マネーフォワード 京都開発拠点からこんにちわ

前回のブログエントリから2ヶ月近く経過してしまった。 やってることとしてはそんなに何か大きなことが起こっていたりはしない。

Railsのコード書いたり、バグ対応に追われたり、普通にエンジニア・カイシャインしている。 カイシャイン・プリキュアは月曜の朝に死ぬ。

近況報告

近況でもないんだけどマネーフォワード 京都開発拠点に2020年1月からサーバーサイドエンジニアとして勤務してます、いえい!

本当は試用期間が終わったあとにブログエントリでも書こうかなと考えていたんだけどちょうどその前後で担当しているプロダクトのリリースがあったり今回のコロナ騒動があったりでなんかいろいろワチャワチャして書くのを後回しにしていました。

POが書いてたエモい記事がこれ

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実際に社内で使ってもらったあれこれの感想はこっち

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ちょうど面接を受けたのが年末の12月で活動し始めが11月の中頃。 内定をもらえたのがちょうど12月中旬だったので本当に1ヶ月くらいで転職活動から内定までのスピード転職でした。 ちなみに何社か受けたけどマネーフォワードが今回の転職活動の記念すべき1社目でした、なので最速で終えられたって感じです。

いまGoogle Calendarを確認したら

転職活動開始が11月の3週目 マネーフォワードの面接1回目が12月1週目 マネーフォワードから内定もらったのが12月3週目

でした。 マネーフォワードの面接1回目から内定までがだいたい2週間くらいなのでだいぶスピード感ある転職活動だなって感じです。

前職楽しそうにしてたのになんで辞めたの?

前職のトマルバを辞めた理由はいくつかあるんだけど一番大きいのは自分のメンタルが病んだから。 理由としては自分で「やらないといけない!」って抱え込んでしまってパンクしたって感じ。

こういうと仕事しすぎ?ってなるけどそうじゃなくて、なんか強迫観念的な状態で誰かに任せるとかの逃げの行動ができなくなっちゃってた。 抱え込んだまま仕事して失敗して、そして自分は駄目なやつだもっと頑張らないと!でも行動が伴わなくて結局自分で自分の心を殺してしまうみたいなわけがわからない状態になってた。 CTOのtangoさんと何度か話して最初は休職してから復活する予定だったんだけど、ぼくの精神状態とか諸々考えるとOffの日に会社のことを気にしないみたいなことは難しそうと言われた。 ボク自身もそう思っていたし、辞めたくないので休職という選択肢が取りたかったんだけど、結局休職から戻ってきても根本的な部分が変わってないから問題の先延ばしにしかならんなという結論になり、期限を切ってそれまでに返答する……ということで期限締め切り日を幾日か過ぎたあたりで辞めることを伝えた、みたいな経緯です。

トマルバという会社自体はとても好きだし、そこで働く人たちもとても好きです。 オフィスの京町家はめちゃくちゃエモいので京都に来る機会があったらぜひ利用してほしい。

ホテルに泊まるよりもいい体験ができると思う、お値段がその分高くなってしまうので4〜5名で泊まるといいかもしれない。 ホテル業界なのでそのあたりの業種を絶賛募集しているのでもし興味がある人がいたら応募してくれると元社員として嬉しい。

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マネーフォワード@Kyoto に入ってから

マネーフォワードに入社する以外にも選択肢はいくつかあったんだけど(その中にはライバル会社のfreeeさんもあった、最終的に技能面談で落ちたけどw)一番いいオファー条件を出してくれていたこと、元々Kyoto.rbなどで現職のボスである 谷口さんを通していろんな情報を意図せず吸収できていたのでそのあたりの安心感もあって入社することに決めました。

候補の1つにはてなさんがあってぼくにとってはある種の憧れみたいなものがあって受けるか随分悩んだ(入社できるかどうかは別として)んだけど最終的に「受けない」という選択肢をした。 恐らく成長という意味でははてなのほうができたのかな?と思う面がなくはないんだけど、それよりも自分がそこで働くという具体的なイメージが持てなかったので受けないという選択をした。 onkさんやdaiksyさん、他にも何人もはてな社員のかたを知っているので文化的なミスマッチは少なそうだったのでそういう意味では少し残念ではある、武者修行的に社会人留学生制度をそのうち京都のはてなさんとマネーフォワード京都拠点でできるといいのかもしれないなーとか少し考えたりすることがある、これは以前にonkさんが似たようなことを仰ってていまくらいならリリースもできたしこちらとしての体制が整いつつあるのでできるかも、という気持ちでいる。

さて、マネーフォワードに入社した経緯はもしかするとそのうちマネーフォワードのテックブログやnoteに書くことがあるかもしれないので割愛するとしてマネーフォワードに入って行った大きめのことを紹介していく

Money Forward Techbook #2 のまねふぉ執筆陣に参加した

Money Forward Techbook #2 のこと。しかも何故かトップバッターになっててウケる。

マネーフォワードが技術書典で書籍を出しているのは知っていたのでそれに参加したいなーみたいな雑談をしたところ、執筆陣(実態としては部活)のチャンネルを紹介してもらえた。 個人的には技術書典8にはもう間に合わないだろうから、秋頃にある技術書典9から参加したいなーみたいに考えてたら「じゃあ書きますか!」となって入社後2週間くらいで執筆陣入りしていた。

めちゃくちゃ焦った上に締め切りがそこそこ近かったので大変苦労した、チームメンバーにはそのせいでリリース間近なタイミングで迷惑をかけてしまったなと今にして反省している。 でも次回も参加する予定だけどね!テヘペロ

1月6日入社で17日に執筆陣チャンネルで「こんにちわこんにちわ」してたわ、圧倒的スピード感!!!

マネーフォワード クラウド会計Plusのリリース立ち会った

まあリリース直前にジョインしただけでなにかしたって言えない気もするけど微力ながらリリース前の駆け込み時期にスケジュールを遅らせることなくリリースまでこぎ着けたのは偉業なんじゃないか?って思ってます。 偉業なのでKyashとかで39円ください、皆様の温かいお気持ちお待ちしてます。

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京都開発拠点は実質お金稼いでるプロダクトがまだこれしかない状態なので稼ぎ頭です。 やれること、やりたいこと、やらないといけないことまだまだいっぱいあるので興味ある人は下のほうに会社の宣伝おいておくので連絡ください。

ちなみにぼくのブログを読んでいても特に加点とかないですし、別にぼくにリファラル紹介料はいるわけでもないです。

フルリモートに移行した

コロナ騒動で意図せずではあるのですが完全リモートワークに移行しました。 そら社員はそうだろ!って人もいると思うんですがなんとインターン生やお仕事を手伝っていただいているパートナーのかたも含めフルリモートする体制になっています。

出社するひとがいるのか?については京都開発拠点には1人もいないです。 オールフルリモートです、これはPOである杉浦さん(Not エンジニア&Not デザイナー)も含んでいます。

たまーに冷蔵庫の中身や会社においてある書籍を取りに行くひとが月に1回あるかないかくらいの頻度です。 でも仕事はいまオフィスではしてない状態です。

フルリモート、ぼくはあまり好きじゃなくて、週2回くらいまでが許容範囲かなーと思ってます。 そんな中フルリモートになったのでPCとか私物のやつだとスペック落ちちゃうなぁ…と思ってたら「今回は緊急時なので」という特例で会社PCを家に持ってお仕事できています。 MacBook Pro 16インチ 64GBなので潤沢にメモリ使えてハッピーハッピーです! ✌✌✌✌✌

反面、家においていた技術書をオフィスに移動させたところだったので手元にほしい技術書がなくてたまーに困ることがあるくらいです。 基本的に業務に関係しそうな書籍に関しては持ち帰ったので大丈夫のはずではあるんですがふとしたときに手元になーい!ってなることがあります、仕方ないね。

元々京都拠点はリモートで働くかたが何名かいらっしゃってそこで課題がいくつかあったのでいろいろ試したり、スクラムで開発しているので誰がなにしているのかがわかりやすかったり、モブワークでタスクを進める実験的な試みを行っていたなどの経緯もあり、課題はありつつもスムーズに移行できました。 このあたり前職でリモートワークしていた知見を共有して「とりあえず試そうぜ!」と声を上げた過去の自分を褒めたいです、よくやったな!

ちなみに拠点で勉強会をすることがあるんだけどそれもいまはフルリモートで行ってる、意外となんとかなるもんだ。

お金扱うんだからガチガチなんじゃないの?

やったことじゃないんだけどたまに質問されるので答えておく。 正直自分も入る前は金融系SIerみたいな堅苦しさがあるのかと思ってました。 いくつかの点でどうしても堅くせざるを得ないものはあるけどそれも必要最低限って感じに収まってます。

例えば……

セキュリティー的な点でカフェで仕事する!みたいな自由さはない。 これは扱うデータの特性上認められないので当然だと思ってる。

会社PCを持って帰る、これも上記のセキュリティー案件でNGです。 リモートワークするときは申請してリモートワーク用のPCからアクセスしないといけません。 ただし条件があえばワークフローを提出することで持ち出し可能。 今回のコロナ騒動は特例的にワークフローすらなしで持ち帰りOKでした、杓子定規な対応ではなく柔軟に対応してくれて非常に助かりました。

自宅から会社にアクセスするのにVPN繋がないと駄目。 「いまどきサーバはAWS/GCP、外部からもガンガンアクセスされるしVPN不要でしょ!」という向きがあるのは理解しつつもぼくらの扱うデータの特性上これは看過できないです。 ということでVPN不要なソリューションを提供していただける最高に優秀なエンジニアカモン!

でも、その他に関してはいろいろな人が苦心してくれてるおかげで非常に自由度高い状態を維持してもらってます。 この点は入社前とあとで印象が180度違う好例ですね。

そういう働きやすい職場をいろいろ苦心して作り上げてくれているのがすごくわかるので 入社してすぐに知り合いのエンジニアに1人声をかけました、よく考えるとこれ人生で初のリファラルかもしれない。 手放しでうちよいよ!って言えたのはいまのところマネーフォワードだけ。

だいたいあなたには来てもらいたいが満足するオファーが出せない、という理由でいままでリファラルの紹介をしたことがなかったりします。 お金、お賃金の話でいままでいた会社を手放しで知り合いに紹介するのは厳しかったですね。 その点マネーフォワードはメルカリやLINEほどの高給は難しいかもですが、東京水準での給与は保証できる会社なので安心して提案できます。

まとめ

他にも細かい話でいうと

  • 社内勉強会が充実していること
  • オフィスの環境、特に京都拠点は贅沢
  • ランチに鴨川散歩できてエモい
  • 社内チャレンジシステムがあること(POの杉浦さんが経理からジョブチェンジしてる)
  • POがドメインエキスパートなので優先順位が明確
  • いろいろなバックボーンを持ったエンジニアやデザイナーが揃っている

みたいな話があるんだけどなかなか伝えきれない文化の面なのでテキストだと難しいです。 そういうYoutubeチャンネルとかあると面白いのかもしれないけど……どうかな?わからん! 特にぼくはやりたいと思わないので、やりたい有志がいればやってくれるんじゃないかなきっと。

あえていままでブログで明言はしていなかったんだけど本当によい会社だと思っている。 話す内容は尽きないんだけど濃厚、濃密な3ヶ月を経て、ステップアップのための3ヶ月に突入したなと思っています。 今後もよりよいプロダクト開発のために邁進していく所存でござる。

なお、環境が変わったからかチームメンバーの影響なのか精神面でまいっていたのが 入社1ヶ月後の1on1で自分に対する評価を聞いてからほとんどなくなった。 自分ができなくてもチームのみんなが頼れるって気持ちになれたのがぼくには良かったのかもしれない。

元々は2〜3ヶ月くらい転職活動しながら精神を整えられるといいなと思ってたんだけど 逆に忙しく、はっきりとした目標に邁進していたのが余計なことを考える時間を減らしてくれて結果としてよかったのかもしれないっていまは思ってます。 そういう意味でもリリース直前、直後に関われたのはいいタイミングだったのかも。

ただの会社紹介で終わってしまったけどまあそんな感じで楽しく働いてます。 あと何故かマネーフォワードに入ってから以前までは1mmも上がらなかったLAPRASのスコアが微増しています。 書いてるコード量はむしろ減ってるし、技術的な難易度もどちらかというと前職のほうが高かったはずなのに……何故? (推測としてはレビューしているユーザとレビューされているユーザの数が何かしらの係数になっててそれで増えてるのではないかと疑っている)

会社の宣伝

会社の紹介資料はこちら

www.slideshare.net

京都拠点の紹介はこちら

moneyforward.com

京都拠点の求人はこちら、いまメインで募集している職種はRails/Goのエンジニアなんだけど他にこういうことがしたい!って人がいたらまずはカジュアル面談とかで希望を伝えてもらえるともしかすると東京や福岡、ベトナムなどの他の開発拠点をお伝えすることができるかも。 ただ京都にいるけど他拠点のエンジニアとして働く、みたいなのはいまの体制だと厳しい(いまは逆にフルリモートになったからそういう人にはチャンスかも)

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