「ITエンジニアの仕事環境はどういうのがベストか」みたいな記事を書こうと思ってたくさん頂いた意見を偉い人達と検討してたんだけど、「こうするのがベスト!」って言い切れるほど単純な話でもなくて話題が散らかりまくり、記事にまとめられる気がしなくて途方に暮れてる
— ヨッピー (@yoppymodel) 2018年10月13日
仕事環境で重視する理由って人によって千差万別だと思うんですよ、例えばお金とかお金とかお金とか……。
その条件としてぼくがいま重要視してることってなんだろうな?と思ったら結構ざっくりしていたので書き出しておくかー!くらいの気持ちになったという話です。
ちなみに「そもそもお前転職しまくりやんけ!」とツッコミがあると思うんですが転職しまった結果わかったというぼく個人の経験に基づく内容だってことに留意してください。
……昔から気づいてたらこんなに転職しとらんわ!!!
尊敬できるメンバーがいる:
よく転職サイトとかでみかける「成長できる〜」ってやつ。
同じ職場で働くメンバーが信頼できないとそもそも成長以前の問題で辞めたくなるので 大前提で「リスペクトできるメンバーがいる」が必須になります。
なお、かつて働いたところで尊敬できない上司やメンバーがいたところは辞めたあともヘイトが残りましたが 尊敬できる、信頼できるメンバーばかりの職場はそんなこと微塵も思ってないのでそういう意味でも大事です。 (じゃあなんでそこ辞めたか?っていうとだいたいぼくが悪い。)
そういう意味ではTeam Geekは一度読んでおいたほうがいいかもしれない。
でも、これ転職前に知るのはめちゃくちゃ難しいですよね…インターンとか事前に働かないとわからない。 仕事の信頼や尊敬は一緒に働いてみるまでわかりませんからね。
信頼できる経営陣:
チームメンバーはいいんだけど社長(経営陣)に理解がない!!!とかなるとやっぱり辞めたくなる。 ということで経営者が信頼できる、尊敬できるのも重要です。
理由はすでに書いたので割愛。
組織に柔軟さがある:
尊敬できて、信頼できるメンバーや経営者だとしても組織に柔軟さがないと厳しいなってなります。
裁量労働制みたいな全部おまかせ!みたいにしろ!というのは現実的に難しいと思ってる、経営陣側とメンバー側双方にとって。 なのでメンバーを信頼してある程度セルフマネジメントさせてくれる柔軟さがほしいなって思います。
逆に台風明日来るらしいので早めに出社しろとか泊まれとか言われるとその瞬間にクソ辞めたくなる。
don't be evil!:
社会通念上、悪だと言われることをしない、させない。
以前働いていた会社がメールクライアントのBecky!や秀丸を不正使用していたり、インターン学生にAdobeなどのアカデミック版を購入してもらい(お金は払っていたらしい)会社で使用するみたいなことをしていた。
「お前それいいと本気で思ってんの?」って感じのヘイトが溜まる会社に長居したくないし、まあそういうところとは付き合いたくないですよね。 人としても組織としても。 当然ながらそんな組織や会社を信頼するのは無理なので早く辞めような!
まとめ:
開発環境、git使えるとかMacBookProだとかIDEがどうとかメモリがどうとかオフィスチェアがどうとかってのは個人的には些事かなと考えていて、それよりもより換えの聞かないメンバーや経営陣のほうが重要だなと考えてます。
なにより結局「働く」って人間が一番ハンドリングするの難しいのでそこを重要視して、ハードウェアやソフトウェアは最悪誰かがお金出せば解決する問題なのでどうとでもなる、くらいに考えておくのがいいんじゃないかなって感じです。
というかそもそも信頼できるひとはそれらの問題をお金で解決するのにだいたい同意してくれるので順番が逆な風潮じゃないですか?という気がしています。
なので「一緒に働きたい!」って思えるのが一番大事。 そのうえでいろいろ揃ってれば文句ないよね!みたいな印象です。
どうせお金とかもらえるだけもらえるほうが嬉しいに決まってるじゃん。