり、アップグレード版があったり、別メーカーの類似商品があったときに調べるのに困ることがあるんだよねぇ。 とはいえ、詳しくない分野だとなかなかこの手のやつはシュッとブログを書くこともないので悩ましい。

まず大枠の感想としては不満点がほぼないということ。 ランニングシューズではあるけど、あまり走ることはないが自転車に乗ったり、そこそこの距離を歩くことがある程度ではあるがそれまでよく履いていたコンバースのAll Star Coupeやジャーマントレーナーとは足の疲れ方が全然違う。

ALL STAR COUPE OXconverse.co.jp

store.united-arrows.co.jp

そりゃあそうだろ!って言われたらそうなんだけどあからさまに違いすぎて最近はずっとonのスニーカーばかり履いている。 まぁ自転車通勤するときは街履き用のスニーカーよりも運動用のスニーカーのほうが圧倒的に利便性が高いので仕方ないね。

疲れにくいのもそうだけど地味に気に入ってる点の1つがフィット感がある。 海外製のスニーカーの場合、日本人の足型と異なることがある。 そうすると踵が抜けるフィットしない、足の甲が締め付けられるなどの弊害がある。 オシャレが好きな人は「オシャレは我慢!」とか言えるのかもしれないけど、ぼくは着心地が良いもののほうが好きなのでだいたい履かなくなったりする。

その点このonのスニーカーは締め付けはあるけどしっかりフォールドしている程度で締め付けられている感覚ではなかった。 このフィット感が自分にとってとても心地よく感じられているので、履き続けているのかなと思う。

一方で難点がないわけでもない。 スニーカー自体の難点というかこれは自分の履き方や生活スタイルの問題なのだけど、会社のイベントスペースが小上がりになった畳スペースなのでよく靴を脱ぎ履きすることがある。 そうするとついつい踵部分を踏んでしまうことがある。 できるだけやらないように気をつけているのだけどふとした時にやってしまっていた結果、足を入れる踵部分の裏地が破れてしまった。

あと、通気性がよいスニーカーなので冬場は寒い。

onのおかげ(?)でスポーツ用スニーカーの快適性を改めて実感した。 もし、次を買うならアシックスかHokaあたりのメーカーも試してみたいなと思っている。 自転車通勤をしているので、突然の雨に打たれることがあり、ウォータープルーフタイプかゴアテックスのちょっとお高めなやつを買ってみてもいいかもしれない。 旅行や出張先で雨に降られて、ぐっちゃぐちゃの靴を履きたくないので、そういう意味で雨に強い一足を購入するのはありかなと最近考えている。

スパロボY(PS5版)をトロコンした

34.suparobo.jp

昨年の8月28日販売なのでだいたい4〜5ヶ月くらいかけてスパロボYのトロフィーコンプリートをしました。

前作のスパロボ30からシナリオの進め方がこれまでのシステムから大きく転換されました。 この変更点は賛否両論あると思うけど、個人的には許容可能かなと思ってます。

1周目はそこそこ歯ごたえがある戦闘が前半〜中盤まで楽しめました。 一方で後半、特に最終盤に差し掛かるあたりから若干それまで楽しめていたパワーバランスが崩れてしまい、微妙にヌルゲーっぽい雰囲気に……。 とはいえ、そこまでレベルデザインに関しては大きな不満があったわけではないのでまあよし。

散々販売直後から言われているUIの体験が悪いというのはその通りだなと思います。 あまりにも使いにくい。

上記のUIの体験が悪かったので2周目はかなりペースダウンしてちょびちょび進めていました。 その2周目が先日終わったのでこのブログを書いているって感じです。

前作のスパロボ30も主人公たちのセリフにギャップを感じていて、あまり共感というか気持ちがテキストに乗せられなかったのだけど今作はよりそこが深刻化したのがちょっと気になる。 次回作でどうなるのかわからないけど、好きなゲームなので心が離れていく……みたいなことにならないといいなとは思う。 次回作ではUIの改善はしてほしい、DLCも好きな作品や知っている作品が少ないからかあまり刺さらなかった。

買って損をした!とは思わないけど、年々「ターゲットユーザー層じゃないから楽しめなくなってきているのか?」という気持ちが強くなっている。 ゲームに使える時間が減っている点もあるんだろうけど、かつてのように夢中になって遊べるといいなぁ。

そういう意味だとスパロボVは楽しめた。 次回作に期待をしておこう。

For RubyKaigi 2026としてtomtocのバックパック「Navigator T66 Liteway トラベルバックパック 40L 」に新調した

購入したものはこれです。

Navigator-T66 Liteway トラベルバックパック 40Ljp.tomtoc.com

防犯性能が高いというグレゴリーのコンパス40も検討したんだけど、値段が2倍以上違うのと「そんなに頻繁に使うわけではないな〜」ということでコスパ重視してTomtocのNavigator T66を買いました。

www.gregory.jp

正直40リットルいるか?と言われると多分いらない。 でもまあガジェット類をよく持っていったり、カンファレンスでもらうお土産(ノベルティ)を持って帰るときに「入らない!とかって可能性はあるな〜」と思ったので40リットルにしておいた。 28リットルサイズ(だったと思う)のものもあるので1〜2泊くらいならこれで十分だし、旅行慣れ出張慣れしている人なら28リットルでも2〜3泊くらいいけると思う。

スーツケースみたいにガバっと開けるタイプのバックパックがほしい、あと軽くて肩や腰の負担になりにくいものがいい……って感じで探してたんだけどだいたいどれも2〜3万円くらいしていた中でこのバックパックは安くてよかった。 まだ実際に中身を入れて持ち歩いたわけではないけど、実際にRubyKaigi 2026に持っていくものをシミュレーションしようと仮詰めしてみたら割と余裕があった。 雑に重量を測ったところ10kgくらいだったんだけど、まあこれは多めに見積もっていれた状況なので十分実用に耐えるかなという感じ。 実際には7kgにシュリンクさせて落ち着くんじゃないかと思う。まあ冬場の服装を想定して多めにいれたので10kg(PCやタブレットも含む)前後になるのは許容範囲内かな。

以下は収納前に撮影していたもの

ちなみに以前までカンファレンスに参加するときに使っていたのは以下。

luccafort.hatenablog.com

Isar M EcoYarn Greycoteetciel.jp

以前購入したときの2倍の値段くらいになってる、やばい。 Isar M EcoYarn Greyはカッコいいんだけど、生地がしっかりしている関係からか結構重い。 以下のサイトによると1.5kgあると書かれている。今回買ったバックパックの1.5倍の重さになるんだけど、背負ってみた体感としては2倍くらい違うように感じていた。

kimaguresubmarine.hatenablog.com

Isar M EcoYarn Greyは中身を入れていないバックパック単体でも「お?これ、こんなに重かったっけ?」と感じることがある。 これは普段Arc'tertxのバックパックを使ってるからかもしれない。 登山用のバックパックは重心を計算していることもあるが丈夫で軽い素材を使っていることが多い。まあその分高価なわけだけど……。

他にもいくつか出張系のグッズで「これがあるといいなぁ……」と思っていたものをついでに買い足した。 これまでは百均とかAmazonのものを買っていたんだけど使い心地がいまいちだったり、自分の使い方とうまくマッチしない……みたいなことが多かった。

その点で無印なら最悪誰かにあげることもできそうだな〜と思ったので一式無印良品で揃えて買い足してみた。

www.muji.com

www.muji.com

www.muji.com

買い足した中でいまのところ一番感動しているのは「ポリエステル 吊るして使える着脱ポーチ付ケース」で、洗面用品とかちょっとした小物をこれまでは別々に入れていたのだけど1つにまとめられる&ベルトでぎゅっと圧縮ができる感じでよい。 ぼくは忘れっぽい性格なので、1つにまとまってくれているのはとても助かる。

色をグレーで統一しているけどこれはバックパックの中が黒で見えにくい場合でもすぐに視認できるように明るめのものにしたかっただけで特にグレーが好きということではない。 ぶっちゃけ誰かに見られることもないので蛍光パープルでもオレンジでも黄色でも良かったんだけどまあグレーかカーキかブラックなら一番明るいグレーにするか〜くらいのお気持ち。

たまに海外旅行とかいくこともあるし、国内でも4日以上だとそこそこ容量が欲しくなることもある。 スーツケースも持ってはいるんだけどバックパックだけでシュッと行きたい派なので、スーツケースは必要でなければ持って行きたくない……ということでバックパックを新調しました。

最近買ってよかったな〜と思ったもの

昨日の朝、ボードグリムトvsマンチェスター・シティの試合を見るために早起きしたんだけど今季最悪、ワースト1の試合を見た気持ちになりました。 今年始めてあまりの出来の悪さに途中で見るのを止めて、寝直した……それくらい酷かったんだけど起きて結果みたら状況がより悪化していたのであの判断は間違ってなかったなと思いました。 中盤の支配力が皆無で前掛かりに攻撃に行ったらそりゃあ反撃食らって失点するよね……。

TL;DR

サッカーの話はさておき、ここ数ヶ月以内くらいで買ってよかったものを紹介しようと思って忘れていたので、シュッと紹介していく。

chokodome

自分で購入したわけではないんだけど、昨年末誕生日を迎えてそのときに欲しいものリストから送っていただいたやつ。

それ以前はウェブドミネーターという登山用?っぽいやつを使っていたんだけどイマイチ使い勝手がよくなかった。 特に、ぼくが購入した意図が「バッグの紐がブラブラするのが鬱陶しいのでしっかり固定したい」というものだった。 このウェブドミネーターの使い方が良くなかったのか、バックパックの紐との相性が微妙だったのか、固定するゴムの部分がしょっちゅう外れてちょっとストレスだった。 今回のchokodomeはそういったことがあまりなく、割としっかりと固定してくれているし外しやすくつけやすい仕組みなので割と気にいっている。

この手のアイテムとしてはもっと安くていいやつもあるのかもしれないけど、正直さがして比較検証して……みたいなのが面倒なので今はこれでいいや〜って気持ちになってます。

[C&C] メガネ くもり止めクロス

特にブランドにこだわりがあるわけじゃないけど、以前買ったくもり止めクロスの効果が切れてしまい、最近どれだけ吹いてもくもり止めの効果がなかったので適当にAmazonで調べて良さそうだったこの商品を買った。 他と比べて何故これを買ったかというとクロスを収納するケースがついてたから。

気のせいかもしれないんだけど、以前までは割とクロスをそのままバッグや机の上にポンと置いたり仕舞ったりしていたんだけど、そうするとくもり止めの効果が早くなくなってしまうような気がしていた。 あと他のものと擦れた結果、毛糸が付着してしまったり……みたいなことがあって「最初からケースがついてるほうがいいかも?」と思ったので購入した。

自宅、オフィス、持ち運び用の3つ購入している。 この前マスクをして移動していたときも、いつものメガネがくもらなくなっていて最高だった。

この手のクロスは消耗品でこだわりがあるわけじゃないけど定期的に入れ替えてしまうのが良さそうなので定期おトク便とかで歯ブラシや洗剤と同じように脳死で入れ替えれるといいんだけどな〜。

Digi-Tatoo スキンシール MacBook Pro 14.2 インチ

イベントやカンファレンスによく遊ぼに行ったり、主催する側になることが多い。 そうすると怖いのがPCを間違えて持って帰ってしまう(あるいは持ち帰られてしまう)ことだ。

基本的には持ち歩くか、誰も触らないところに退避させる(例えば面倒くさくてもバックパックの中に入れるとか)ようにしているんだけど、たまーに突発の予想していないタイミングで急に対応しないといけないことが発生することがある。

そういうときはその辺にポンとPCをおいてしまいがち。 いまのところ、取り間違えられたことはないのだけど、自分のプライベートPCと会社用のPCが同じ見た目のMacBook Proで一度間違えて会社にプライベートPCを持っていきかけたことがある(途中で気づいて取りに戻ったんだけど、まあそんなことしたら遅刻するよね)ということがあり、かと言ってカンファレンスでもらったシールをベタベタ貼ると剥がすのが面倒なんだよな〜と思っていたときに見つけた。

手触りがザラッとした質感になっているし、貼りやすく剥がしやすいタイプのステッカーなので割と重宝している。 ケースをつけることも考えたけど、過去に買って試したが厚みがあるのが嫌で最終的に剥がしていた。 そう考えると自分の中ではこのスキンシールくらいがちょうどいい。 デザインも悪くないし、今のところ被ったことがないので間違われる可能性も低そう。

(番外編)ヨシダ檸檬ドロップス

確か年末のKyoto.rbでオススメされた漫画。帰り道の京阪で確か購入した気がする。 めっちゃいいので、みんな読もう。

同じくオススメされた「数字であそぼ。」もいいんだけどどちらか1つ選べと言われたらヨシダ檸檬ドロップスをぼくは推す。

終わり

プライベートで使っているMacBook Pro 14インチに貼るマグネット式の覗き見防止シートの下側(ヒンジ部分?)がペラペラと浮いて鬱陶しい。 オススメのやつがあれば知りたい。