経緯:
巷でいろいろと噂の民泊の代名詞AirBnB。 地元の京都でも使えるところが非常に増えていて一度使ってみたいなと考えていた。 ところがさすがにいきなり海外で使うのは怖いという思いがあったりした、この辺はテレビなどの情報が影響している部分が多大にあると思う。 そんな折にオープンセミナーOkayama 2017に参加することになったのでどうせなら懇親会参加したいし、京都から懇親会参加すると途中退室になっちゃうかー。 だったら一泊したいなーと思ったのが動機。 あとAirBnB使ってみたかったというのと国内だったら最悪多少のトラブルが起こっても言葉が通じるのでなんとかなるな!という考えがあった。
実際の使ってみた感想:
ビジネスホテルやネカフェに泊まるくらいなら断然AirBnB使うわ!って感じで良かった。 たまたま当たりだった可能性もあるけども一泊しただけですがお値段以上の価値があったように感じました。 また岡山いくときは是非利用させてもらいたいと本気で思ってる。
泊まった場所:
事前にブログに書きたいんだけど?と相談したら「ご自由にお書きください」と快いお返事をいただきました。
お部屋の感じはこんなの。 不動産屋でもカメラマンでもないので構図とか気にしたら負けだ。
今回OSO2017で宿泊したスペシャルルームホンマチのお部屋。これで6k切ってて最高だった。
さっき確認したらだいたい料金が4500円でサービス料が600円、諸々込みで5200円ほどだった。 以前岡山のビジネスホテルに泊まったときは諸々込みで最終的に6kくらいしてたのでそれと比べても安い。
良かったところ、悪かったところ:
あくまでこれは今回利用したところの情報に限定される。 他のところではまた条件が違うと思うのでその点だけは注意して欲しい。
まずは良かったところから。
良かったところ:
- ビジネスホテルよりも安い
- 以前利用したビジネスホテルは6kくらいした割に本気で荷物の置けるカプセルホテルみたいなとりあえず寝ることはできるって感じだった、コスパ悪いなーって当時思ってたのを覚えている。
- 駅から近い
- チェックイン・チェックアウトの制約がホテルに比べて緩め
- 連絡のやりとりがAirBnB上のチャット上でほぼ完結する
- ぼくは電話嫌いな人間なのでめちゃくちゃ高評価!
AirBnB、チャットでだいたい完結するので電話嫌いなぼくにもってこいなサービスだ。
- 共有スペースが広い!
- 執筆スペースっぽいところやソファー、食事するスペースなどもあった。
- インターネットが使い放題
- 酷いビジネスホテルの場合なかったり、あっても500円取られるとかある。それに比べたらただでインターネット使えるとかすごくいい。
- 電源が豊富
- 食事代を安く出来る
- 激安旅行してる人や食にこだわりがない人はトースターがあったので近所のコンビニでパン買って焼いて食うとかできる。
- 洗濯できる
- 長期間滞在するとかだと重宝しそう。
- 岡山駅から非常に近い
- 近所に自販機合った
- 寝る前にお茶買ったんだけど地味に便利だった。
- ゲスト招待機能がある
- 使わなかったけど急に1人の予定が3人に増えた!とかなってもなんとかなる?機能っぽい。
悪かったところ:
正直悪いというよりはここがこうなっててほしいなーとかこれ人によっては気になるだろうなーということ。 悪いほど強いニュアンスはない。 - 駅から近く回りに飲み屋などが数多くある繁華街なので夜中でもちょっと騒々しい。 - 窓を閉めるとそこまで騒がしいと思わなかったが神経質な人だとちょっと厳しいかもしれない。 - 顔写真をAirBnBに登録しないといけない - ホスト側の判別などで必要になるということらしい、とはいえAirBnBに顔と名前、メールアドレスを握られてるので気持ちが悪いところはある。 - トイレが狭い
ちなみにどれくらいトレイが狭いかというと…
部屋は申し分ないがトイレがちと狭いのが難点と言えば難点か。でも十分すぎる内容だしいいじゃん!
恐らく映画とかドラマなどに出てくる典型的アメリカ人みたいな体型だと入れないと思う。 アジア人なら相当太ってない限りは多分大丈夫、とはいえかなり狭いのでトイレが狭いのはいやだ!とか狭い空間が苦手なひとはつらいかも。
おっさんエンジニアがAirBnBを使った感想:
以前に飛騨高山へ遊びにいったときホテル側のシステムの問題で楽天トラベルを強要されたのだけどこれがすごいストレスだった。 特に楽天はDM攻勢が酷いと噂があるが本当にその通りで全然気にならないどころかノイズにしかならない量のメルマガが送信されてきて非常に鬱陶しかった。 そういった煩わしさはAirBnBにはなくて非常に精神衛生上良かった。 また比較対象が悪いのかもしれないが楽天のシステムは1n年前のシステムかよ!!!みたいな作りをしていたのだけどAirBnBはさすがにその辺流行りのキラキラ系スタートアップなだけあって非常にわかりやすいシステムになっていた。 ただ若者向けなUIではあるのでスタイリッシュすぎておじさんにはちょっと難しいところもあった、このあたりは慣れの問題もあると思う。 ぼくは比較的すんなりいけたように思うが例えばぼくの親世代にやらせたら楽天のほうがわかりやすいというんじゃないかと思う。
最近コワーキングスペースとか話題になると思うんだけどAirBnBはコワーキングスペース代わりになるんじゃないかな?と思ったのが1点。 いわゆる開発合宿的な使い方ができそうだなと。 あるいは家だと誘惑が多いし、せっかくだから気分を変えてコードを書きたい!みたいなときにスタバみたいなカフェにいくのもいいんだけどこういう民泊先で1人開発合宿するのは手軽だしなかなかいいアイディアな気がする。 コワーキングスペースいっても会員登録必要なところもあったり月額だけで考えたら値段変わらないとかある。
もちろんコワーキングスペースはやはりそういう用途に合致した施設を提供してくれるわけだがそういうところにいきなりいくのはハードルが高いと思うひとにはちょうど良さそう。 ぼくはとりあえず京都で1人開発合宿をやってみようかと思ってる。京都にいるとどうしても京町家で寝泊まりするとかないので憧れがあるんですよね。
逆にこういうひとたちは向かないだろうなーというのも少し見えてきた。 バケーションを楽しみたい人には日常感があふれるため期待するような情緒感は感じにくいと思う。 あとこれはケースバイケースだと思うけど家族連れは難しいかもしれない。 一応設備的には小さなお子さんが泊まることになっても大丈夫なようにしてあったがホテルのほうがこの点は優れていると思うのでそういう意味だと小さなお子さんがいる場合はホテルに泊まったほうがいざというとき助けを呼んでくれたりいろいろサポートしてくれるのでいいんじゃないかなと感じた。
以上! なんで若い人たちの間でAirBnBが流行っているのかが少しだけわかりました、これは流行るしみんな使うわけだわ。 パリのホテル業界が民泊導入後に阿鼻叫喚の悲鳴をあげているというニュースがあったが分かる話だなと思う。 バックパッカーみたいな泊まるところを安くすませてその分長くいろんな国に行こうとするひとたちからすればホテルの食事ってコストが高い割にパフォーマンスがいいわけじゃないんですよね。 これはぼくも思っていたことがあってペンションとか人里離れているとそういうサービスがあると嬉しいけど街中だとその町の名品とか噂のグルメとか食べてみたいな!ってぼくは思うのでそうするとホテルの食事っていらないんですよね。 なのでぼくみたいな面倒くさいタイプの人間はAirBnBのほうがホテルよりも性にあってるんだろう。