おうさまのみみはロバのみみ

ネット上での木の洞

Serverless 勉強会@京都 vol.1 #slskyoto

sls.connpass.com

サーバーレス勉強会に参加してきた。 ちょうど5月頃にAWS Summitがあってそれに参加したインフラに強いメンバーの一部が「これからはサーバーレスの時代らしいぞ!」と騒いでて「サーバーレスってPaaSやSaaSみたいなもん?っていうかサーバーレスとそれらの違いってなんなの?」と思ってはいたが具体的に調べたりはしていなかった。

特別興味が湧いた感じではなくて困ったり、興味が湧いたときに調べてみればいいかくらいに考えていた。

そんな感じで「名前は知ってるけどなんかよくわからん」という認識でスルーしていたんだけどKyotoJSのSlackで「KyotoJS 13やるぞうおー!」みたいなノリのときに「サーバーレス勉強会とかぶってるじゃん、こっちも気になるー」という発言をみて「おやサーバーレス?そういえば社内で話題になってたな。なになにちょうど(ぼくの都合が良いことに)第一回開催じゃん」という割りと緩い感じで参加してきました。

なおKyotoJS 13は明日開催ですので暇な人はぜひぜひはてな京都オフィスに足を運びましょうぜ!

kyotojs.connpass.com

kyoto.js.org

目的

↑でも書いてるのとかぶるけど勉強会に参加したモチベーションはこんな感じ

  • サーバーレスとはなにか?を理解する
    • SaaSとどう違うのかを理解する
  • サーバーレスになるとどうエンジニアにとって嬉しいのか

結果

目的は達成できたか?を先に報告するとサーバーレスがどういうものかはざっくりと理解出来たように思うので目的のうちの1つは8割くらい達成したように思う。 残り2割はPaaSやSaaSとどう違うのか?がぼくの中でまだまだハッキリと区別出来ていないので他人に説明出来る気がしないからだ。

これが出来て初めて理解出来たといっていいかなと感じたのでまだ足りてない感じですね。 とはいえ「得体の知れないなにか」から「なんとなくわかったような気がする」レベルにまではもってこれたので参加して良かったと思ってる。

もうひとつの目的であるエンジニアにとってどう嬉しいのか?だがこれは正直いまいちピンとこなかった。 勉強会でその点に触れなかったわけではなく、むしろ結構わかりやすい説明があったのだけど具体的に自分の業務にサーバーレスを取り入れたイメージが出来なかった…というのが正解だろうか。

サーバーレスとPaaSの違いとしてイベント駆動であることや実動作時間での課金であるとかの説明は確かにメリットなのだろうと思った。 だがそれらがいま使っているVagrantやDockerを置き換えていくほどの魅力を現時点では感じられなかったというのが正直なところなのかもしれない。 実際に使えばまた意見が変わるかもしれないのでこれに関しては保留というところが正確かも。

VagrantやDockerを使っていない開発環境でサクッとAPIを用意したり、フロントエンド開発やスマートフォンアプリ開発がメインなひとがAPI実装を待ってるみたいなケースだと非常に魅力を感じるところかもしれない。 ただそのうち環境がもっと整ってくればサーバーサイドも「これからはサーバーレスだよね!」みたいな空気になる可能性は十分ありそうだった。

イベント参加した感想

正直なところ「インフラよりな勉強会だからおじさんエンジニアが多めになるのかな」と参加前は思っていたのだけど意外と女性や若い方がいたのは素直に驚きだった。

これは主催者や発表者のコミュニティーが若かったり、参加しやすい空気感があったのかもしれないと感じた。 開催場所が京都駅から非常に近いことやコワーキングスペースということで参加しやすい条件のようなものがあったからかもしれない。

あるいは京都という地方独特のなにかがあったりするのかも? この辺はまだよくわかってないけど京都のコミュニティーはたまに女性やお子さん連れの人、中高生くらいの学生をみかけることがある。

もう一つ可能性として考えたのはサーバーレスという魅力はサーバーサイドエンジニアよりもWordPressなどのCMS周りを扱う人たちのほうが魅力を感じるのかもしれないと思ったこと。 特に先月参加したWordCamp Kyoto 2017でも感じたことだけどWordPress界隈?は割りとAWSGCPを導入することに対して意欲的な印象を受けた。

これはメンテナンス性やブログサイト(というかCMSだから?)の性質からきているものなのかもしれない。

わりとこのことに自分としては衝撃を受けた。 自分たちでサイト作ってサーバー上に構築する…みたいなお仕事をしているひとはそう遠くない将来に今のままでは「おまんま食い上げ」になってしまう事態が十分以上に起こり得るのではないだろうか?と感じた。 というか多分すでにそれは起こっていてぼくが観測できていないだけなのかも。

ただサーバ構築してサイト作れる以上の価値を出していけないと今後は苦しそうだな、特に地方だとというようなこともふと考えていた。

そういえばWordCamp Kyoto 2017の参加レポートもまだ書けていない…あのとき午前から体調悪かったので午後から帰ってしまったのだけどどうもTwitterの反応とかみてると午後のLTがめちゃくちゃ盛り上がっていたらしい、もったいねえ。 今度時間を作って参加レポートまとめておかないと。

今回の勉強会でMVPをあげるなら最初のセッションを発表していた小池氏の「The Essence of Serverless」をあげたい。

Function as a Service(正直また増えやがったなXXX as a Serviceシリーズめ!!!って思った)という概念やサーバーレスのメリットやデメリットに関して入門者向けに簡潔にそして丁寧にまとまっていたのが好印象として残っている。

リモートだったのでHangoutでの遠隔セッションだったが非常にクリアな音声で聞くことができたし、不満点が少なかった。 惜しむらくは質問したくてもなにをどう質問すればいいのか思いつかなかったことだろうか?

説明がうまくてあまり「こういう場合はどうなんの?」みたいな疑問がわかなかった。 それでも質問してるひとがいてそういうひとたちはやはり自分たちでサーバーレスをやっていたときの問題点ややっていく上での問題点を聞いていたようだが。

せっかくの質問する機会だったがうまく疑問を出せなかったのはもったいないなあと思った。 もし次回があれば質問できるだけの知識を蓄えておきたい。

まとめ:

冒頭のサーバーレスに関する内容は初心者が聞く入門編として最適な感じだった。

サーバーレスフレームワークという概念を知らなかったがそのメリットも感じられて第一回の開催内容としては硬すぎず緩すぎず良い空気感だったと思う。 ちょっと内輪なノリもあったけどフレンドリーなアクセントとして働いていたように感じたのでいい塩梅なのではなかろうかと思う。

ちょっと気になった点としてはちょっとイベント自体が静かすぎるようには感じたことだが、それも徐々に解消していったので然程問題があるわけでもないかと最終的に感じた。

あ、2つほど不満点あったかも。 1つはハッシュタグがちょっとわかりにくかったってことですね。

最初2つハッシュタグがあってローカルとグローバルにわかれていたのでどっち使えばいいの???ってなりました。 そのあとの説明でそういうことかーと納得はしましたが個人的には #slskyoto のひとつで良かったんじゃないかなーと思ってます。

もう一つは途中からコワーキングスペースWifiがめっちゃ重くなったこと。 誰かなにか大きいファイルをDLでもしていたんだろうか? 結構ひとがいたのでなにかのアプリがバックグラウンドでめっちゃ帯域を圧迫したとかはありそうだなーって思った。