Go Conference 2026のチケット販売を開始しました #gocon #gocon26

全世界、全日本のGophersの皆さん、おはようございますこんにちは、こんばんは!
Go Conference 2026のチケットが7月8日(水)13時頃に販売開始となりました。

gocon.jp

大変ありがたいことに、一部チケットに関してはすでに売り切れが発生しています。
私が気づいたとき(販売開始から1時間後)には「一般参加+懇親会あり 7,000円」のチケットは完売していました。
チケットを複数回のロットに分けて販売する旨は事前にGo Conference 公式アカウントにて告知していましたが、周知が十分ではなかった可能性があると考え、今回ブログでも改めて告知をさせていただこうと筆を執りました。


販売チケット概要

Go Conference 2026ではチケットを3回のロットに分けて販売します。
販売するチケットの在庫数は回ごとに異なります。最終である第3回は在庫数がかなり少ないことが予想されます。
ご注意ください。

第1回: 7月8日 13時
第2回: 7月22日 13時頃予定
第3回(最終): 8月6日 13時頃予定

チケットの種別は以下の4つです。

  • 一般参加+懇親会あり 7,000円
  • 一般参加+懇親会なし 5,000円
  • 学生参加+懇親会あり 3,000円
  • 学生参加+懇親会なし 1,500円

前述したようにいくつかのチケットは第1回販売分がすでに完売しています。
傾向として「懇親会あり」のチケットからなくなっていくため、事前にどのチケットを購入したいか決めていただくとよいかと思います。

チケット確保のためにできること

第2回以降のチケット販売においても激しい争奪戦が想定されます。
そのため、参加を希望する方は以下の3つを次回チケット販売日までに用意しておくことを強くオススメします。

  • Findy Toolsのアカウントを作成する(Findy アカウントでない点に注意)
  • (会社経費で購入する場合)事前に経費申請フローを確認し、チケット代の事前申請を行う
  • チケットの販売予定日をカレンダーに登録する

Findy Toolsのアカウント登録はこちらから行えます。

findy-tools.io

これだけ準備しておけば、当日慌てずに済むはずです。

登壇者の方や学生支援対象の方のチケットはすでに確保しておりますので、購入は不要です。
該当する方は運営からのご案内をお待ちください。

さいごに

本当は「チケットの在庫には余裕がある。慌てなくても大丈夫」とお伝えしたいところなのですが、現状ではかなり厳しい争奪戦が発生することが想定されます。
予定されているチケット販売日以外のチケット増枠は現時点でありません。
次回チケット販売時にすばやくサイトにアクセスできるよう、事前に準備しておくと安心です。

  • 気づいたときには完売だった
  • 購入のためにアカウントを作成していたら、完売していた
  • どのチケットを購入するか迷っていたら、完売していた

そんな悲しい思いをする方が少しでも減るよう、ぜひ事前の準備をして次回チケット販売日に備えていただけると嬉しいです。
中野セントラルパークカンファレンスで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

Kyoto Tech Talk #10 と Cloudflare Workers Tech Talks in Kyoto #2 に参加して連日はてな社オフィスにお邪魔しました

表題の通りです。以下の2つのイベントに参加させていただきました。

hatena.connpass.com

workers-tech.connpass.com

Kyoto Tech Talkはだいたい四半期に1回のペースで京都に縁のある企業同士の「技術交流」を目的としたイベントです。
前回は弊社マネーフォワードが会場でした。このイベント1回開催すると次に順番が回ってくるのが1年後なので運営コストが激安で主催できて最高。 主催の発端とかは以下のブログに書いたので良かったら読んでください。

luccafort.hatenablog.com

Cloudflare Workers Tech Talkは @yusukebe さんが日本各地……どころかオースティンでも開催している激アツイベントです。

workers-tech.connpass.com

Cloudflare Workersとその周辺のプロダクトを使う開発者、ライブラリ作者による開発者のためのWorkersに特化したテックトークです。
ユースケースやその実装について話してもらいます。

ref: https://workers-tech.connpass.com/event/397441/

実はだいたい1年前の第1回も参加していました。その時の発表も面白かったので今年も参加しました。
残念ながらyusukebeさんは体調を崩されたということでご挨拶できませんでしたが、代わりに @rokuosan_dev さんが安定の司会業で回してくれました。いつもありがとう!

まずは宣伝

これは宣伝なのだけど、最近開催できていなかったKyoto.rbを7月25日(土)に開催します。
よかったら遊びに来てください。今回はRailsで作られたソフトウェアアプリケーションのソースコードリーディングをみんなでやろうと思ってます。

kyotorb.connpass.com

いまのところ、異論がなければWritebookを読もうかなと思っている。

github.com

初心者だから難しそう……と思ってる人ほど参加してほしいので自分の技術レベルがどうこうとか考えずにえいやっ!で飛び込んできてほしい。
普段Claude Codeたちに書かせたり、読ませているコードを人間が読む回をやりましょう。きっと楽しいよ。

感想の前に言いたいことが1つある

イベントの感想を書こうかな〜とも思ったんですがその前に1つだけ伝えさせてほしい。
Kyoto Tech Talkでは学生LT公募枠を毎回意図的に募集しています。
そこで @uyuki234さんが「自作OSでスライド発表する」という登壇をされるということでその写真を技術広報しぐさとしてアップしたところ、タイトルがキャッチーだったこともあり、見たことがないインプレッションを叩き出しました。

2026/07/09 21:00 JST 時点でこうなってる。

大バズリ

うんうん、すごいね。
だが待てしばし。
肝心のスライドやGitHubのスターを誰もつけてないのである!!!!!!

github.com

いやおかしいだろ!スライドをみろよ!!!GitHubにスターをつけろよ!!!!!
大バズしたんだから登壇者をフォローしろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!

https://x.com/uyuki234

uyuki234 くんのフォロワーが数百なのにただ写真を取ってクソリプつけたおっさんのアカウントがここ数日だけで数百増えてんのおかしいだろ!!!
フォローする先が間違ってんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

タイトルだけ見て満足するのはもったいないのでスライドやGitHubも見に行くといいぞ!
SNSに上げているぼくの実況はただのノイズなので特に見なくてもいい。
……ということを言いたかったんだ、うん。終わり。

参加した感想

閑話休題して感想の方に入っていく。
全部を書いていると時間が無限に溶けるのでそれぞれ1つづつ上げていこうと思う。

Kyoto Tech Talk

「LLMのコードレビューを導入して、効果計測する」

個人的に良かったやつ。スライドが公開されていないので共有ができないのだけど、生成AIの進化によってコードができる速度が従来の10〜20倍くらい上がっていると思うんだけど、そうするとボトルネックになるのがレビュー。

この話題は社内のSlackでも度々あがるのだけど、今のところ「要はバランス」みたいな何かを言っているようで何も言ってないような会話になりがちなことが多い。実際ぼくはそういう発言をよくしていて自分自身でもなんだかなぁ……と思うことが多かった。

そういうもやもやに対して論文という根拠で「これはこう!」「ここは正直まだ微妙!」みたいな話が聞けて面白かった。
今回は質疑の時間がなかったので「この中にAIレビューを普段から使っていて、いまこれに困っている!みたいなネタを持ってる人いますか?」と聞こうと思っていたのだけど完全に忘れていた。

Cloudflare Workers Tech Talk

りぃさんの「Introduction to Oxfmt」。 こっちは資料をアップロードしてくれていて、とても助かる〜〜〜とブログを書いていて思いました。

leaysgur.github.io

現在、担当しているプロダクトで Prettier を使っていて、OxcやOxlintの名前と概要だけは知っていたのだけど、中の人の発表を聞いて「お。これ自分たちのプロダクトに入れても面白いんじゃね?」と思いながら聞いていました。

prettier.io

oxc.rs

oxc.rs

LinterとかFormatterって速ければ速いほど正義だと思っていて、そこが改善するのは単純に嬉しいし、導入するモチベの大きな要因になり得るよな〜と知っているだけだった状態から自分たちのプロダクトに入れられないかな?と変化しました。
ちょうどイベントの翌日に週次で行っている1on1があったので「昨日参加したイベントでこういうのがあって導入してみたいんだよね〜」と話していたら、結構いい感じの反応が返ってきました。
検証とかは必要だと思うんだけど、時間があるときにシュッと導入してどれくらい変わるのかみてみたいなと考えています。
多分これはCloudflare Workers Tech Talk #2 に参加していなかったら生まれなかったムーブメントなのでとてもいい。

他の参加者の方の感想

見かけたものを貼っていく。漏れてたらごめんね。

leaysgur.github.io

さいごに

最近、「この生成AI全盛期におけるコミュニティの価値とはなにか?」という疑問がよく浮かぶんですよ。
価値がないとは思ってないんですけど、生成AI登場前と大きく異なり、誰かに教わる、誰かに教えることで成長につながる……みたいな価値が目減りしている気がするんですよね。
一応書いておくけどコミュニティやめたいとか運営辞めるとかそういうことは考えてないです。今後のコミュニティのあるべき姿や求められる形を考えていたら自然とこの壁にぶち当たったという感じです。

既存のコミュニティに所属している人たちにとっては大きな価値があるけど、これから参入する人にとって存在意義はあるんだろうか?と思っていたのだけど、久しぶりにイベント参加する側としていろいろな刺激をもらった結果、あまり考えすぎなくていいなという結論に達しました。

結局のところ、知らないことの刺激をもらうことは生成AIにはできない。
生成AIと人間の関係でいうと1stアクションはどうしてもまだ人間がトリガーを発火する必要があります。

一方でこういう技術コミュニティや技術イベントは自分の中にはないトリガーが引かれることがある。
そういう自分の枠の拡張みたいなことができるっていうのはコミュニティの強みなのかもしれないなって思ったので、まだ気にしなくてもいいんだろうなって思いました。

名前は知ってるとか聞いたことはあるけど詳しくない……みたいなときに「生成AIにじゃあ聞こう!」ってなるときとならない時があるんですよね。
それは疲れてる・疲れてないとかって体力的な問題だったり、眼の前に仕事があるかどうかだったりするわけ。

なので、まあ自然と知らないことを摂取できて「それってそもそもなんでこんなことになってんの?」みたいな双方にとっての活性化が発生する場にはまだまだ価値があるなって思いました。

あとまあAIには懇親会中にいきなり公開デバッグしたり、みんなでライブコーディングをしたりすることはできないからね。

楽しさを感じられる限りは大丈夫そうだし、また参加しようかなと思っている。

おまけ

ぼくが設立した(最近はほとんど運営から手を引いているけど)Kyoto.goがGo Conference 2026の個人スポンサーとして掲載されました。
自身がGo Conferenceの協賛企業であるGophers Japanの一員であり、Go Conferenceの実行委員の一員でもあり、自身が立ち上げたKyoto.goで個人スポンサーをするっていうよくわからないことをしてました。

本当は昨年もやろうと思ってたんだけど忙しすぎて忘れちゃったんだよね。
なので今年はリベンジができてよかった。
んじゃらば、明日は同僚に会うためだけに福岡オフィスにいくのでこれくらいで終わっておきます。

またどこかの技術イベントでお会いしましょう、ばーい!!!

カンファレンスの締め言葉にムズムズしながら考えていたこと

カンファレンスの締めの言葉でよく聞く「まずは一歩踏み出す勇気を持ってください!そうすれば世界が変わります!」ってやつ。

これを聞くたびに、なんとなくムズムズしません? ぼくは心に小さなしこりが残っていて、これがずっと気になっている。 最近ようやく自問自答しながらぼんやりと言語化できてきたので書き残しておこうと思う。

そもそも「勇気」ってなんなんだろう

最初にぼくの結論からいってしまうと、「勇気」とは状態の一つでしかなく、それ自体に良い悪いはない。 そして、外部要因に大きく影響されるものだという前提がある。

あるときは勇気を持てても、別のシチュエーションでは全然持てないとか、そんなことはよくある。 体調が悪いとき、気力が落ちているとき、全然知らない人たちの輪の中に放り込まれたとき。 環境や自分自身のコンディション、周りにいる人の影響がモロに出る。

つまり、スキルのような再現性の高さはない。

じゃあなんで「あの人は勇気がある人だ」と感じるのか。 なんかスッキリしないよね。

「再現性が高い人」との差はどこにある

正確に言い換えると、「勇気ある決断ができる」という状態を継続的に作り出せる人がいる。 その人たちとぼくで何が違うんだろう、という話。

(実際には何もかもが違うんだけど)なんとなく見えてきたのが「自分の弱さから逃げない」という点が大きく違いそう。

ぼくはまあきついことや厳しいことがあるとすぐに逃げたくなる逃げ癖がある。 これは悪癖であると自覚はしているんだけど、なかなか治らない。それはそう。 そんな簡単に悪癖が治るなら人類はここまで拗らせてない。もっとスマートに発展していたと思う。 何千年も前から「最近の若者は……」みたいな進歩のない拗らせをしているってことは本質的に人間の弱さは克服されていないのだと思う。

閑話休題。 一方で昇進したり、自分には無理だと思うことに挑戦している人を観察してみると「不安はあるんだけど、そこから逃げずに自分のやりたいこと(もしくはやらなければいけないと使命感に燃えていること)に挑戦している」ようにみえる。

不安にはマトリクスがあるんじゃないかとぼくは思っている。 他責思考/自責思考、外的要因/内的要因の組み合わせのような四象限。 今回の話でいうと「内的要因×自責思考」、つまり自分の弱さにどう向き合うか?という話になる気がする。

それができる人というのはいわゆるGRITが高いのだろう。

GRITが高い人って、なんだかんだ文句を言っていても「どうやって達成するか」という点にフォーカスしているから、失敗しても「また任せたい」と思えたり、一緒に働きたいって思いやすい。 逆にGRITが低い人が意思決定者だと、成功しても失敗してもやっぱり不安……というか不信みたいな感覚が残ることがある。心当たりはあるはずだ。 というかどちらかというと働いているときは無視できるけど一度離れるともう一度組みたいと思えないような不快さのようなものがある。 ちなみに殆どの人はこの不快さを持っており、また働きたいと思える人は本当にごく僅かだといっておきたい。

結局のところ、陳腐な言葉だけど「自分というこの世で一番の強敵に向き合えることが本当の勇気」ではないかという仮説にたどり着いた。

で、カンファレンスのあのムズムズはなんだったのか

結局ムズムズとしたあの奇妙な感覚はどこから生まれたのか?ってところは今のところ解明されていない。 んで、ふと思ったんだけど「じゃあどうやったらその弱さに向き合えるんだっけ?」が、あの締めの言葉では綺麗にすっ飛ばされているんじゃないだろうか。

だから「おいおい何綺麗にまとめて逃げようとしてんだオラァ!」という気持ちが、スッキリとしない気持ちになり、それが放置されたことでムズムズになっていたんだと思う。ムズムズ。 答えの手前で話を終わらせて満足しているように見えたのが、ムズムズの正体だったんじゃないか?というのがぼくのたどり着いた推測だ。

じゃあ向き合い方はどうするのか

基本的には自分を客観視し続けて、そのために何をするか。どうすると良くなるかを問い続けること、だとぼくは思う。 っていうかそれくらいしかできないと思うし。

なんだか「目標設定みたいな話になってきたな」という感じがするし、そういう話をしたいわけでもない。 自分だったらどうするか?を考えたところ、自分自身と向き合う時間を作る、それを頭の中だけではなくアウトプットすることではないか?と考えた。

個人的にはバレットジャーナルのようなものをするといいんじゃないかとこのときふと思った。 自分が苦手だと思うこと、得意だと思うこと、改善できたこと、改善できなかったこと。 そういうのをバーっと思いつくままに書き続けていく。

書くのが苦手な人は録音でもいい。 とにかく何かしらの形でアウトプットして、自分の内心からアウトプットすることで、思考を整理し、アウトプットされたものを見たり聞いたりすることで、さらに自分自身の中に強いインプットフィードバックの循環をもたらすのが大事なんじゃないかと思う。

いま100できないことがあっても、それを続けていった先の半年後・1年後に50になっていたら「勇気を持って踏み出せた」といえるしね。

個人的にこの手の話で気をつけたほうがいいなと思うの手法にこだわりすぎないこと。 誰かと話してそれを録音させてもらうでも、テキストに書き出す(ぼくはこっちのほうが得意だし好き)でも、なんでもいい。 とにかく自分が継続できる方法を見つけるのが先だと思う。

痛みの予測ができるようになることが大事

もう一つ、書きながら気づいたことがある。

向き合うことで痛みに「鈍くなる」という話ではないんだろうと感じたことだ。 どちらかというと痛みをより正確に予測できるようになるというほうが近い気がする。

不意打ちは思っているよりも衝撃を受ける。 だって身構えることができないので、ダメージが100%通ってしまう。 でも身構えることができれば、100%のダメージのうち90%に落とせるかもしれない。

積もり積もると、そういう痛みの予測・痛みとの向き合い方が強くなっていった先に不安のパーセンテージがドンドン下がっていくんじゃないか? そして、あるしきい値を超えたときに「勇気の振り絞り方」が生まれるのか、上回るのかもしれない……というようなことをお風呂に入ったり、町中を歩いたり、このブログを書きながら考えていた。

おわりに

書きながらふと思ったが、「勇気とはなんか」の答えを実は自分でもすでにわかっていたのかもしれない。

ただ、わかっているのだけど、そこに向き合うと「向き合い続けられなかった自分」を直視することになる。 それは自縄自縛な痛みを伴う。これは体の痛みでも心の痛みでもなく、成長の痛みなんじゃなかろうか。 未熟な自分、理想でない自分、強い自分と弱い自分のギャップなどなど。そういう認知の歪みが生み出す痛みというものにぼくのような人間は殊の外弱いのかもしれない。 ポケモンとかの弱点属性なのかも。得意なやつもいない気がするけど。

さて。 さすがにそろそろ締めくくるとする。 カンファレンスで「勇気を持ってください」という言葉を聞いてムズムズしていた本当の理由は、自分自身がまだそこに向き合いきれていないことへの苛立ちだったんじゃないかな、と今は思う。

とくに結論はないんだけど、なんとなーく書きながらこういうことかな?という気持ちにはなった。 今後どうするといいかに関しては弱い自分と向き合って問い続けていくだけだろう。 逃げてもいいんだけど、逃げ続けてもそれは陽炎のようにつきまとうのでどこかで「えいやっ!」と振り向かないといけない。 そのための準備をしていると思いながら、痛みと向き合っていかないといけないんだろうね。

おしまい。

カンファレンスに参加しようか迷っている人へ

「カンファレンスって技術がわかるすごい人たちが集まる場所でしょ? 自分なんかが行っても楽しめないんじゃないか」

そう思って参加を迷っている人に向けて、この記事を書きます。

今日たまたま、X でこんなやり取りを見かけました。

これを見たときに率直にぼくはもったいないと感じました。 これはGo Conferenceに限らないのですが、少しでも興味があり、参加してみたいと思ったのならその一歩を踏み出してほしいなと思ったからです。

カンファレンスにいつ参加するのがベストなのか。 これは難しい質問です。ただカンファレンスを運営する側になって言えるたった一つのことは「そのカンファレンスが来年も開催される保証はない」ということだけです。 もちろん、多くの人が翌年も開催できるように努力し、そのために惜しみなく労力を分け与えてくれます。 一方で昨今、会場費や交通費、宿泊費などさまざまな費用が値上がりしています。

このような想いと現実の狭間の結果、残念なことになってしまうこともあり得ます。 金銭だけではなく、運営メンバーが集まらなかった、主催者が倒れてしまい引き継げる人がいなかった、天変地異や感染症の流行で会場や政府から自粛を要請された。さまざまな理由で開催できなくなるリスクがあります。 いまあるカンファレンスが、来年も当たり前にあるという前提を捨ててみてください。

「来年開催されないかもしれない」という前提をおいて、それなら今年参加しよう!と思えるなら参加したほうがいいとぼくは思います。

ただ、この言葉を見て「やっぱり自分にはまだ早い」と一歩退いてしまう人もいるでしょう。 そういう方に向けて、少しでも楽しんでもらえるようにどういうことをすると楽しめる要素が増えるかについて、Go Conference運営としてではなく、かつて参加者として楽しんでいたイチ個人として自分なりの対策を書いてみようと思います。

Go を書き始めて間もない人、これから書こうとしている人、そもそもカンファレンス自体が初めての人。 そんな人たちに向けて、ぼくなりの「カンファレンスの楽しみ方」を共有させてください。

1.「まったくわからない」を乗り切る

正直に言って、初めて参加するカンファレンスはたいてい「わからない」状態になります。これは、小学生が高校生の教室に放り込まれるようなものです。 技術的な面でわからないこともありますし、登壇者の人たちがどういう人なのかわからないこともあります。 知り合いが1人もいないなか、1人で参加するのはとても勇気のいることだと思います。

そんな場に1人放り込まれると何が起きるか。

自分自身が「場違いなところに来てしまった」と感じてしまうんですよね。 周りはみんな楽しそうにしているのに、自分だけ話についていけない。話に入っていけない。疎外感を感じて、だんだんフェードアウトしていく……。 これは精神的にしんどいし、なんとなく気が引けてしまう。そんな状態になると昨日までは懇親会に参加しようと思っていたのに「なんとなくいいかな?(知り合いもいないし話せることがないかも)」という状態になってしまいます。 というか過去のぼくはなりましたし、今でも慣れ親しんだ界隈以外だと同じ現象が発生します。

でも、これには対処法があります。

  • タイムテーブルを事前に眺めて、タイトルだけでも「気になる」セッションをいくつか選んでおく
    • 全部を理解しようとせず、何がわからないのかをわかりにいくつもりで参加する。1 つでも「これだけは聞きたい」が見つかればいいと思って調べる
  • わからない単語をメモしておく
    • その場で調べてもいいし、帰ってから調べてもいい。もちろん生成AIを使ってもいい。
    • 「わからなかった単語リスト」に「自分はこうだと思うがあっているか?」を書いておくと将来わかったときに何を理解していて、何を理解していなかったか。それは何故そうなっていたのか?を説明できるようになります。これが成長ってやつですよ。
  • 休憩時間に無理にネットワーキングしようとしない
    • 話しかけられたら答える、くらいで十分。聞いているだけでも価値はあります。
    • 休憩時間をどう過ごすかは参加者皆さんの自由です。1人でいてもいいし、友人を探して合流してもいい。あるいは登壇者の人に話しかけてみてもいいんです。
    • ただ、わからないことが多すぎる場合、セッションが終わると脳が疲れていることがあります。そういうときは大人しくしているのも手です。
    • 無理に「XXXしないともったいない!」と考えてしまうと、疲れてそのあとが大変になっちゃいますよ。

「全部わかろう」を最初に捨てる。これがカンファレンスを楽しむ最初のコツだとぼくは思っています。 っていうかぼく自身が全部を理解してないですからね。これまでもTinyGoの話しやeBPFの話しを聞いた際に「なにいってるか全然わからねぇ……」ってなってました。 でもそれはそれでいいんですよ、わからないことをわかるようになるのが楽しい。これもあります。

でも、わからないことを「くっそ〜全然わからなかった!わかるようになりて〜〜〜!」と楽しむ、そういうこともあります。 楽しみ方は千差万別です、でも参加しないとその感覚や感性は味わえない、味わいにくいと思います。 なので、ぜひカンファレンスに参加すること。可能であれば現地で参加することをオススメします。 (当たり前ですが、さまざまな事情で参加できない方もいることは理解しているので、無理に参加しろとは思っていません)

2. わかるようになってから「参加する」ものではない

「もっと勉強してから参加します」と言う人がいます。気持ちはとてもよくわかります。でも、ぼくはこの順番は逆じゃないかと思っています。

人はある日突然「わかる」ようになるわけではありません。 試行錯誤や、わからないものに触れ続ける時間の積み重ねの先に、ある日ふと振り返ったときに「あれ、けっこう詳しくなったな」と気づくだけです。

だから、「わかる」になってから参加するのではなく、参加して「わかっている」人たちから学んでほしいなと思います。 当日その場で「わからないことに囲まれる」という体験そのものが、自分のスタート地点を作ってくれます。

そのためにできることはたとえばこんなことです。

  • セッション中、わからない部分は気にせず、わかる部分だけ拾う
    • ハッシュタグをつけて「これってこういうこと?」と発言しておくとあとで登壇者の人が教えてくれたり、他の参加者の人が教えてくれることがあります。個人的にはオススメなんですが、最近ポストの流量制限が発生したから今だと使えないかも。FxxK!!
  • 登壇者に「今のセッション、◯◯のところがわからなかったんですが」と聞いてみる
    • カンファレンスにもよりますが登壇者に質問できる場を設けてくれることがあります。そこで登壇者にわからなかったことについて質問してみましょう。嫌な顔をする人はほぼいません
  • 同じように初参加っぽい人に声をかけてみる
    • 「初めて来たんですけど、すごいですね」の一言だけで会話は始まります
    • 学生や新卒の方の場合、「自分はXX卒で〜」や「XX大学に今通っていて〜」、「今日はXXXから来ていて〜」と話しているのを何度か見聞きしたことがあります。自分の所属するカテゴリーを最大限利用しちゃうのがいいですよ!出生地や所属は手っ取り早く仲間意識を作ることができて便利。

「わかる」人たちはたいてい「教えたがり」なことが多いです。特にソフトウェアエンジニアはそういう傾向が強いと思います。 だから初心者に対して優しい人がとても多い。これは現地に行ってみるとよくわかります。

3. 楽しみ方は人それぞれ……初心者だからこそワークショップへ

カンファレンスの楽しみ方は人それぞれです。前述したようにみんながみんなすべてのトークを理解しているわけではありません。 むしろ、理解していないからこそ理解できるようになりたくて、決して安くない参加費を払って集まっていると思っています。

そして Go Conference 2026 では、昨年に引き続きワークショップの開催を予定しています。 ワークショップはいいですよ。

座学だとわからないことはただわからないまま、次に進んでしまいますが、ワークショップはわからないを倒さないと次に進めません。 トークを聞くだけよりも少しハードルが高いですが、その分得られるものも多いと思います。 また、自分と同じようにわからない人同士で教え合うことで、カンファレンス開催期間中に1人知り合いを作ることができるかもしれません。

セッションを聞いて「わからなかった」で終わるのは、やっぱりちょっともったいない。 ワークショップは、手を動かしながら「わかる」までの道筋を自分の力で掴むための場です。もし、あなたが初心者だから参加して迷惑をかけてしまうかも?と思っているのならあえていいます。

初心者だからこそ」こういう場を最大限活用してください。

わからないことを、わからないままにしない。 わかるようになるための道筋を、自分の手で勝ち取る。 もし、「わかる」エンジニアに憧れがあるのであれば、わからないことをわかるように一歩づつ着実に歩んでいきましょう。

そのきっかけとして、ワークショップはたぶん良い入口になると思います。

最後に

冒頭で引用した投稿のリプライの感覚自体は、本当にその通りだと思います。 ただ、その「行ってみたいな〜」を「行くぞ」に変えるためには、あなたの一歩がどうしても必要です。

カンファレンスはごく一部の上級者のためだけのものではありません。 自分よりも優秀な人たちが出す空気(大体の場合これは自分が勝手にそう思い込んでいるだけであることが多いです)に気後れする必要はありません。

あの場にいる人たちも、最初はみんな「わからない側」だったはずです。 というか、なんだったら今も「わからない側」かもしれません。皆さんに見えている部分はただ目立つ位置にある「わかる側」を見ている可能性もあります。

半歩でいいので、こちらに歩み寄ってきてもらえたら嬉しいです。 それでは9月11日に中野でお待ちしています。

[追伸]

もちろん、Go Conference 2026以外のカンファレンスでも初心者や初学者の方は皆さんWelcomeしていると思うのでぜひ最初の一歩を踏み出す勇気を持っていただければと思います。 普段と違うコミュニティや言語、職種に参加すると「課題の根底は同じだ」であったり、「課題は同じだけど困っていることは結構違うのか」であったり新たな発見があります。 個人的には数年に1回程度参加したことがないコミュニティに足を運ぶことをおすすめします。

家を買った

特筆してなにかいうことでもないが家を買った。 一軒家ではなく、自分の年齢よりもご長寿な団地の1室なのだけど3LDKあって便利。

経緯

昨年末に叔母が急逝し、親類縁者で一旦所有したのだが全員すでに持ち家があるということで売却する方向で話がまとまっていた。 そのときにたまたま「あの家買えるならほしいな〜」とぼくが発言したことで、「お。じゃあ買うか?」と周りが思いの外、本気になってしまい、それに巻き込まれるようにして購入するという流れになった。 身内から購入するということで事務作業等々が普通の住宅購入よりも面倒(きちんと整理して相場の値段で購入しないと脱税とか遺産隠しとかそういうのが疑われる)だったが、そのあたりの対応なども一段落してなんとか人心地がついた。 余談だが、ChatGPTなどを使ってわからないことを質問していたが、それ以上の回答をシュッと出してくる司法書士の先生は流石だなと改めて感じた。さすがの専門職。

本当は宇治に住む予定だった

元々、京都市内は高すぎて買う気にならない値段だったため、1〜2年ほど前から宇治のほうで家を買えないか?と探し始めていたところだった。 それもあってちょうどタイミングが良かったというのもある。叔母がなくなってタイミングが良かったという発言もどうかと思うが、縁というか機会というやつはいつどこでどう現れるかわからないものであると改めて感じた。

購入が4月の中旬くらい。実際に引っ越して住み始めたのが5月の中旬ごろ。 2〜3月から4月までバタバタとしていたのは、家を買うための契約書だったり、司法書士の先生と書類の確認やハンコが必要なもの、いつまでに何をしないと行けないかのすり合わせなどなど。

この時期は本当に忙しくて、正直記憶が曖昧。諸々の連絡が滞っていて沢山の人に迷惑をかけたがそれすらも忙殺されて記憶が薄っすらとしている。 余剰エネルギーは大事だと痛感した。

あまりに忙しすぎてこれまで体調不良以外で欧州サッカーのライブ観戦(だいたい午前2時や午前4時開始)をスキップしたことがなかったが「流石に無理……」となって何試合か(つまり何週間か)見ないで寝るという選択をしていたくらいにはハードだった。 もう二度とやりたくない。

場所は壬生寺の近く。会社から4.5kmほど離れている。自転車で20分くらい(以前は40分くらい)の距離なので程よい。 割と周りに高い建物もなく、朝夕は窓を開けておくだけでかなり涼しげ。まあこの気候ももうすぐサヨナラすることになると思うが。 他人の家を買った報告とか読んでも何も楽しくないと思うので、せっかくなので新生活で買ってよかったものをいくつか紹介していく。

新生活で買ってよかったもの5選

あまり金額が高いものはおすすめしない。思ったよりもコスパがよくてQoLがあがったな〜と思ったもののみ5つほど紹介させてもらおうと思う。

1つ目、バス用品から。 お風呂の椅子とか洗面器って意外と掃除のときに邪魔じゃないですか。 YouTubeの動画でマグネットで壁にひっつけられるアイテムの紹介があって「お。これいいじゃん!」となって買ったやつ。

正直マグネット板を買って自作するという方法もないではないけど、多分買ったほうが早い。 椅子や洗面器が常時ないことで床が広々していてよい。

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2つ目、同じく山崎実業からバスルームバスケット。 元々はシャンプーなどのディスペンサータイプを購入するかと思ったら思いの外値段がしていたので、日和ってこっちにした。 別に買っても良かったけど使うかどうかわからないからなぁ……と思って消去法的に購入したのだけど個人的に大当たり。 割と大きいので何でも入るし、男性の1人暮らしなのでシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォーム、風呂用洗剤……あたりのアイテムを入れてちょうどいいサイズ感。 何よりもマグネットがかなり強力でズレないし、落ちないのがいい。ディスペンサーのほうが楽かな〜と思ってたけど全然これで困らない。 意外だったけど重宝しているアイテム。

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3つ目、洗濯物干し。 何で知ったのか忘れてしまったのだけど、最近流行ってる(のか?)やつで引っ張るだけで洗濯物が取り込めるってやつです。 男性のひとり暮らしなものでだいたい洗濯物はめんどくさいなぁと思いながら今までパチパチと洗濯物ハサミをクリップして衣類を取り込んでいたがこれは引っ張るだけでスルリと洗濯物が取り込めて便利。 値段的にめっちゃ高いってわけじゃないけど、個人的にここ半年で買ったものの中でベストバイ。面倒なことはしたくないのだ。

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4つ目、タオル研究所のビッグフェイスタオル5枚セット。 何かで「タオル研究所のタオルがいいよ」と聞いたことがあって半信半疑で購入してみたけどかなりいい。 吸水性もそうだけど肌触りなどなどが個人的によかった。なんだったら両親の誕生日にプレゼントしてもいいかも。 値段がどうこうではなく使っていて気持ちの良いタオル。 当初バスタオルを買おうと思っていたんだけど、動画かX.comか忘れたんだけど「バスタオルでもいいけどビッグフェイスタオルで十分成人男性の体を拭けるのでオススメ」みたいなテキストをみて、駄目でもフェイスタオルにすればいいや〜という気持ちで購入。 実際、ビッグフェイスタオルで十分間に合っている。誰か知らないけど教えてくれた人ありがとう。

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5つ目、IKEA RASKOG(ロースコグ) 引っ越しを気にこれまでの中学生か高校生の時に購入した学習机からCOFO Premium Desk(昇降デスク)に変更したため、 チェストのようなものが欲しくて購入。値段の割には頑丈だし、キャスターもついていてかなりいい。

Amazonで購入したときに最上段に蓋が欲しくて、別売りだった(IKEA以外だと別売りだと購入後に同僚に教えてもらった)ので購入したらどうやらこのRASKOGには2サイズあり、1サイズ小さいものの蓋が届いてしまった。

どうやら以前はサイズごとに名前が違ったらしいのだけど、今は同じ名前になっていてクソ無駄な出費をさせられたので、みんなは大人しくIKEAのサイトで買いましょう。 マジこのネーミングと写真だけだとわからないやつで誤発注を狙ってるような仕組みはクソすぎてどうかと思うが、商品自体は満足している。IKEAの製品販売部門は猛省してほしい。

www.ikea.com


そんなところかな。 新居に住み始めて2〜3週間ほどだが、実家にいたときよりも何故か規則正しい生活をしている。 ただ今月からワールドカップとかいう睡眠破壊ゲームが開催されるので、それまでの命という気もするがまあいい。 そんなこんなで家を買いましたというお話です。

そりではまた。

関ヶ原Ruby会議01 #sekigahara01 に参加しました

今週のお題「私のまわりのすごい人」

TL;DR

皆さん、関ヶ原ってご存知ですか? おそらく、桶狭間、壇ノ浦についてでトップ3くらいに有名な歴史上大きな転換点となった決戦の地なのですが、そんな関ヶ原でなんと日本のRubyistが東西に分かれて勝負を決めるというイベントが5月30日、関ヶ原ふれあいセンターで開催されました。

regional.rubykaigi.org

そして、奇しくもイベント翌日(ヨーロッパ時間では30日)はUEFA Champions League Final、Arsenal vs PSGの試合でしたね。 まあ正直なところ、ぼくは昨年のCL決勝でインテルがボッコボコにされ、今年のプレミアリーグでArsenalにあと一歩のところで負けてしまったのでどっちも負けろと思っていました。バイエルンが優勝したらよかったのになぁ。シティのレジェンド、コンパニが監督しているのでまだそっちは許せた。

そんな面白おかしなイベントに参加したのでその感想を忘れないうちに記しておこうと思います。 残念ながらぼくは現代っ子なので合戦仕草や合戦言葉は使えないので令和仕様で読んでいただければと思います。

Day0

関ヶ原Ruby会議は前夜祭の企画がありました。 そのため、朝京都から名古屋入りし、名古屋オフィスで働かせてもらい夕方ごろにホテルのある岐阜へ向かう予定を立てていました。 ……がどうやらイベント2日前(つまりDay-1)の段階で補欠が繰り上がる気配がない。 これはどうやら無理そうだから適当に野良で岐阜近辺のRubyistを釣ってどこか飲みに行くか〜と思っていたのですが、ちょうどいいタイミングで今回のオーガナイザーの1名である corocn からお誘いをいただけて無事補欠組+αで飲みに行くことができました。

行ったお店はここです。 一番美味しかった記憶があるのは鹿肉の鉄板焼。

tabelog.com

前夜祭組が解散するタイミングくらいで同じく我々もお店を出たので、二次会会場として「ながらRuby会議01」ぶりにYell Ale Gifuにいきました。 入ってしばらくすると「おやおやどこかで見たことがある人たちが入ってきたぞ?」となってました。まあそれはそうなる。

https://maps.app.goo.gl/ASGnve8xMRtcNrxq9

その後、下戸なぼくの割にはまあまあお酒を飲んでかなり回っている状態だったので3次会には向かわず、コンビニにいってからホテルに戻りました。 どうやらこのコンビニに寄り道していたときに、うなすけ氏がぼくを見かけたらしいのですが全然気づかずに通り過ぎていったそうです。 ごめんて……。 そんなこんなでホテルに戻り、シャワーを浴びたのですが朝が早かったこともあり気絶するように就寝しました。

Day1

さてメインとなる関ヶ原Ruby会議01の開催日です。 ホテルのエレベーターで1Fに向かうところでなんと先にエレベーターに乗っていた元同僚の pocke さんと遭遇。 実はDay0のホテルチェックインの際にもたまたまぼくの前でチェックインしていたのがpockeさんだったという謎イベントが発火していました。

一緒になったエレベーターで「これから関ヶ原駅ですか?」といったところ「いやぼく車なんですよ。一緒に乗っていきます?」といっていただき、なんとpocke Carに同乗させていただくことになりました。ありがたや〜。 会社のお金で登壇とか参加していると公共交通機関以外を使うのが駄目なので、そういう意味でも個人参加していてよかったですねw

そんなこんなで話しながらドライビングを楽しんでいる間に会場につきました。 想定よりも少し早くついてしまったため、まだ当初予定していた受付開始時間ではなかったのですが、受付していただくことができました。 まさか人生で「あ。大名の方ですね!西ですか?東ですか?」と質問されることがあるとは思いませんでした。当然「西です!!!」と元気に答えました。

あと、なんか大名だったので東西対決どん兵衛(うどん)をいただきました。人によっては蕎麦バージョンもあった模様。

なお、大名の方々はこちら。ぼくの名前が乗ってないんだけどチケット買ったつもりで結構ギリギリまで買ってなかったというやつでGoogle Formの提出が間に合わなかったとかそういうやつです。残念。 regional.rubykaigi.org

関ヶ原Ruby会議01に参加する理由

関ヶ原Ruby会議ではRubyKajaという制度が復活しました。 ぼくもこの関ヶ原Ruby会議が開催されるまで全然知りませんでした。(正確にはきっかけとなった際にonkさんがydahさんに話していたのを聞いていた) 「RubyKaja is なに???」という方は以下をご覧ください。

magazine.rubyist.net

で、そのRubyKajaを選ぶ際に「Kyoto.rbから推薦者を出してほしい」と言われてsanfrecce_osakaさんを推挙させてもらったという経緯です。

推薦理由はだいたい会場で読み上げられたものそのままなんですが、あえて文字で残しておくと

  • いつも参加してくれている
  • 初心者から上級者まで楽しめるよう(運営メンバーではないのに)助けてくれる
  • 他のコミュニティで見聞きした情報を惜しみなく共有してくれる

あたりを評価(評価ってのも変な話だが)させてもらい、推挙という形をとりました。

実はRubyKaja候補はもう1名いた

実はもう1名、econ econさんという方を推薦するかどうかで悩みました。

彼は彼で素晴らしく、

  • 京都に移り住んでから人生を変えてくれたコミュニティがKyoto.rbだと事あるごとに伝えてくれている
  • 積極的にわからないことや困っていることを伝えてくれる
  • 仕事でRubyを書いていないけどコミュニティが楽しいから遊びに来てくれる

という感じで甲乙つけがたい素晴らしいメンバーです。

最終的に sanfrecce_osaka さんはおそらく運営メンバーに次ぐレベルで参加していただいているので出席日数という定量的な差が圧倒的だったため、今回推挙する形を取らせてもらいました。

sanfrecce_osakaさん、改めてこの場でもお礼を申し上げます。 RubyKaja、おめでとうございます!そしていままでありがとうございます、これからも引き続きよろしくお願いします!

閑話休題。 そんなわけで、推薦をしたのに推薦者本人がその場にいないってどうなの?ということで参加したという経緯です。 まあ京都から名古屋は新幹線で30分くらいあれば着いちゃうからね。それになにか特別参加できない理由もなかったですし、そりゃあいきますよ。

そんなこんなでオープニングが始まる

そんなこんなでイベントが始まります。 ネットワークがないということで、その影響なのか運営側もうまく回線が接続できず四苦八苦しているようでした。 カンファレンスで怖いのは端末の接触不良とネットワーク回線の不調だよ、あとは天候。

さまざまなトラブルを乗り越えつつ、セッションが始まりました。ここからは本当に一瞬、という言葉がそのまま当てはまるくらい時間が吹き飛んでいきました(寝てたわけじゃないよ?)。

個人的に一番良かったのは、元同僚でもあるpockeさんの発表です。 タイトルに「New "Type" system on PicoRuby」とあったので、てっきり「へ〜。PicoRubyにRBSやSteepをつけたときの話をするのかな?」と思い、Webと異なる環境での難しさのようなものが発表されるのだろうと期待していました。

そして、その思いはなんと(いい意味で)裏切られます。

speakerdeck.com

シンセサイザーなどの鍵盤としてのキーボードを使って文字入力をするという話は誰もが「そうはならんやろがい!!!」と突っ込んだ瞬間だと信じてます。 懇親会の際に本人から「あれって最初(CfP提出段階)から裏切る想定で考えていたんですか?」と質問したところ、応募した際のプロポーザルを見せてもらい、しっかりと「聴衆はきっとこれを期待してくるけど、そうではなくタイトルで引っ掛けつつこっちの話に展開したい」というようなアウトラインを読ませてもらいました。 「くそ〜〜〜〜〜〜!!完全にしてやられた!」という気持ちが半分と「どうやったらそんな奇妙奇天烈な発想が出てくるんだ!」という気持ちで心地よくハメられました。

あそこまで綺麗に手のひらで踊らされると気持ちがいいものなんですねぇ。

ちなみに以下が実際の登壇者情報に書かれていた内容です。わかるかーい!(確かに嘘はついてないし、しっかりと楽しかったことをここにお伝えします)

PicoRubyを使った"Type"システムを作ったので紹介します。これはまったく新しくて、ダイナミックで、そしてとても楽しい"Type"システムです。このトークではその紹介と、どのようにデザインしたのかをお話ししながら、楽しさをお届けしようと思います。

regional.rubykaigi.org

どのトークも面白かったのですが、東軍西軍できちんと同じテーマで対比させられるような形のプロポーザルが採択されているように感じました。 これはおそらく意識してやっていたのだと思いますが、きっと大変だっただろうと思うので改めて運営に参加された方には感謝を伝えたいと思います。 ありがとうございます、皆さんのおかげでとても楽しくカンファレンスのセッションを聞くことができました。

そして、今回のカンファレンス全体を通じて感じたことの1つに「実際に自分が作ったものの話をする」というのが鮮明だったように思います。 「会社でこういうことをした」であったり、「こういう問題が起こったのでXXXを使って解決した」のような話ではなく、「XXXが起こった。何故だろう?と深く掘り下げていったところ、これを解決する何かを作ったら面白いんじゃないか?」

そんな話が多かった気がします。 実際に作った人の話、何故それを作ろうと思ったのか、その結果どうなったか。 何に自分が興味を持っていて、そのためにどういったふるまいをしたのか。

登壇者の方々は皆さん、そういう話をギュッと圧縮されて話されていた印象を受けました。

笑いながら楽しめるカンファレンス

関ヶ原の特徴というか異質な点として、寸劇がところどころ仕込まれていた点が挙げられます。

例えば、何故か東軍副将が突然裏切って西軍に寝返ったり(史実では逆、西軍が裏切られて東軍につかれる)、

刀をポインター代わりに使って、使い終わったときの納刀音がやたらとカッコよかったり、

唐突に玉入れ合戦が始まったり、

本当に意味がわからない企画や仕込みが満載でとても楽しめました。 あれを思いついて、本当にやりきっちゃう企画力に脱帽だよw

地域Ruby会議の良さ

ぼくはRubyKaigiに参加していますし、もちろんRubyKaigiも楽しんでいます。 ただ地域Ruby会議とRubyKaigiは別の概念かなとも思っています。

例えば、今回の関ヶ原のような寸劇をRubyKaigiでやるのは難しかろうと思います。 あれは関ヶ原(東西に分かれて白黒つける)というコンテキストがあるからこそ成り立つコンテンツだと理解しています。 一方でRubyKaigiはそうではありません。

それぞれにそれぞれの良さが発揮できるいい仕組みと循環があるなと改めて思いました。 個人的に名称を借りた別イベントを企画する際、それは上下関係や優劣を伴わないと考えています。 それぞれ地域固有の課題や問題、事情があるため、あえて全体ではないところで話すこと、開催することに価値がある。

そういうケースに対応したものなのだと理解しています。 そういう意味で関ヶ原は関西でやっても駄目だし、関東でやっても駄目だったでしょう。 これはまさしく「地域Ruby会議」だからこそ達成できた素晴らしいイベントだったと思います。

RubyKaigiではスポンサーブースの数が多く、なかなかゆっくりとお話するということが難しかったりします。 (特にスタンプラリーがあるとお話したくても別の方が来たときに対応しないといけないですからね) そういった意味で、関ヶ原はブースの規模感がほどよくグルっと回るコストがそこまで高くなかったですし、見ている最中に知り合いに声をかけられて唐突にディスカッションが始まる……みたいなこともありました。

多すぎないからこそ生まれるアクションもあるんだなと改めて感じました。

コミュニティを越境することの大切さ

そして、懇親会でさまざまな方とお話をさせてもらったのですが、その中にRubyを書いていない人たちがちらほらいらっしゃり、それぞれの理由が異なっていたのがとても興味深かったです。

その参加者の方々は理由は違えど「楽しそうだから」参加されたそうです。 普段所属しているコミュニティとの違いや共通している点、地域性(その地方で流行っているかなど)に話題が広がってちょうど東西の境目ということもあり、さまざまな情報交換が行われているのが面白いなと思いました。

技術広報をしていたとき、ぼくは元々バックエンドの技術領域を好んでいたため、その周辺技術のコミュニティには顔を出していたのですが、モバイルや自然言語処理のようなところは正直疎い状態でした。 そこから一歩踏み込むと、いままで見えていたコミュニティのいいところや悪いところ、あるいは別のコミュニティから自コミュニティに輸入したいものなどさまざまな刺激を受けていたことを思い出しました。

ここでいう越境はコミュニティーが扱う言語や職種を変えることも含みますが、それ以上に「土地」を変えることを意味します。 例えばAkashi.rbでは現オーガナイザーが組み込み系に強い興味関心を持っているため、そちらの話が濃くなります。 逆にぼくらKyoto.rbやKyobashi.rbはWebの話が多くなりやすい傾向があります。 (最近Kyobashi.rbに参加できてないので間違ってたらごめん)

そういった、地域性は越境しなければわかりませんし、越境したことで初めて生まれるアハ体験のようなものもあります。 もちろん単純に「not for me」だったというケースもありえます。

ともあれ、これまでと違う環境に足を運ぶと自分自身がどうしてもルーティン化したり、自分自身の限界や行動範囲を決めて狭めてしまうことがあります。 そこに不満を持っている人のほうが少ないとは思うのですが、そこに越境できる手段があり、目的もあり、ただやるだけの状態になっていて、やらない理由があるでしょうか?いやない。

今回の関ヶ原ではそういった無意識の線引をいい意味で破壊してもらえた気がします。 Rubyだけじゃなくて、GoやJS/TSでもそういった越境していく何かが必要なのかもしれないな〜と自分の勘即範囲だけを見て考えていました。

まとめ

そろそろ眠気が限界に到達しようとしているので無理やりまとめです。 今回のことがなければ正直なところ、関ヶ原にいくことは人生でなかったのではないかと思います。

「旅をしない音楽家は不幸だ」

かつて、モーツァルトはそういったそうです。 これが正しいか正しくないのかはわかりませんが、越境と言うたびに出かけないのは確かにある種の不幸なのかもしれないと最近考えることがあります。

万人にそれを求めたり、押し付ける気はまったくないのですが、自分のような人間にとっては「不幸」になってしまうなと感じました。 普段と異なる風景、景色、感触……そういった「これまで」と異なる環境に身を投じることでなにか閃くことがあるのかもしれないですね。これまでの延長線上だと成長はできても予測がついてしまう。

もっと予測できないくらい急成長したい!そういう人にとっては旅は不要なのかもしれません。 でも、そうでない人にとっては旅は当たり前で、そうすることによってやはりその人自身の成長にもつながるんじゃないか。

そんなことを考えていました。 とりあえず、西軍が勝利を手にしたことで歴史改変の大舞台に立てたので余は満足じゃ。

P.S 追記

懇親会で話していた際に「Kyoto.rbはもっと失敗していい場所にしたい。踏み台にするつもりで遊びに来てくれて構わない!」と話した流れで「障害をテーマに現実に公表されているものをベースに、ポストモーテムをやってみないか?」という思いつきが湧いてきたので6月のイベントはそれをやろうかなと考えています。

そして、関西Ruby会議09にCfPを送って採択された方がいることも知っています。 もしよかった1か月前に発表のお試しをして、改善するために利用してもらえればと考えています。

具体的にいつするとかはまだ調整中なんだけど、忘れないように↑だけ書いています。

そりではまた。

きのこカンファレンス 2026 in 関西 基調講演者決定!赤川 朗さんに「ITエンジニアの転職学 ー 稼ぐ、生きる、残る」を語っていただきます #kinokokansai

TL;DR

  • 基調講演者が赤川朗さんに決定、登壇タイトルは「ITエンジニアの転職学 ー 稼ぐ、生きる、残る」
  • 赤川さんを選んだ理由も書いたよ。興味があったら読んでね。
  • 昨年登壇者から嬉しいコメントもらいました。昨年の参加レポートを書いたブログやスライドを掲載したのでよかったらみてね

愚にもつかない序文

今朝コッパ・イタリアでインテル・ミラノがラツィオを2-0で下し、イタリア二冠を達成しました。その裏でマンチェスター・シティも鎌田選手が所属するクリスタル・パレスと戦い、3-0と快勝!
勝ち点差ではまだ2ポイント、アーセナルに先行されている状態ですが、最終節までどこが優勝するかわからない熾烈なデッドヒートが繰り広げられており、ワクワクとドキドキが止まりませんね!

そんなクソどうでもいいことはさておき、今回の本題は嬉しいお知らせです。
タイトルでネタバレしていますが、基調講演者が決定しました! 👏👏👏
そこで少しでも多くの方に興味を持ってもらえるよう、基調講演者がどなたで、どんなことを話していただけるのかを簡単にお伝えしようと思います。

本題に入るその前に……

まずは改めて、冒頭でお伝えさせてください。
現在きのこカンファレンス 2026 in 関西ではCfP(Call for Proposals)を募集しています。

締切は 2026年5月24日(日)23:59:59 です。
応募はこちらのフォームからどうぞ。

https://forms.gle/3eZ8KM3abiE8ymaF9

登壇なんてできない、そうお考えの方はぜひ以下のエントリをお読みいただき、ご応募いただければと思います。

luccafort.hatenablog.com

たくさんのご応募お待ちしてます!


基調講演者のご紹介

今回の基調講演をお願いしたのは、赤川 朗(あかがわ あきら)さんです。

赤川さんは、ITエンジニア向けキャリア支援プラットフォーム「Forkwell」を運営する株式会社フォークウェルの代表取締役です。転職支援の現場とデータ分析をもとに、年収やキャリア形成に関する発信を精力的に行われています。

x.com

forkwell.com

また、2024年には『ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略』(講談社/KS科学一般書)を出版されました。2万人規模のデータと現場感覚を兼ね備えた、エンジニアのキャリアを語るうえでほかに類を見ない一冊です。

余談ですが、ぼくも電子書籍と紙書籍のそれぞれを購入し、読了しました。良い書籍だったのでまだ購入されていない、まだ読了されていない方はイベント当日までにお買い上げいただくか、読了することをオススメします。
また、せっかく赤川さんにご足労いただくのでイベント当日にサインもらおうかなと目論んでいます。
(なにとはいいませんが、どうやら何冊か会場にお持ちいただくかもしれないという風の噂を聞きました。会場で著者本人から購入するという貴重な体験が得られるかもしれませんね!)

X(旧Twitter)では @Akira_Akagawa として発信されています。

基調講演者プロフィール

赤川 朗(あかがわ あきら)。株式会社フォークウェル 代表取締役。ITエンジニア向けキャリア支援プラットフォーム「Forkwell」を運営する傍ら、転職支援の現場とデータ分析をもとに、年収・キャリア形成に関する発信を行う。著書に『ITエンジニアの転職学 2万人の選択から見えた、後悔しないキャリア戦略』(講談社)。


基調講演の概要

登壇タイトル:ITエンジニアの転職学 ー 稼ぐ、生きる、残る

  • 「エンジニアは転職したほうが年収が上がる」
  • 「AI時代にコードを書くだけの人は生き残れない」
  • 「マネジメントに行かないと、もう伸びない」

——こうしたわかりやすい答えが流通する一方で、現実のキャリアはもっと複雑で、もっと個別です。そして多くの場合、不安の原因は実力不足ではなく、「キャリア情報は非対称性が高いこと」と、「見えやすい他人と比べてしまうこと」です。

本セッションでは、『ITエンジニアの転職学』著者の赤川が、転職支援の現場とデータから見えてきたキャリアの実態をもとに、きのこカンファレンスの合言葉である 「この先生きのこる」 を、ITエンジニアのキャリアに引き寄せて整理し、情報の非対称性を解消します。

登壇テーマは 「稼ぐ/生きる/残る」です。

  • 稼ぐ:ITエンジニアはいくら稼いでいるのか?年収は何で決まるのか?
  • 生きる:生き生きとはたらくには?
  • 残る:組織に残る、市場に残る、そして自分に残る

転職を考えていない人にも、きっと役に立つ内容です。 一緒に「この先生きのこる」ためのキャリアを考えてみませんか。


なぜ赤川さんに基調講演をお願いしたのか

正直に言うと、今回開催すると決めたときにすでに「基調講演を行うなら、赤川さんのような人にお願いしたい」と決めていました。

キャリアの話をするとき、多くの場合は「採用する側」か「応募する側」のどちらかの視点に偏りやすいです。
これは運営が意図して偏らせたものではなく、通常どちらかの視点でしか体験できないため、両方の視点を俯瞰しお話できる方がとても限定されるからです。
体験していないことを自分事として語ることは難しいため、だいたいのケースではどちらか一方だけの視点になります。

しかし赤川さんはその両者を仲介するプラットフォームを運営しており、出版された書籍に代表されるように、どちらかに偏ることなく、フラットな視点とデータを元に分析されています。
また、このような立場のため、採用市場の動向にも常に目を見張らせており、最新の情報や最近の傾向などにも大変詳しいです。

これらの膨大なデータとご自身が得られた情報から導き出した考察は、関西で働く方や関西に住む多くのエンジニアの方に1つの指標を与えてくれると考えました。
関西に住むこれからエンジニアを志望する方にとっても市場の動向は大きな影響をもたらします。東京とはまた違った事情や日本、あるいは世界全体の傾向を知ることは大きな価値があるでしょう。

また、今回のカンファレンスのテーマは「キャリアの縁側」です。
派手な成果だけを価値にするのではなく、失敗談、分岐点での判断、変化への適応——長く続けてきた人だからこそ語れる実践知を大切にしたい、という思いがあります。
赤川さんが日頃から発信されているメッセージとこの姿勢はとても近く、ぜひお願いしたいと感じ、ご依頼させていただく運びとなりました。

さらに言えば、直近の書籍出版や代表取締役のご就任など、赤川さんご自身がまさにキャリアを動かし続けている当事者であり、まさにきのこカンファレンスが求める「実践者」であると考えました。

8月1日という夏休み真っ最中でのカンファレンス開催のため、ご家族との帰省や旅行の予定などが予想され、またご自身も多忙を極める中で、この度快諾いただき運営メンバー一同大変感謝をしております。
この場を借りて、改めて感謝を伝えさせてもらえればと思います。赤川さん、快諾いただきありがとうございます!


過去の参加者の声

昨年参加した方のブログやスライド一覧は以下にまとめています。もし、ご興味がありましたらご一読ください。

scrapbox.io

昨年の登壇者の声

CfPの締切を延長する旨を先日公開したところ、ありがたいことに前回の登壇者の方から感想をいただくことができました。

こういったキャリアの話は、どうしても飲みの場で話されがちです。
それが悪いわけではありませんが、飲みの場では話題が揮発しやすいという特徴もあり、なかなか本腰を入れて相談ができないこともあります。
同じ課題に遭遇しても、そこで取る選択肢は人によって異なります。

前回も「スペシャリストとして歩むか、マネジメントに挑戦するか」というそれぞれの異なる選択をした方にご登壇いただけました。

どちらか一方だけではなく、双方の意見や経験を俯瞰して聞くことができる。
それがきのこカンファレンスを開催する価値なんじゃないかと考えています。

昨年の参加者が登壇者になる、あるいはそういうこともあるんじゃないかと思います。
いわゆる「Kaigi Effect」というやつですね。

scrapbox.io

誰にとって、どういうEffectが出るかはわかりません。
でも、だからこそこういうカンファレンスではさまざまなトピックや異なる立場、環境の方に登壇してほしいと考えています。
だって、そのほうが絶対に面白い話が聞けるじゃんね?


おわりに:あなたの話も聞かせてください

赤川さんの「稼ぐ・生きる・残る」という問いに、あなた自身の答えを持ち寄ってほしいと思っています。

「キャリアの縁側」というテーマは、華やかな成功談だけを求めていません。迷った経験、遠回りした話、それでも続けてきた話——そういった実践知を、ぜひCfPへの応募という形で聞かせてください。

締切は 2026年5月24日(日)23:59:59 です。
まだ間に合います。ぜひご応募ください。

https://forms.gle/3eZ8KM3abiE8ymaF9