良いチームと悪いチーム、その差。

最近よく「良いチームとは?どうあれば良いチームなのか?」という疑問をずっと抱えていたのだけども結論が出ずに堂々巡りをしておりちょっと困っていた。 ところが今朝はてブみていたら id:hase0831 さんが明確な答えを示していてくれて「そうか、これが足りなかったのか!」という気づきを得た。

hase0831.hatenablog.jp

技術力が決して高いと言えない開発チームで働いたときに「このチームは技術的課題はあるけども良いチームだな」と感じることと「このチームは技術的課題云々以前の問題がありすぎるチームだな」と感じることがあった。 両者にはある程度共通する(というか内容の根本自体はほぼ同じ)課題や問題があって「じゃあなにが良いチームと悪いチームを分ける分水嶺になっているのだろう?」と考えていた。

技術的レベルにおいては双方ともに同じようなレベルだったのだが明確にチームとしての明暗が分かれているように感じた。 TeamGeekなども読んだけども結局のところ、この疑問の解決や決定的な分析は図れなかったのだけどもここで挙げられている3つの点におけるアプローチが違うということに気づいた。

悪いチーム

恐らくわかりやすいだろうと思うので悪いチームからのアプローチを紹介する。 これらの状態に陥っている場合はチームが機能していない可能性が高いと思うので早急に改善すべき状態だといえるだろう。

Why?まで落とさず作業を進める

よく言われる内容だが「何故それをすべきなのか?」が説明されないまま仕事をすると多くの場合以下の問題が発生する

  • 指示したものと違う提出物があがる
  • 見た目は指示したもののように見えるが実体が異なる
  • 指示されたものにはなっているが将来的な課題に関する対応策が検討されない
  • 指示されたことしか行わない

これらの話しがでるとよく「指示の裏にある意図を作業者が汲み取って欲しい」ということを言われる。 この意見は一見正しいのだけども「指示の裏にある意図を指示者が伝える」のも同じくらい重要だと考えている。 これらはどちらかだけでは成り立たなくて悪いチームはどちらかに押し付ける形で仕事をしていることが多いように感じた。

これらはある意味でコミュニケーションにおける問題だと考える。 そのための解決策は「飲みニケーション」などではなく、「正しく伝える努力」と「正しく理解する努力」を双方が理解することだと思う。 悪いチームはだいたいこれらの努力の方向性が一方通行であることがほとんどであるように思う。

作業者からすれば「指示された通りにしたのにリジェクトされた」と不満が溜まるし「そもそもなにがしたいのか?」というWhy?が共有されていないのだから どうなっていて欲しいのか?将来的にどう発展させるのか?という将来像が見えずただ言われたことをそのまま行うという最悪の状態になる、悪循環のループが完成する。

この状態が何故最悪かというと「何故こんな状態になっているのか?」という問題が発覚したときの分析時に「指示された通りにやりました、私の責任ではありません」という責任の放棄となすりつけあいが発生してしまうからだ。 そしてその悪循環に疲弊したメンバーから辞めていくことになる。

こうなるともうチームとしては崩壊している状態といえる。 マネジメント権限を持つ人間はこれらの問題が発生する前に対処する必要がある。 正直このような状態からチームを立て直すのはかなり厳しい状態であると思う。

これらの問題をマネジメント権限を持つ人間が検知するには 「指示されている内容がわからない」「なにがどうなっていればいいんですか?」 というような意見が作業者から出たら限りなく赤に近い黄色信号になっているのでなにがどう足りていないのかを検討すべきである。

全員の持つ情報粒度にバラつきがある

全員が同じ情報を全て知っている必要というのはないと思うが「誰が知っているのか?」「どこに情報があるのか?」が共有されていないとチームメンバー間に温度差が出来てしまう。 この温度差というのはやっかいで検知するのが難しい。 ただこの温度差というのは不平不満の温床になるので出来る限り無くす、それが難しければ温度差を軽減する必要がある。

件のブログでも危ういところまでいったとのことなので情報を管理する人は特にデリケートに扱う必要があるのだと思う。

大まかにでも「ここからここまでは全員が知ることのできる情報」「ここからここまでは管理者のみが知り得る情報」というようなカテゴライズをするくらいしか解決策が思いつかない。 しかしそうすると「この情報はどっちなのか?」という例が必ず浮上してくるし、その対処に悩む内にうやむやになってしまうパターンがほとんどなのではないかと思う。

TED Talkだったと思うが今まで機密情報だったオープンにして誰でも閲覧可能にしたところ業務効率が飛躍的に向上した、情報に機密性を持たせることによるメリットよりもデメリットのほうが大きいという話しを以前なにかで読んだ(もしくは見た)がチーム単位であればそれでもいいかもしれないが会社規模となるとなかなか難しいのではないかと思う。 ただそういう方針を話しあったり常にブラッシュアップしていけば温度差というのは非常に小さい影響で収まるのではないかとは思う。

またこれらの温度差をキャッチアップする方法として1on1などの手法はあるが結局のところこれらは「どうせ言っても無駄だろう?」という諦めをメンバーが感じてしまった段階で意味がなくなってしまう。 信頼関係が構築できていないところに手法だけ持ってきても意味がないのだ、まずは崩れてしまった信頼関係を構築するところから初めなくてはいけない。

「違う」「間違ってる」しか伝えない

これは最初のWhy?にもかかる部分があると思うのだけど悪いチームというのは最初のWhyが出来ていないせいで期待したものと違うものがあがった際に「これは違います」としか伝えないことがほとんどだと言っていい。 明らかな不具合、例えばブログのエントリを投稿したのに表示されていないとかならそれでもいいと思う(というか普通に考えて大問題だしそれで伝わらないのは別の意味でやばいと思う)

ところが多くの場合は「ここのAという部分が期待した動きになっていない」「このBという表示が本来B'になっていて欲しいのになっていない」というケースが多い。 悪いチームはこの説明を後出しでいうことが多い。 当然、作業者側からすれば「最初に説明しろよ!」と不満が溜まる。 結果チームとしての空気は悪くなるし指示者に対する不信感も募るため「言われたことしか行わない作業者」が出来上がってしまう。

言われたことしかしない部下や社員がいると嘆く前にまず指示者は分析をすべきだと思う。 だいたいの場合は嘆いているだけで作業者側からすれば明確な理由に対する対策が行われていないことが殆どであるように思う。

良いチーム

Why?まで落とさず作業を進める

良いチームは多くの場合伝え方が上手いことが多い。 「Aの機能を追加してほしい、以前似たような実装をBプロジェクトのCに実装してある」などとしてどういう状態が理想なのかを具体性を持って説明する。 これを受けた作業者は当然Cの機能を元に考えるため車輪の再発明を行わなくて済むし、具体的なイメージとしてC機能があるため指示者とのズレも最小限となる。 また「C機能をそのまま使えない理由はなにであるか?」とか「今後この機能はD機能に移行していくことが予想されるので移行が簡単に行えるように実装しよう」と考えることが出来る。

これはWhy?がきちんと支持者と作業者間で共有されているからだろうと思う。

全員の持つ情報粒度にバラつきがある

良いチームの場合「これは全員が知ってる(知っていない)」が明確であることが多いように思う。 そして「このことなら社内のナレッジツールでみたことあるよ!」とか「それは○○さんに聞けばわかるよ!」とかってパターンが多い。 この例でいうなら○○さんが管理者しか知りえないことを知っているという認識がおおよそ全体に認知されていることが大事という話し。

駄目なチームは「誰に聞けばいいのかわからない」が共有されてしまっていることが多いが良いチームは全く逆で「誰に聞けばいいか」が明確なため 「こういうことを聞くのは誰かわからない」というときに「○○さんなら知ってるんじゃないか?」という質問しやすい空気につながっているのだと思う。

「違う」「間違ってる」しか伝えない

良いチームは「ここは出来ればこうしてほしかったですね。」とか「こうやれば次回からはもっと早く実装できますよ!」などOKなときでもどうしてほしいかをきちんと伝えることが多い。 ここが悪いチームとの決定的な差かなと個人的には思っている。 こういう小さな信頼の積み重ねや1つ1つの事柄に対する信頼感がチームを育てるのだと思う。

まとめ

気づけばそこそこ書いているが結局のところ悪いチームの駄目なところっていうのは共通してるけど 良いチームの良いところっていうのはそのときどきやメンバーで変わってるという印象以上のものがないんだよね。 ということで凡人たるぼくらが出来ることは潰せるデメリットは早めに潰すという対処療法しかないのだよ。

前職の同僚によく言われたことだが「一気に変えることは出来ない(難しい)ので少しずつ変えていきましょう」ということですね。 これが出来るからこそ良いチームなんだと。

職務経歴書OSS化改善案

luccafort.hatenablog.com

id:okoysm さん経由で知った #職務経歴書OSS化 で書いたデメリットの中で一番個人的に大きかった理由の1つである「個人情報がフルオープン」の改善案を思いついたので忘れない内に書き出しておく。

改善案

元々はGithub上でなんとかしたいと思っていたのだけどもどうやってもGithubだと難しいなということを感じていたのだけども よくよく考えたらQiitaの限定公開を使えばMarkDown形式でかけるしログとしてもいいのではないだろうか?と思った次第。

問題点

ただ難点というか当然ながら問題もあって

  • 限定公開している場合PR送れないっぽいのでフィードバックが受けられない
  • Gitで管理していない

が出来ないというなんか改善してんだか改悪してんだかわかんないなって状況になってしまった。

まとめ

とはいえ「GithubのPublicで公開するのはちょっと…でもそのためにPrivate契約するのも(´ε`;)ウーン…」という人はQiitaで公開するのは1つの選択肢かなと思う。 Dropboxとかでも公開するのと変わらないんだけどもブラウザだけで完結するっていうのがメリットの1つかなとはちょっと思ったりしてる。 というわけで暫くの間Qiitaの限定公開に職務経歴書をあげておこうと思う。

あとついでなので履歴書もMarkDown形式で書き出してみようかなと思ってる。 結局これらの資料ってどういうことしたのか?とかどこの学校出身なのかとかってデータがわかればいいだけだし形式に拘る必要性ないよね!ということで3連休の間にしれっと書き上げておく。

SQLアンチパターン

id:Soudai がなにかの資料で「とりあえずSQLアンチパターン読んでないやつは読んどけ!マジで!!!」って書いてたのが読み始めのきっかけ。 実践ハイパフォーマンスMySQLみたいな迷ったときに辞書のようにして使う書籍なのかと思って買ってはいたんだけども読んでいなかったことを後悔した。

この書籍は非常に示唆に富んでいる。 「DBなにそれ?(ハナホジ」という人にはこういうことをしてはならぬ!というまさに本著の冒頭で書かれている転ばぬ先の杖、べからず集として機能します。 逆に実務でバリバリにRDB使ってるよ!という初級から中級にかけてのサーバーサイドエンジニアにはかつての自分の失策を見つめ返す良い機会を与えることでしょう。

唯一疑問というか、それは違うんじゃね?となったのがファントムファイルの章なのだけどもそれをつぶやいたところまさかの方から反応あってびっくらこいた。

ファントムファイルの対象バイトサイズなんかを考えると今現在の状態とはかけ離れた時期に原著が書かれていたのかなと推測する。 あるいは著者がファントムファイル教の信者なのかもしれない、今聞いてみたらあれは誤りだったよ!とかいいそうな気はする。

というわけで本著をすでに買っていてぼくと同じように読んでないひとは今すぐ本棚から引っ張りだしてきて読むんだ! きっと得るものがあるぞい!

最近よく考えていること

さいしょ

今の会社がアレすぎるので転職とか諸々の選択肢を改めて考えている。 その中で今までは考えなかった選択肢をよく考えている。 フリーランスと起業だ。

これはぼくが起業したい!とかフリーランスになりたい!みたいなポジティブな動機から考えていることではない。 ただぼくが考えている「こうあって欲しい」と望む条件を満たそうとすると自分で会社起こすか、フリーランスのように働き方を選べないと難しそうだという現実に直面しただけの話だ。

何故今までこれらのことをぼくが考えていないか?

この理由は簡単でぼくは経営者向きの発想や性格でないからだ。

経営者として↓の3つがぼくには大きく欠落していると考えている。 恐らくぼくという人間とそれなりに深く関わりのある人は同様の感想を持つんじゃないかと思う。

作ってみたいと思うサービスなどはあるもののじゃあそれをマネタイズするにはどうするのか? 作ったサービスを広く知って使ってもらうためにはどういう広告戦略を立てないといけないのか? サービスをスケールさせ、人手が足りなくなったときにどうやって雇った人材のマネジメントするのか?

主にこれらの点が知識不足や能力不足、またそもそもこれらの能力を向上させる意欲などなどが欠落していると考えているからだ。 その他にもお金がないとかそこまでのモチベーションがないとか色々あるが全部は多分書き出せない。 それぞれは大きな問題ではないのかもしれないけども数が多すぎると思ってる。

ともあれ、これらの説明を道筋立てて説明できないひとをぼくは信用できない。 自分ですら信用できないひとを誰が信用してくれるというのだろうか?ということだ。

じゃあ何故そう考えるようになったのか?

これは関西に帰ってきたこと、転職活動を直近で行ったこと、年齢的なことなどなどの条件が恐らく複合的に交わったからこそなのかなと思っている。 ぼくはもう若いとは言えない年齢だ。 少なくとも「エンジニアで中途採用を行う、どちらも未経験者だ」と言われたときにぼくの年齢と大卒、あるいは高卒のような方と比較された場合に 多少のアドバンテージごときでは若手のほうを採用するだろうと思う。

そういったことを考えていると「1つの会社や技術などにロックインされてしまう今の状態はよくないのでは?」と考えるようになった。

この辺はSoft Skillsの不動産やれ!っていう話しに近いものがあるのかもしれない。 本業とは別に副業を持っているという選択肢があることで精神的安定を得られることなどが影響しているのかなと。 副収入があれば多少貧窮しても生きていける、そう思えばとり得る選択肢の幅というのは非常に広がるのではないか?と考えているが実際にどうなのかは未だ不明だ。

まとめ

ともかく、今まではセルフコントロールが出来る自信がないことや金銭面などの不安からフリーランスになることを最初から検討していなかった。 起業に関しても、自分だけの問題では済まないことなどから諦めていたところがあった。

がしかし、これらの選択肢が取り得る選択なのだという安心感があれば転職の道や今後の働き方などにも非常に高い自由度を与えられる気がしている。

なんだか取り留めがないけどもそういうわけでフリーランスや起業した人に話しを聞きに行こうと思ってるので そのときは随分うるさいやつが来たなと思ってくれて構わないので答えれる範囲で答えてくれると嬉しいです。

あと起業やフリーランスで困ったことや解決方法としてどうしたか?などあれば教えてほしいです。 以上、おしまい!

似たようなことを考えている人がいる

割りと↓と似たような考えをしているなと前から思っていたので一度話しを聞いてみたいと思ってる。

pha.hateblo.jp

あこがれのはてなランチをてにいれた!

タイトル以上の内容がありません、ただの自慢です!( ・´ー・`)ドヤァ

本日のはてなランチはカレー。美味かった!

どうやら金曜日はカレーの日らしいのでカレー好きな人は金曜日にはてなランチできるように調整すると良いです。 なお東京オフィスと京都オフィスでそれぞれ傾向が違うらしい。 京都オフィスは健康志向っぽい趣らしい。

とりあえず今の会社の現状話したり、今後どうしていきたいのか?みたいな相談に id:Soudai に乗ってもらった。 大変感謝している。 あとだいくしーさん (id:daiksy) にようやくご挨拶できた、多分初めてお会いした。 いつもしょうもないことしか言ってなくてすみません…。

あ、あと 偽名さん (id:amagitakayosi) を紹介してもらって雑談したりゆううきさん (id:y_uuki) を紹介してもらったりした。 いつもブログなどで購読させてもらったり、KyotoJS #12 をキャンセルしてしまい迷惑をかけてしまったことを謝ったりした。 (IDコールしておきながら違う人だったらどうしよう…という不安がちょっぴりあるけど多分あってるはず)

id:Soudai に誰か会いたい人いる?って聞かれたので多分はてな社員の中で一番ブログ読んでるしばゆーさん (id:shiba_yu36) をあげさせてもらったのだけども「誘うの忘れてたwww」って言われたので まあしゃあないかーそーだいもしばゆーさんも忙しそうだもんなと思いつつ若干残念な思いだったので次はてなランチするときもリクエストさせてもらおうと思ってる。

以上! とりあえずはてなの空気感に触れられて良かった。 奇しくもSwitch発売日だったからかみんな集まってワイワイやってるのが楽しげで業務モードの真剣さとのギャップが激しくていい会社とメンバーだなーと思ったとさ!

わりとガチではてなで社会人インターンしたくなりました…。 とはいえスキルセットがミスマッチなんだよねぼくの場合(PHPerなので)、PerlやってないしScalaもやってないからなあ。 今からPerlを1から覚える、覚えさせるなら若い人優先するだろうし、ぼくも同じ立場ならそうするからな! 勉強会とかカンファレンス、なんかの雑誌で連載開始するレベルのスキルセットを身につければワンチャン…(゚A゚;)ゴクリ

本題とは関係ないんだけども京都地下鉄のイメージキャラクター太秦萌のポスターが社内にあったんだけどどうやって手に入れたのかがめちゃくちゃ気になる。 写真とっておけば良かった!そして入手経路を聞き出すべきだった!!!(激しく後悔)

クラスメソッド会社説明会 in Osaka

dev.classmethod.jp

いつもDevelopers.IOでお世話になっているクラスメソッドさんが大阪で会社説明会するよ!という情報をキャッチしたので参加してきました。 クラスメソッドさん、いつも技術ブログなどで大変お世話になっているのだけどもいまいちなにやってるのかわからん会社だなーという印象を持っていたのですが その謎の技術会社組織の闇がちょっとだけ晴れたかなという印象です。

結論

基本的に求められるレベルは厳しいけどもきちんとアウトプットを出していれば細かいことは言われない自由度の高い会社。 この1文に集約されていますね。 エンジニアとしてスキルアップするには良くも悪くもいい環境なのかなという印象でした。

感想

結論で述べた良くも悪くもと表現したのには理由があって、半強制的にスキルアップを求められるという印象を受けたからになります。 周りのレベルが高く、ブログを書くことが当たり前な文化なので今までそういう文化に慣れ親しんでいない場合かなり苦労することになるかなと感じました。 ボク自身はブログ書いたり、Qiita::Teamにエントリを書くのは楽しいと感じるのであまりそこに対するストレスは少ないのではないかと思うのですが そうでない人には最初は同調圧力的な苦しさを感じそうかも…という疑問は生じました。

リモートワークで週に2回ほどしか出勤しないとか体調悪いのでフレックスのコアタイム過ぎて帰ることも出来たり。 特に驚いたのが営業のかたもリモートワークが定着しているというのがかなりびっくりしました。 会社説明会に参加予定だったアプリケーションエンジニアのかたが体調崩されたらしくすでに帰られていた…というあまり他の会社では見られない一面がみれたのはイレギュラーながら良かったです。 でも一番話しが聞きたかったエンジニアが体調崩して帰っていたのでそこは残念でしたねw

質問なにかありますか?ということであまり手が上がらなかったため先日SuperShipけんすう氏が面接で聞いて良かった内容をパクって「今までクラスメソッドで一番アツかった経験はなんですか?」と質問した内容が個々人ごとに異なっている点や感じ方がバラバラなのが面白かったです。 誰かの意見に引きづられての発言でないというのが生の声が聞けた感じでGoodでしたね。

前にいた方がやる気満々で「スキルシート持ってきたので採点してください!」といっていたのには度肝を抜かれましたが。

各エンジニアのかたの発表された資料は恐らくどこかで公開されるだろうと思うのと勉強会ではなかったため あまりメモを取ってなかったので公開されない場合は直近でまた説明会されるかもという話しなのでそちらでお話しを聞くといいのではないかと思います。

ぼくもWebアプリケーションエンジニアのかたとお話しが出来なかったので後日改めてお話しを伺えればと思っています。 今の会社からもそこまで離れているわけではないですし、気軽に話しを聞きにいければなと考えています。

いろいろ忙しかったり体調があまり芳しくないとかでブログを書くのが遅れてしまい結構記憶の欠落があるので やはりこの手のブログはその日のうちに書き上げてしまうのがぼく的にはベストかなという感じですね。

WantedlyとSkype面談とぼくと

謝辞

まずは今回雑な思いつき(後述する)からSkype面談をしていただいたCTOの川崎さん そして突発ながらも丁寧に対応してくださった採用・広報担当の山本さん なによりも謎の呼び出しでセッティングさせることになってしまった住友さん

お三方以外にも迷惑をかけたかもしれない全Wantedly社員の皆さん。

ありがとうございました! たった30分でしたが非常に貴重な体験を31歳にもなって経験させてもらいました!

本編のまえに

まだこれは書いている最中なのだけどもかなり超大作に仕上がる感じなのでもっと簡潔にしろ!というお叱りが出るだろうと思う。 なるほど、正しい。

だが断る

ことの経緯

www.wantedly.com

というエントリを読んで…

と呟いたところ

…となって住友さんを召喚する流れに。 本当になんとかなってしまったので「住友さんは問題を解決するのが得意なフレンズなんだね!すごーい!(雑」って気持ちです。

以上。 経緯説明、終わり。 元々は大阪でも説明会みたいなやつ開いてくれたら話し聞きに行くのになーっていう雑な考えでした。

本当に申し訳ねえw

Skyep面談の内容

面談前にトラブル発生

…がまあ元々ちょっと会社でトラブルがあってそれは解決したのだけど本来なら自宅からSkype面談する予定がちょっと時間に間に合わない事態に。

そこで比較的近くでネット環境のある場所としてスタバに移動。 なんとか時間前に到着しネットに接続…がしばらくするとネットが断線してpingも通らないような状態に。

とりあえずネット回線を使うようなアプリをほとんど停止させ、再度接続し直すことでようやく問題なくネットが使える状態になった。

ちょうど予定していた時間だったり、CTO川崎さんの準備が整ったことも合ってそのまま面談に雪崩れ込むことになりました。 心の準備なんてする暇はなかったぜ!

面談の内容としてはWantedlyが現在取り組んでいる課題や問題、そしてどういう組織か?などの説明がおよそ15分ほど。 その後、何故ぼくが採用担当者になりたいと考えたのか?を説明したりなんかしました、これも15分ほど。

もっとどういうこと喋ったか書けよ!って言われそうですがそれはWantedlyで実際にCTO川崎さんに聞いてください。 ぼくからは以上です。

閑話休題

ともあれ、予定していた時間が30分ほどだったのですが綺麗に終われたなと感じました。 多分このあとも面談の予定が入ってたんだと思いますがあまりに綺麗に終われたのでイケてるスタートアップのCTOは違うぜ!これがCTOマジックってやつか!とか思ったりなんかした。

が、当然慌ただしいなか説明を聞いたり説明したりで結構「これ伝えたかったのに!キィーッ!!!」って 帰り道でなったのでWantedkyさんの許可をもらってブログを書いてる←イマココ

ぼくの屍を越えて誰かの礎にしてやってください。

Wantedlyさんに伝えたかったこと

  • 諸々トラブルがあって急遽スタバでSkype面談することになり、ネット回線の品質悪いわ、周りはうるさいわで申し訳ない。ごめんなさい(´;ω;`)
  • 以前わざわざ席を確保してもらったのにReact-Redux速習会をドタキャンしてしまったこと、本当に反省してます。
  • Skype面談をしてくれる企業さんがWantedlyのおかげで増えて地方在住エンジニアとしては非常に助かっている、感謝!!!
  • 雑に「とりあえず話しを聞かせてよ!」というぼくの思いつきにCTO川崎さんを借り出してしまう事態になって申し訳ないけど個人的にはラッキー!って思ったこと。
  • Skype面談にあまり慣れてない&環境悪くてたまに会話が途切れてしまったこと。
  • でもWantedlyに乗ってる求人、だいたい東京だしもっと関西…というか地方にも力入れて欲しい!頼む!!!って感じだ。
  • 採用・広報の山本さんや写真に写ってる金髪美人さん(ポニテ!)とか裏山けしからんので東京いったら事務所に遊びにいきます、いえーい!✌(‘ω'✌ )三✌('ω’)✌三( ✌'ω')✌

Wantedlyさんにうまく伝えられなかったこと

採用担当者に興味を持った経緯

うつヌケ読んだ影響

はてなid:shiba_yu36 さんの紹介で読んだ漫画。 漫画の詳細とか読んだ感想は↓

luccafort.hatenablog.com

その中のエピソードの1つに「仕事好き!毎日充実してるし悩みなんて1つもない!」そんな人が「ステルスうつ」になってしまったという話しがある。 今にして思えば前職を辞める直前のぼくもこれだったのかなあと考えている。

仕事は楽しかったし充実もしていた、そして会社のメンバーとも非常に和気あいあいとしており、良いチームだったと思っている。今でもこの点に関しては疑問の余地はないと考えてる。 だけどもストレス性の過敏性腸症候群になって休みがちになってしまい、最終的に退職ということになってしまった。 今でも非常にもったいないことをしてしまったという後悔がある。

そういった後悔をほかの人に味わってほしくないというのが動機の1つ。

直近で知り合いからキャリアパスについての相談を受けていた

ちょうどこのエントリを読む前日の夜に前職の後輩から今後のエンジニアとしての進むべき道についてアドバイスが欲しいということでLINE上でやりとりをしていた。

ぼくなりに「後輩氏はこういうところが足りてないと思う。ぼくも同じタイプだったがぼくはこういう方向性で勝負をするエンジニアになろうと考えた。何故ならこうだから」といったアドバイスをさせてもらった。 この時点ではただ外部の人間になったことで相談しやすいぼくに話しを聞いてほしかったのだろうとしか考えていなかった。

ところがその後Wantedlyのエントリを読み、現職の同僚エンジニア(退職予定)から相談を受けたり、Twitter経由で大学生エンジニアに前職紹介したりしているうちにふと「あれ?ぼくこういう方向性のほうが向いてるんじゃないか?」と考えるようになった。 前職のときにも「チューターとかメンターとかそういうのに向いてる性格ですね」と言われたことがあって恐らくそれ自体は何の気無しにいったことなのだろうけども妙に嬉しかったことを覚えている。

rebuildfmの影響

また直近で聞いていたrebuildfmのエピソードで会社内転職という制度がある、といった話がでておりそこに非常に興味が惹かれた。 元々ぼくは社会人インターンとかそういう企業と人とのミスマッチを解消するような仕組みを導入した話しが好きだ。 これは恐らくぼく自身がミスマッチだなあと感じる企業に就職してきたことと無関係ではないと思う。 なのでもしぼくが採用されたら社会人インターン制度をやってみたいし、社内転職制度を採用したい…みたいな妄想をしていた。 なにかを改善するときの妄想ってめちゃくちゃ楽しいんですよね、実際に導入したり導入しようとすると予想外の反応や出来事があって大変なんだけども。

エンジニアリングが好き

ぼくはエンジニアリングが好きだ。 何かを改善していくことに楽しさを感じるタイプの人間だとここ数年強く実感している。 だけれどもぼく自身はエンジニアとして非凡なものを持っているわけではない。 せいぜいが中の下くらいの位置にいるエンジニアだろう、これはそこまで大きくハズレた推測ではないと思う。

そんな飛び抜けたエンジニアではないと自覚しているため新しいエンジニアのキャリアパスがある、これから作っていくんだ!っていうところに魅力を感じた。

いままで働いていた会社でぼく自身がこの会社の文化とあわなかったな…とかこの人はうちの会社の文化とあわないからつらいんじゃないだろうか?といったことを感じることがあった。 そういったミスマッチを減らしてあげたい!と心のどこかで思っていたことに輪郭と具体性を与えられた気がしたのだ。

それは勘違いかもしれない。 でもいいじゃないか、今までにないキャリアパスを自分たちで作れる。 そう考えると単純に面白そうなんだから! 面白いっていうのは心の栄養だよ、つまらないと心が死んでしまう。

ただ川崎さんのお話しだと採用担当者っていろんなことができないといけないみたい。 ぼくはその辺の知識に疎かったり、経験が薄いのでWantedlyが考えている採用担当者としてはマッチしないのかもしれないとちょっと考えた。 もちろん、採用されたら覚える気ではいるけどもそうすると多分ぼくよりも優秀で経験豊富な人がいっぱいいるんじゃないかな?と思ってしまった。

ただそれでも声を上げないとただ掻き消えてしまうだけだと思ったので今回かなり無茶なお願いを住友さんにしてしまった、反省はしている。 だけれども良い機会を作ってもらったなあと大変感謝しています。

今度東京に遊びに行ったら飲みにいきましょう、奢らせてもらいますよ住友さん!

さいごに

今回理由はいろいろありますがアレも言おうコレも言おう!と考えてたことが全然言えなかったので次回(があるならば)はアジェンダでも作ってから臨もうかと考えてます。 ではではバーイ👋

っていうことを昨晩、記憶が薄れない内に!と眠い中書いていたのでかなり気持ち悪い文章になってて今読み返してクッソワロタwwwww