某コミュニティー問題に関する雑感

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この内容はジェンダー問題になっていることからブログでは触れないようにと思っていたのだけども↑のエントリが実に的確な考察をしているなぁと思ったのでぼくの所感というか雑感を表明しておこうと思う。 しかしこのエントリに対するブコメがあまりに否定的な内容にはてなスターがついていたことには少なからぬ衝撃を受けている、正直な気持ちとしては信じられない思いだ。

ボク自身はこのエントリにおけるアンチ派閥内の「オタサーの姫と取り巻き」を嫌う派閥に属しています。 ぼく個人がちょまど氏に思うところとかはないです、Twitterのアカウントはブロックしてるけど。

ボク個人が感じているちょまど氏像を誤解を恐れずにいうなら

という3つの印象からなります。 そして「可愛らしい女性」というような考えをもってしまうこと自体あまりよいことだとは思っていません。 これは自分自身に対してこのように感じてしまっていること自体がよくないということです。(ちょまど氏に対してではない点を強調させていただきます)

結局ボクが嫌っているのは「オタサーの姫とその取り巻き」的な状況が織りなす空気感であるわけです。 (表現は悪いのですが)その取り巻きの中には知っているアカウントなどもいますし、ファン派の全員を嫌っているわけではないです。

ただ一部の例外な発言などにこのエントリでも言及されていますが性的な視線のようなものを感じてもいるわけです。 (ただの勘違いだという可能性は否定しませんしその部分はあるのだろうとは思いますが)

率直に言ってしまうならその空気感が「おっさんが若い子を口説こうとしてちやほやしている」ように感じられ、そういうのはどこぞのキャバクラでやってくれという気持ちでいっぱいなわけです。 端的に言ってそれらが見えてしまうのはキモいです。 とはいえ、ある程度コミュニティーなどの内輪ノリでこういったことになることがないとはいえない点がこの問題をより深刻にさせている一因なのだろうとは思います。

女性エンジニアだからと不遇を託つのもよくありませんが、だからといって極端に遇するのも良くないことだとぼくは考えています。 いわゆる逆差別問題ですね。

ぼくがこの件に対して望むことは結局「ジェンダーによって生じる評価の排除」とこの件の「早期解決」のこの2点につきます。 (早期解決を望みながら薪をくべてるのは理解しています、火消しを行われている方々すみません。)

ちょまど氏を攻撃したりしている人や発言、ましてや過去の人間関係に言及することなんて最早ただのいじめじゃないですか。 このような行為は他の女性エンジニアを萎縮させるだけであり、優秀なエンジニアが前に出るという機会の喪失、巡り巡って自分たちの首を絞める行為だと考えています。 ただでさえ男女比で女性側がマイノリティーなわけですからこのような空気が蔓延してしまうことを危惧してしまいます。

ぼくたちはエンジニアとして男女関係なく平等であるべきだし、そういった努力を怠ってはなりません。 なにせここは男女に平等に機会が与えられると法で保証された法治国家なのですから。

この件に関してはファン派とアンチ派で賛否両論あるのだとは思います、ファン派の異端者とアンチ派の異端者は除きます。 (彼らのやっていることはあまりにも幼稚でナンセンスなので)

ですが女性と男性は明らかに異なる存在です、これはもう身体の構造からして違うわけだから仕方のないことだと思います。 両者が全く同じでない以上完全に同じ扱いをするというのは難しいだろうというのがボク自身の考えです。 ですが、それによって差異が出てしまうことは容認しかねることだという当たり前のことを言っているだけなのです。 ぼくたちが目指すべきは違いを認めた上で共存するためにお互いがお互いに妥協点を探り合うことではないかと考えています。

現状として、ちょまど氏のファンとアンチの間の争いという惨状があります。

しかし、それは本来であれば、性を利用することを否定するか肯定するかという、よりマシな議論にできるのではないかと思います。

人のエントリを間借りして長々と語ってしまいましたが性を利用することのないコミュニティーや活動の場、 またそれによる正当な評価が広がることをぼくが祈っているということをこの場を借りて表明させていだきます。