王様達のヴァイキング13巻読んだ。 相変わらず読んだあと無性にコードが書きたくなる。
以前から面白くて周りにオススメしているんだけどいまいち「何故面白いのか?」を伝えきれなくてモヤモヤしていた。 少し考えて今わかるのはこういうことかな?と思って書き出してみたのでもし読んでいる人で「いやいやこれが最高な理由だろ!」とかいうのがあれば教えてほしい。
- 是枝くんが作中で新しい技術やヴァルキュリアのコードにワクワクしたり、坂井さんと新しいおもちゃを思いついたときのワクワクする根底の部分が理解できる
- 天才が苦渋と辛酸、そして挫折を糧にして成長していくのを観客として楽しめる
- よくある映画のスーパーハカーさまなんだけど描写やバックボーンの理屈が非常に現実的…というか現実で懸念されている問題を題材にしていてリアリティーが高い
なお似たような作品にバトルプログラマーシラセ(BPS)があってこれは好きだったんだけど(アメリカ王がいいキャラしてたので続編カモン)ブラッディ・マンデイは駄目だった人間です。
多分だけど是枝くんが奇人で変人でコレ以上ないくらいに未完の天才なのが人間臭くていいのかもしれない。 そういえばBPSのシラセもダメ人間でしたしね。
ブラッディ・マンデイはそのあたりが親がどこぞの諜報機関のTOPだとか自身がスーパーハカーでそのエージェントで正義感に溢れた10代の高校生!って設定あたりがどこの完璧超人だよ!みたいに感じて嘘くさく感じていたと思う。今でも好きになれない。
でも当時働いていた同僚のエンジニアがすげー面白い!って言ってたので人によるんだろうな。
BPSみたいに喜劇にまで振り切ってくれたらもうちょい楽しめたのかもしれない。 半端にファンタジーとリアルが混ざってしまった結果微妙という評価に繋がったと思っている。